ブログ更新が前後してしまいましたが…、
熊野古道に繋がる道『奥辺路』の
「新子から箕峠・白口峰(しらくちみね)」
の様子をブログ公開します。
『奥辺路』は、龍神村の
「龍の里づくり委員会」の方々によって、
「幻の熊野古道」と称して、
古道整備が行われている道です。
今回の目的地を白口峰に設定、
花園村新子からのスタートです。
まずは、箕谷川沿いの林道に入って、
箕峠を目指します。
かつての古道を拡幅して
造られたとされる林道を進むと、
至るところで倒木等が目立ちます。
とはいえ、歩行には支障ない程度かと…。
林道終点からは九十九折れの道が続きます。
部分的に、狭くなったり、
やや不明瞭な箇所があるものの、
道幅が1~2メートル程あり、
かつて多くの人々が利用した道で
あったことがうかがえます。
そして古びた「奥辺路」の
テープが道案内です。
やがて古道は高野龍神スカイライン
に合流、箕峠へ。
ここ箕峠から東へ下ると
野迫川村の人々は、
この峠を登って有田方面に向かったので
有田街道とも呼んでいたようです。
一方、奥辺路は、
平行して竜神温泉へと向かうことになります。
千丈(せんぞ)平からは
ビクニ坂で呼ばれていた道を白口峰へ。
山頂からの展望は期待できませんでしたが、
ミツバツツジの花が満開でした。
白口峰からの帰路、
後方から登山者らしき声が…、
しばらくして「こんにちは」と…、
1組の男女が追いついてきました。
「どこから…」と声をかけると、
”ヤマップ”に白口峰という山が
近くにあったので、
ちょっと立ち寄りました。
近くに車を止めて登ってきたのですが…、
道を見違えて…」とのこと。
「いや~、驚きました。
白口峰って、
かなりマイナーな山と思うので…、
私以外にも、
好きものの方がいたようですね(独白)」
それにしても元気なお二人です。
千丈平で、二人とは別れ、
もと来た道をいっきに
下って新子へと戻ってきました。
【コースタイム】
新子(8:40)~(8:45)観音堂(9:00)~(9:30)林道終点~(10:30)箕峠(10:35)~(11:30)白口峰(12:00)~(13:15)箕峠~(14:05)林道終点~(14:45)新子
【新子の一事稲荷】
【観音堂】
【新緑がまぶしい】
【古道】
こんなところも…
【箕峠】
【箕峠の地蔵尊】
【4等三角点「東谷」】
【白口峰の山頂の三等三角点白口峰】
【ミツバツツジ咲く白口峰山頂】