牛廻越えを経て大峠山・牛廻山・冷水嶺

f:id:hikojima:20191106134542j:plain牛廻越えの古道を探索し、

大峠山・牛廻山・冷水嶺を歩いてきました。

紅葉は見ごろ、

爽やかな秋の空気を満喫しました。

 

牛廻山は牛廻越えの頂点で、

和歌山・奈良の県境に位置し、

「その昔、小又川から仔牛を連れて山道を登り、

一方の迫西川からは親牛を引き連れて来たり、

この山頂で親牛と仔牛の交換が行われた…

(『龍神村村誌』)」ことが山名の由来です。


また、西隣の大峠山は、

「小又川から牛廻山に至る旧道と

三ツ又方面から牛廻山に通ずる山道の交差点に

当たり、峠からの展望は雄壮闊大で古くから

多くの旅人はこの地で休息した…

(『龍神村村誌』)」が山名の由来とされています。

 

牛廻越えの状況について…、

牛廻山から大峠間は、

倒木、小さな崩壊跡があったものの、

古道の痕跡は残っていました。

小さな崩壊地は、迂回必要です。

牛廻山から林道出合の上湯川分岐間については、

わずか古道跡が見られたものの、

痕跡を見つけることが困難な状態でした。

林道分岐(上湯川分岐)に、

地蔵尊2体が祀られていました。

林道分岐から冷水嶺間は、

林道によって壊滅状態。

古道は、人の往来がなくなると、

どんどん風化してしまいます。

寂しい限りです。

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[蟻の越から少し登った展望地から大峰山系を望む]

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[牛廻山への登路]

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f:id:hikojima:20191106134648j:plain[牛廻山山頂]f:id:hikojima:20191106134710j:plain[大峠山を望む]

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[大峠]

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[崖又山方面を望む]

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[護摩壇山を望む]

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[ヒヨキノタワの地蔵]

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[上湯川分岐の地蔵尊]

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[上湯川分岐の地蔵尊]

左上が冷水嶺に向かう林道。

右下が上湯川への古道

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[冷水嶺に向かう林道]

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[林道から果無山脈・冷水山を望む]

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[冷水嶺の山頂(三等三角点)]

点名:手廻峠(俗称:手廻峠)

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【コースタイム】
蟻の越し(8:50)~(10:05)牛廻山(10:10)~(11:10)大峠~(11:40)大峠山~(12:35)展望地(13:20)~(13:35)牛廻山~(14:05)林道出合~(14:55)冷水嶺(15:00)~(16:00)林道出合~(16:40)蟻の越し