黒河道を経て国城山・国城神社へ

最高のハイキング日和に恵まれ、

熊野参詣道・黒河道経由で国城山に登ってきました。

橋本駅で、簡単なストレッチに、

早々にひと汗…そしてスタート。

まずは、黒河道の入口に建つ定福寺へ。

その後、柿畑の間を縫いながら高度を

上げていきます。

つい最近まで雪が降っていたと

思えないような心地よい?暑さ。

ふた汗かいて、

五軒畑岩掛観音の広場でひと休憩。

桜のつぼみは、堅そうです。

地元の方の話では、

「ここは以前、水田があったところで、

牛を使って水田を耕していた」とのことだ。

確かに、到底、機械などは、無理そうです。

それにしても、かなり昔のことだろうが…。

当時は大変な労苦だっただろうと思います。

古道整備をしながら、

世界遺産に登録されたものの、

地元には、良いことはひとつもない!

と嘆いていたのが印象に残りました。

私たちにとっては、

「ご苦労様です」と言いたいところですが…。

さて明神ヶタワで黒河道と別れ、

国城山を目指します。

国城山山頂は、何の変哲もない小さなピーク。

ということで、早々に国城神社へ。

神社の世話人たち年度末の引継ぎということで、

境内は賑わっていました。

我々は、少し早い目の昼休憩です。

南面斜面には桜が植栽されており、

満開になれば見事だろう。

世話人の方からは

「紀見峠方面からこちらの方を眺めたとき、

山がピンク色に染まった時には、

桜が満開という合図です」

「その頃に、ぜひ、見に来てください」と、

花見を進められてしまいました。

その後、円陣を組んで、

いつもながらの近況報告。

「膝・腰が痛い」というのは定番ですが、

中には、一度は行ってみたいと思っていた

海外旅行に行ってきたという話などなど…。

優雅な方も居りました。

帰路は、東尾根へ。

気持ちよい歩きだしです、

が、ここで手痛いミス。

おしゃべりに気をとられ、

どうやら分岐を見落としていたようです。

ともあれ「ダメなら戻れば…良い」

早々に軌道修正して、縦走路に戻ると、

自然林の気持ちの良い道が続いていました。

カサコソと落ち葉を踏みしめながら、

いっきに下って、学文路駅に下山。

今日一日、雲一つない

最高の天気に恵まれた例会となりました。

皆さんお疲れ様でした。

本日の参加者は、23名でした。

 

追伸--

参加者の皆さんと学文路駅で別れ、早々に電車に飛び乗ったところ、入口近くに座っていた海外からの旅行者と思える若い青年が、突然、席から立ち上がり、席を指し示しながら、どうやら…、私に席を譲ろうとしているようでした。「何?…」「これには、ビックリ!!」。まずは丁重にお断りした次第です。というより、それなりに自覚も必要のようですね…。気遣っていただきありがとうございました。

さてさて、これで終わりではなかった…。この後、長い一日となりました。

 

【コースタイム】

橋本駅(9:30)~黒河道入口~(10:20)五軒畑岩掛観音(10:30)(11:10)明神ヶたわ(11:15)(11:35)国城山~(11:40)国城神社(12:50)~尾根分岐(13:35)(14:50)学文路駅

位置図

本日歩いたルート

橋本橋を渡ります

定福寺

黒河道り入口

眼下に紀ノ川を望む

国城神社

東縦走路

こんなところに道標石が…