古道歩き

高取城跡から壷阪寺へ。秋を楽しみました

自由参加の会の"高取山から壷阪寺"ハイキング、 参加者は今年最高の25名でした。 最高と言えば、連日コロナ感染者数増加について の報道がテレビ等を賑わしており、 何とも、落ち着かない日々が続いています。 高取山の高取城跡は、 日本一の山城と言われて…

口千丈山から伯母子岳縦走、帰りは小辺路

自由参加の会の"口千丈山から伯母子岳" ハイキングを楽しみました。 参加者は18名でした。 コースは奥仙丈林道の伯母子岳遊歩道入口から 稜線道を歩き、伯母子岳、 帰りは、小辺路を通り大股へ。 ありがたいことに、 ここで、ジャンボタクシーが待機、 秋の…

キノコのオンパレード、鏡石山から曾根田峠へ

自由参加の会による "鏡石山から曾根田峠越え" のハイキングを楽しみました。 参加者は新規会員の2名を含め22名でした。 コースは海南駅から別所越えを経て 鏡石山に登り、藤白山脈を西へ、 鯛の峰・熊尾寺山・大野城跡をたどり、 曾根田峠から海南駅に戻っ…

西熊野街道の道普請 part2 (中原茶屋跡まで)

又、また…の、part2の"西熊野街道"歩きです。 今回の主とする目的は 西熊野街道の道普請です。 秋雨電線がうろちょろしている土曜日、 思っていた以上の青空、ついていますねぇ。 しかし、まだまだ暑さが残っています。 そして今日は、道留めの丸太一本を か…

西熊野街道の道普請、ハネオキの滝へ

又、また…又の、"西熊野街道"歩きです。 といっても、 今回の主な目的は西熊野街道の道普請です(part1)。 このところの雨続きで、 道普請に暗雲…と思っていたところ。 二日ほど前の天気予報で、 "雨は降らないらしい"、 むしろ晴れ予想に修正され、 集合場所…

護良親王が走って逃げたという"王走嶺"

いつもお立ち寄り下さり、ありがとうございます。 暇つぶしに、読んで見て下さい。 今日は、前々回(2020.4.12)に紹介しました "囁山"西隣の王走嶺について、 考えてみようと思います。 王走嶺は、昭和7年発行の西田正俊氏の著書 『十津川郷』には、 「王走山…

大塔宮(護良親王)ゆかりの"善山"について

全国に緊急事態宣言が拡大され、不要不急の 外出自粛…人との接触機会の8割の削減と…、 何かと気持ちが沈みがちになってしまいますが…。 ここでは、ちょっとばかりの頭の体操と 暇つぶしに読んでみて下さい。 今回は、前回4月12日に、取り上げました "囁山(卯…

小森からの西熊野街道を歩く

また、また 「西熊野街道」の古道を歩いてきました。 西熊野街道は、奈良県五條市と十津川村を 南北に結ぶ、かつての幹線古道で、 明治初期、漢学者の藤沢南岳が熊野への 旅に際し、西熊野街道を歩います。 その時の紀行文「探奇小録」には、 小森周辺の状況…

2020年版「高野山・熊野古道」のもくじ

51.山と高原地図 2020年版 [高野山・熊野古道・伯母子岳] 今回の『山と高原地図シリーズ』の2020年版「高野山・熊野古道 伯母子岳」は、 『十津川郷村誌』復刻版に取り纏められた 山・谷・滝・古跡等々について、出来得る限り の調査を試みるとともに、他資…

2020年版の『高野山・熊野古道・伯母子岳』

私ごとで恐縮ですが… 昭文社の『山と高原地図』シリーズの 2020年版 「高野山・熊野古道 伯母子岳」が、 出来上がりました。 昨年の夏頃までの調査取材の結果について、 改訂・追記をしています。 よろしければ、手に取って読んでください!! 今回の2020年版…

