木ノ本街道から玉置神社・玉置山を登ってきました

木ノ本街道から玉置神社を経て玉置山、

玉置川集落へと周回しました。

 

今回のハイキングは、

西熊野街道再生プロジェクトによる

はじめての公開ハイキングです。

前日に西熊野街道ハイキングを

予定していたものの、

あいにくの雨で中止となり、

結果的に2日目の

玉置山ハイキングのみを

実施することになりました。 

十津川村の最南部、

玉置川(たまいがわ)小学校跡に集合。

昨日の天気と、うって変わり、

最高のハイキング日和。

主催者の挨拶、

参加者の自己紹介、

玉置川集落の歴史等についての説明があり、

ハイキングをスタート。

まずは木ノ本街道の松平谷へ。

木ノ本街道は、

熊野の木ノ本から

松平集落(現在は消滅)を経て

玉置神社へとつながる参詣道で

「松平参詣道」とも呼ばれています。

明治初期には、

木材搬出の木馬道としても

利用されています。

昨夜までの雨により、

増水した谷を眺めながら

緩やかに登っています。

松平集落跡近くの林道広場で、昼休憩。

その合間に、松平集落の墓地へ。

ここには廃仏毀釈以前の

僧侶の墓碑「玉置社僧墓」と

「三界万霊塔」が建てられています。

三界万霊塔とは、

欲界(欲の世界)・

色界(物質の世界)・

無色界(精神だけの世界)の

三つの世界を指しており、

この世の生き物全ての霊を

この塔に宿させているものとされています。

その後、玉置神社に参拝、

玉置山を往復したのち、

玉置川小学校跡へと戻ってきました。


「とにもかくにも、疲れました」

「それでも気持ちよく、

楽しく歩けました」

「近場で、

このような道があることを知りました」

「また企画があれば参加したいです」

「明日あたり筋肉痛です」等々の

感想をいただきました。

老若男女が一堂に会し、

子供たちの賑やかな声にも

癒された一日となりました。

さて、これから4時間ほど掛けて、

自宅に戻ります。

…が、さすがに「疲れました!!」

GPS軌跡】

弘法大師像】

【玉置川集落から穴口の滝に向かう道】

産土神の玉石神社】

【穴口の滝】

木ノ本街道】

【次々と滝が現れる】

【伐採地を抜けて…】

「玉置社僧墓」(左)と「三界万霊塔」(右)】

【玉置神社】

【玉置山山頂】向こうに宝冠の森を望む

【犬吠槍】

【玉置辻】

【玉置川参詣道分岐に立つ道標】

地蔵尊

【コースタイム】
玉置川小学校跡(9:35)~(9:40)穴口の滝~(11:45)林道出合[昼休憩](12:20)~(12:35)鉄ハシゴ~(13:00)玉置神社(13:20)~(13:35)玉置山(13:40)~(13:55)玉置神社(14:00)~(14:35)本宮辻(14:40)~(14:55)分岐~(15:45)玉置川小学校跡