役行者の「久米の石橋」伝説で 知られる岩橋山へ

岩橋山は、大阪府河南町

奈良県葛城市の府県境に位置する

標高658mの山で

「ダイヤモンドトレール」の

通過点の山ですが…、

西山腹には、巨岩・奇岩が点在し、

2007年、2018年以来の3度目の山行です。

久しぶりにN氏との二人山行です。

近つ飛鳥風土記の丘駐車場からスタート。

公園の周回遊歩道から平石城跡へ。

平石城跡と書いて、

「ひらいわじょうせき」とも読むようです。

平石バス停に出て、

今回は、Cコースで登ります。

以前はBコースで登っています

林道終点まで進んだのち、

いっきに高度を上げ、

大岩のひとつ胎内くぐりへ。

思いのほか立派でした。なおも登って、

山腹道をトラバース、Bコースと合流、

ここで、いったん尾根を下って、

鉾立石 ・鍋釜石を往復。

その後15分ほどの登り返し、

分かっていながら、

これが結構つらい。

ひと休憩ののち「久米の石橋」へ。

昔、役の行者が、奈良の山神、

一言主神(ひとことぬしのかみ)に命じて、

葛城山から吉野金峰山(きんぷせん)に

岩の橋を架けることを計画、

しかし、完成することなく、

そのまま取り残されたのが、

ここ「久米の石橋」といわれています。

まことしやかな伝承が『河内名所図会』に

取り上げられており、

絵図掲載されています。

「久米の岩橋」からは岩橋山山頂はすぐ。

日陰に入ると、

少しばかり肌寒く感じますが、

歩くには最適で、新緑もきれいです。

私たちが昼食を取っている間に、

登山者が二人ほど登ってきましたが、

そのまま通過していきました。

やはり通過する?山なのでしょうか。

帰りは、平石峠から高貴寺・

盤船大神社を経て風土記の丘に

戻ってきました。

それなりに長い行程の一日

振り帰ると、

大きな山塊の岩橋山が印象的でした。

GPS軌跡】

【岩橋山マップ】

 

【河内名所図会より】

風土記の丘公園を抜けて】

【もみじ滝】

【胎内くぐり】

【鉾立石】

【久米の石橋・不動明王像】

【おいしくいただきました】

【平石峠・経塚】

【帰路、岩橋山を望む】

 

【コースタイム】

近つ飛鳥博物館駐車場(8:50)~(9:10)展望台~(9:35)平石城跡分岐~(9:50)平石バス停~(10:05)もみじ滝(10:10)~(10:20)Cコース入口~(11:05)胎内くぐり~(11:25)鍋釜石~(11:40)久米の石橋~(12:10)石橋山(12:40)~(13:10)平石峠~(13:50)高貴寺~(14:10)盤船大神社(14:15)~(15:25)近つ飛鳥博物館駐車場