紅葉のまっただ中の奇絶峡から高尾山へ

和歌山県リフレシュプランを利用しての

自由参加の会のバスハイクで、

紀伊田辺市の高尾山に登ってきました。


定員の半数でのバスハイクということで、

バス内はゆったり。

半分の費用で、2000円分のクーポンが頂ける

という経済活性に一役買っての?…

ありがたいプラン。

段取り隊長による段取りで実現しました。


その上、見ごろの紅葉に

雲一つない最高の山日和です。

コロナ感染が落ち着いていることも

あってだろうか、

奇絶峡の駐車場は満杯状態、

そして観光バスから紅葉見物の観光客が

次から次へ…と、

滝見橋付近は、

まさに三密状態?です。

私たちは、ここ奇絶峡から

近畿自然歩道を登って

高尾山山頂を目指します。


ちなみに高尾山と言う山名は、

奈良時代和気清麻呂が愛鷹の死を弔うため、

山城・備前、そしてここ紀伊の高尾山に、

それぞれ鷹の尾を分葬し、

伽藍を建立したのが始まりとされています。

そして田辺市周辺の村々から朝に夕に

眺められた高尾山は、

古くから親しまれてきた山で、

小・中学校の校歌の歌詞に

多く取り上げられています。

たとえば、

市立第一小学校では

「強き心は朝夕仰ぐ 鷹尾の山の姿に…」

市立第二小学校では

「高雄山かがやき映えて…」

上秋津中学校では

「…高雄山 晴れてさやけし…」

秋津川中学校では

「仰げば遥か…高雄の峰…」等々。

まさに高尾山は、

「ふるさとの山」とも言えそうですね。

さて、我々は、堂本印象画伯が描いた

磨崖三尊大石仏へ。

集合写真をパチリ…。

どっしりとした山容の高尾山からは、

凡そ想像できそうにもない

急斜面の登りが続きます。

「ふるさとの山」高尾山が多くの

イカーから親しまれている言う証だろうか、

この日、すれ違う登山者が

いつもに増して多いようにも感じます。

総勢25名の私たちも

その一組ということでしょう。

傾斜が緩むと山頂はもうすぐ。

東の展望台からは、

大塔山・法師山・百間山を始めとした

大塔山系の山々、

そして目の前に槇山、

足元に潮見峠越えの熊野古道等々の

眺望が思いのまま。

コロナは何処へやら、

ワイワイガヤガヤの賑やかな声が、

山々に吸い込まれ…

ひときわ気持ち良く感じられました。

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GPS軌跡】

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【奇絶峡・滝見橋】

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田辺湾を望む】

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【東の展望台から大塔山系の山々を望む】

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【下山道から三ツ星山方面を望む】

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