久しぶり西熊野街道の道普請

コロナ感染が少し落ち着きを見せる中、

久しぶりの西熊野街道(「にしくま」)の道普請(part5)です。

好天気にも恵まれ、

山崎の公民館前広場に集合し

(今回、友人のS氏も参加)、

池穴茶屋跡、

そして中原谷の徒渉点を目指します。

久しぶりの道普請ということで、

以前、修復したところに草が茂っていたり、

崩れていたり…、

一般的の"いたちごっこ"と言った状態でしょうか?。

ともあれ、初期の頃と比べ、

少しばかり、歩きやすくなったような…、

そんな感じです。

さて、今回の道普請は、

茶屋跡から中原谷徒渉点に

至るところの山抜けの状態確認と、

復旧方法を考える…というのが、

大きな目的です。


池穴茶屋跡で、腹ごしらえをした後、

いよいよ目的の山抜け地点へ。

山抜けについては前回と

大きく変わっていないものの、

当然ながら、

この状態では、到底、前には進めません。


もちろん、橋を架けるという

大がかりな方法がとれないため、

巻き道のルートを上に下に探索、

しかし、いずれも傾斜が厳しいと言うことで、

巻き道については残念。

その後、試行錯誤した結果、

山抜け地点に立ち塞がっている

大岩の下を掘り下げ、

大岩の下の木の根との

僅かな空間に平坦地を造る

という方法で落ち着きました。


このあたりは傾斜が厳しく、

他に復旧方法を見つけられず、

いわゆる現行の古道ルートを修復しよう

ということで纏まりました。

と言うことでしたが、

もちろん足場も悪く、

なかなかの重労働に黙々と汗を流しました。

そして、1時間余りの作業の末、

ようやくほぼほぼの完成でしょうか?。

かつての古道が蘇った瞬間の達成感は、

ひとしおです。


作業に夢中で、今回も写真は少なぁ目!!!です。

しかし、今回の作業で、

西熊野街道の古道が山崎から中原谷の

徒渉点あたりまで、繋がり、

無理なく歩けるようになりました。

次回は、ほぼほぼ完成した山抜けの

完全復旧を目指したいと思います。

f:id:hikojima:20211123094201j:plain

f:id:hikojima:20211123094208j:plain

f:id:hikojima:20211123094216j:plain

f:id:hikojima:20211123094221j:plain

f:id:hikojima:20211123094225j:plain

f:id:hikojima:20211123094229j:plain

【池穴茶屋跡】

f:id:hikojima:20211123094233j:plain

f:id:hikojima:20211123094326j:plain

f:id:hikojima:20211123094236j:plain

【山抜け地点】

f:id:hikojima:20211123094249j:plain