又、また…の、part2の"西熊野街道"歩きです。
今回の主とする目的は
西熊野街道の道普請です。
秋雨電線がうろちょろしている土曜日、
思っていた以上の青空、ついていますねぇ。
しかし、まだまだ暑さが残っています。
そして今日は、道留めの丸太一本を
かついで登ります。
しかし…
旧十津川村役場までの登りが…、
最初にして、こたえました。
いっきに汗が噴き出し…
歩き出しから、しばらくして、
2ヶ月前に整備した道が、もしやの道の崩壊…
"嫌~な"予感!!の始まり…。
しかし、前回修復した道が見事に
歩きやすくなっていたり…も、
まぁ-、この程度は、良しでしょう。
前回同様、黙々と皆さん汗を流しました。
(ヒル対策ばっちり?!!でした…)
今回、アメリカ人のBさんの助っ人もあり、
道普請は、少しづつですが、
前進しつつあるような?。
7月の道普請の時に比べて、
中原谷の水量はやや少なめ…ということで、
中原谷を渡渉し、中原茶屋跡まで。
小森から山崎への開通も、近いような?。
そして、2ヶ月前に見たハネオキの滝も健在でした。
ちなみに、『十津川郷村誌』の「池穴村村誌」に、
中原橋と羽根渓(ハネオキダニ)についての
記述を見つけましたので、抜粋しておきます。
ここで、ハネオキの滝の位置を
特定できたことにより、
自ずと羽根渓の位置の特定にも至りましたが、
羽根渓以外の位置が分からないのが残念です。
どなたかご存じの方がおられましたら、
メッセージ等頂けると嬉しいです。
「広尾渓ト云フ(下流ヲ中原谷ト称ス)、
其流レ一里余、蛇流シテ谷ロニ至リ十津川ニ入ル、
此渓流ニ橋梁アリ、中原橋ト云フ
(其長六間六寸、幅五尺八寸ナリ、
熊野街道ニ属ス)
…(中略)…
南方ニ出ツル渓水ヲ沼田渓(ヌタダニ)・
赤土渓(アカツチダニ)・羽根渓(ハネオキダニ)・
長野渓・池野渓・大窪入渓(オオクボイリダニ)・
総山渓(ソウヤマダニ)ト云フ、
皆南流シテ広尾渓ニ落ツ」
【行動図】
【ビフォー・アフター】
【ユズリハの群落】
【中原谷の徒渉点でのひととき】
【ハネオキの滝】
【中原橋】
【中原茶屋跡】
【池穴の集落を望む】
【帰りの道からアンシハウラ山を望む】