龍伝説の草谷寺から龍頭塚、龍胴塚を経て中葛城山へ

自由参加の会」の例会で、葛城山に登ってきました

4月度の例会ハイキングは、

紀泉高原の中葛城山す。

 

で、中葛城山って、どこ?…

と、聞かれてしまいそうですが…。

ダイヤモンドトレールの通り道!!

という印象が強く、

存在感の薄い山というが事実です。

しかし、なんの何の、

今回のコースから山頂を目指すと、

これまでの中葛城山という

山の印象を大きく変えてくれます。

天気に恵まれての総勢16名の

パーティです。

JR五条駅五條市

コミュニティバス「ゴーちゃんバス」

に乗車。我々以外の乗客は2名でした。

田園2丁目バス停下車、

料金設定は良心的な200円。

我々が降りると、乗客はゼロに…。

 

住宅街を抜け、草谷寺へ。

ここは龍伝説の残る村です。

付近の村を荒らし回っていた

大龍を修験者が退治しようと、

数珠を振り上げたところ、

龍の身が3つに切れ落ちた。

祟りを恐れた村人は、

龍の亡骸、三ヶ所(頭、胸、尾)

塚を作り、それぞれに龍頭寺、

龍腹寺、龍尾寺を建立したとのこと。

体が3つに切れて…という話は、

全国的に、多くみられる話です。

 

草谷寺は、三寺を併合して

建てられた寺で、龍胴塚近くには、

かつての草谷寺跡が残っています。

山道に入ると、

いきなりの急登となり、

旧草谷寺を経て龍頭塚、

龍胴塚、三角点「北山」へ。

いや~、さすがに、

さすがにきびしい登りです。

しんどい…しんどいの

さわやかな皆さんの声?と…、

さわやかな春空、

そして今が見頃の新緑?にも

助けられながら、

一歩一歩、歩を進めていきます。

三角点「北山」で、

やや傾斜も緩やかにはなったのものの…、

道が怪しくなり…、

笹原へと突入、

その後、ダイヤモンドトレールに合流。

左へ少しで、中葛城山山頂です。

といっても、

「中葛城山」の

大きな山頂標識がなければ、

そのまま通り過ぎてしまいそうな

ところです。

しかし、ここに至る登行で

葛城山の印象が変わること間違いなしです。

ダイヤモンドトレール縦走路脇の

葛城山山頂で、日向ぼっこ昼食。

これもなかなか乙なものです。

さて、さて…、

せっかく苦労して登ってきた山でしたが、

帰りは久米野峠から北宇智駅へ、

高速道なみの登山道をルンルン…。

 

春の一日、例会ハイキングを満喫しました

【位置図】

GPS軌跡】

【神社に参拝】

【中葛城山を望む】

【草谷寺】

【草谷寺境内の経文塚】

大峰山系の山々を望む】

【龍頭塚】

【新緑がまぶしい】

【龍胴塚】

【三角点・「北山」】

【中葛城山山頂】

【久留野峠

大峰山系を望む】

左から山上ケ岳、大日岳、稲村ケ岳、バリゴヤの頭、そして弥山。

【藤岡家住宅】


【コースタイム】

JR五條駅(9:13)—(9:16)[ゴーちゃんバス](9:16)-(9:35)田園2丁目バス停(9:40)(10:15)草谷寺(10:25)(10:40)登山道入口~(11:15)草谷寺跡~(11:35)龍頭塚~(12:24)龍胴塚~(12:45)北山~(12:55)葛城山(13:30)(13:40)久留野峠(13:50)(15:40)JR北宇智駅