高野山古道、ひうら坂から黒河道へ

「玉川峡を守る会」のメンバーと ”ひうら坂から黒河道” の古道を歩いてきました。 つごいの森をスタートし、 黒河林道からひうら坂を登り、 黒川峠・雪池山・黒河道を周回しました。 ひうら坂は、以前から気になっていた 高野山古道のひとつです。 「橋本市…

トロトロ坂から桃太郎岩、保全ウオーク

F氏の紹介で、トロトロ坂の保全ウォークに 参加させていただきました。 片川公民館をスタート、トロトロ坂を登り、 風吹峠で昼食、桜峠、桃太郎岩を経て、 片川に戻ってきました。 各自、カマ・レーキなどで、杉の枝や落ち葉、 倒木の除去などなど…。 私はも…

馬越峠から天狗倉山を経てオチョボ岩へ

"思い立ったら吉日" "いざ-、伊勢路へ"、 伊勢街道の馬越峠から天狗倉山を 周回してきました。 あっちこっち…、寄り道をしたため、 スタートが午後の2時少し前…。 山登りの鉄則からは大きく かけ離れてしまいました。 …と思って、 歩き出しましたが、 同じ…

小森から西熊野街道を経て中原へ

又、また…、"西熊野街道"再チャレンジ、 小森集落から中原を目指しました。 Mさんの紹介で集まった十津川村在住の方々、 そして、私の友人、総勢8名の大所帯です。 西熊野街道については、『十津川郷村誌』の 池穴村村誌の項に 「北方ノ山崎村境ヨリ本村ノ前…

大塔宮旧跡「旗見」から小原峰へ

十津川村の小原峰に登ってきました。 途中、以前から気になっていた 大塔宮旧跡「旗見」に立ち寄ってきました。 小原の集落の上部まで登ったところで、 アンシハウラ山・大森山にガスがかかり、 幻想的な光景に、 しばし、 カメラのシャッターを押し続けてい…

那知合の西熊野街道を周回

またまた十津川村の古道歩きです。 Mさんの紹介で、那知合周辺の西熊野街道を Uさんに案内していただきました。 那知合集落をスタート、明治12年に造られたと される明治道(向井峯道)を登り、大師堂跡を 経てヒクタワへ。 その後、妙圓越えの西熊野街道から …

朝明渓谷からハライド・国見岳・根の平峠を周回

"雨模様"の天気予報に、一時は中止も…、 急遽、決行。 結果的にはラッキーな一日になりました。 千草街道の伊勢側からの入口、朝明渓谷を スタート、まずは激登りでハライドへ。 急下降し、ふたたび激登り、キノコ岩、 国見岳、根の平峠を周回、 朝明渓谷に…

不動坂から弁天岳へ。紅葉の壇上伽藍

四季折々の高野山を訪れるのが、 年課のようになっており、 今日は、久しぶりに不動坂を歩いてきました。 今日歩いたコースは、女人堂から旧不動坂 (大正4年に県道として改修される前の道)を 極楽橋まで下ったのち、 不動坂(現在の県道)を女人堂まで登り返し…

牛廻越えを経て大峠山・牛廻山・冷水嶺

牛廻越えの古道を探索し、 大峠山・牛廻山・冷水嶺を歩いてきました。 紅葉は見ごろ、 爽やかな秋の空気を満喫しました。 牛廻山は牛廻越えの頂点で、 和歌山・奈良の県境に位置し、 「その昔、小又川から仔牛を連れて山道を登り、 一方の迫西川からは親牛を…

弘法大師ゆかりの見残し滝

『十津川郷の昔話』に、 弘法大師ゆかりの "見残し滝"についての 記述があります。 「上湯川の上流、古谷[ふるや]川に 今でも"見残し滝"というのがある。 これは、大師さまが、谷々を調べ数える うちに、この滝だけ見落したらしく、 それでその名がついた…

