孝子の森から学文字山へ

自由参加のハイキングで、

総勢20名、「孝子の森から学文字山」へ。

昨日までの暖冬から一変、

朝からは冬将軍の到来…となりましたが、

ときおり陽も差し込み、

「ほっこり」とした一日を楽しみました。

[3D-GPS軌跡]

第1休憩所から宝樹寺に帰る途中、ソーラー発電建設のための作業道造成が進められていました。景観が以前歩いたときに比べて大きく変わっており、登山道など、"お構いなし"の状況です。悲しいですね。

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南海孝子駅に集合、

孝子の森から犬飼谷峠・東山分岐を経て、

学文字山へ。


台風による倒木等を心配していたものの、

そんな心配は何処吹く風です。

きれいに道普請されており、

その上、以前歩いたときに気づかった

真新しい道標も…。

おそらく地元の方々によるボランティア

だと思われますが…。

こうした方々によって、

難なく歩くことが出来ているのだと思うと

頭が下がります。

空気が澄みわたり、

淡路島から明石海峡大橋、六甲の山々まで、

一年を締めくくる一日となりました。

 

ちなみに、帰路、深日駅近くの化石の寺とも

呼ばれる宝樹寺に立ち寄りました。

小学校の教室ほどの広さの展示室には、

紀淡海峡から引き上げられたという

ナウマン象の化石や中国製の青磁器などが

所狭しと展示されていました。

又、ここ宝樹寺はかつて役行者草創の

泉南飯盛山

千間寺(新義真言宗根来寺の末寺)の下寺

であったようです。

その後、戦国時代の頃、

和泉と紀州の村人との間に、

山林の境界争いが起こり、

永い間、流血の戦いが繰り返され、

これを見かねた紀州梶取本山(西山浄土宗

の哲翁託賢上人の仲介で、

両者の間で和議が成立、その恩義に感銘し、

ここ宝樹寺は、

真義真言宗から梶取総持寺末寺(西山浄土宗)

に改宗したと伝えられています。

いわゆる、この山林の境界争いが、

大阪府和歌山県の府県境に…

関係しているようです。

歴史というのは、面白いですね。

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[GPS軌跡]

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[孝子の森へ]

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[縦走から泉南飯盛山を望む]

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[学文字山の展望台から紀淡海峡を望む]

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[下山開始]

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[下山途中から学文字山を望む]

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[第一休憩所から淡路島を望む]

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[ソーラー建設で造成された林道脇から登山道へ]

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[造成地から学文字山を望む]

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[宝樹寺]

本堂左手の"展示室"に案内していただく

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本日のアップダウン記録

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【コースタイム】
南海孝子駅9:30-9:43孝子の森イベント広場9:50-10:05客山展望台10:15-10:22犬飼谷峠-10:50東山分岐-11:20学文字山道出合-12:00学文字山-12:05南学文字山[昼食]12:45-13:10第1休憩所13:15-13:35宝樹寺14:05-14:12南海多奈川線深日駅