うひゃ~、谷の水量は半端じゃありません。松平谷の滝へ

このところの雨続きながら、意を決して、 以前から気になっていた 松平参詣道沿いの 滝撮影に出かけてきました。 うひゃ~、谷の水量が半端じゃありません。 しかし驚いてばかりは、いられません。 まずは松平谷に架かる橋の上から 穴口の滝を撮影。 マイナ…

大和三山(畝傍山・香久山・耳成山) の山歩き

いつも当ブログへ、 お立ち寄り下さり、 ありがとうございます。 思いつくままに…ただただ、 山への思いを書き綴っています。 さて今回の山は、久しぶりに、 都会の山、大和三山(畝傍山・香久山・耳成山) の山歩きです。 自由参加の会の6月の例会です。 [畝…

太尾尾根から不動地ノ嶺へ

赤木越道シーズン2の "不動地ノ嶺"の尾根道を歩いてきました。 赤木越道シーズン1の "不動地ノ嶺から迫辻へ(2019.4.17)"に 引き続いてのシーズン2です。 シーズン1の記録です↓ 「この日に限って、暑さもひと休み…」 何ともありがたい一日になりました。 さ…

大峰道 中原・今井から天狗木峠を経て陣ヶ峰へ

蒸し暑い梅雨に突入まで後少し…、 今のうちに歩いておかないと…。 という訳で、高野山と大峰山の 二大霊場を結ぶ大峰道を歩いてきました。 大峰道は、高野山と大峰山を結ぶ道で、 かつての山上詣で、いわゆる"講"の道として、 賑わったルートです。 そして修…

小森から中原へ、西熊野街道を歩く

マイナーだけど、気になっていた 西熊野街道の探索に行ってきました。 [3D_GPS軌跡] [西熊野街道] 前回5月の古道探索で、 中原谷沿いの道に山抜けがあり、 やむなく撤退したことから、 今回は、十津川村のかつての中心地、 小森集落から、 中原集落跡を目指…

西熊野街道、山崎から中平茶屋跡へ。

昨日は松平参詣道を歩き、十津川温泉で泊、 今日は、山崎から小森に向かう西熊野街道を 歩いてきました…と、 書きたいところですが…。 さて、漢学者藤沢南岳が明治19年に 十津川村を旅したときの紀行文「探奇小録」 に、西熊野街道のことが記されています…

松平参詣道を経て玉置神社・コリカキ谷へ

玉置神社の松平参詣道を歩いてきました。 本コースは『近畿自然歩道』の 「玉置山 神代杉を訪ねるみち」にも 選定されています…。 玉置(たまい)川集落は、 "玉置神社一の鳥居"の内側、 神域内に位置し、かつて宿坊もあったようです。 また『十津川郷村誌』玉…

天文堂・樅の木峠・梅津呂越から年中岳へ

天文堂から梅津呂越えの古道を歩き、 年中岳に登ってきました。 【梅津呂越の古道】 古道がいつまでも続いてほしい!!… 梅津呂越えは、 かつて日高川で筏流しが行われていた頃、 帰路、筏師たちが利用した道と云われています。 日高川町寒川から樅の木峠・河…

不動地の嶺から迫辻へ。釈迦ヶ嶽登拝の道

2月に歩いた「ヒバン平嶺」から続く 稜線道を歩いてきました。 hikojima.hatenablog.com 中谷の集落は、畔田翠山の『和州吉野郡群山記』に 釈迦ヶ岳登拝の経路として 「中谷村 釈迦嶽へ六里。 人家十四、五軒有り、この所より 迫村へ行く道有り…(中略) 沢の…

"七郎桜"と旧龍神街道 五ツ辻から三本杉 

満開の枝垂れ桜の期待を膨らせ 市原の「七朗桜」へ。 市原の「七朗桜」 第一声「わぁー」、 その後に続く言葉は「きれい…」。 枝垂れ桜が、朝日を受けて、いっそう鮮やかに…、 感激と興奮に、メンバー一斉に 車から飛び出しました。 私たちが今日の一番乗り…