高野山、摩尼山、楊柳山、雪池山へ

5月度の例会ハイキングは、

高野三山の摩尼山・楊柳山の二山と、

雪池山です。

高野三山は何度か登っており…、

今回は、三山目を

転軸山から雪池山に変更しての例会です。

さて、何かと話題の「ChatGPT」。

文章作成はもちろん、

いろいろなことを教えてくれます。

ということで、

「雪池山について教えてください?

と打ち込むと、

「雪池山は、高野三山の一つで、

標高は988メートルです。

山頂には雪池神社があり、

高野山の町や周辺の山々を

見渡すことができます。

雪池山の名前は、

山頂付近にある小さな池に由来する

と言われています。

この池は、かつて銅が採掘された跡で、

別名アカガネ岳(銅岳)

とも呼ばれます」

と、何だか、

もっもらしい回答が届きました。

しかし雪池山にはそもそも神社、

小さな池もなく、展望は皆無、

キミ、間違っているヨ…と。

ダメ出ししたくなりそうです。

ということで、

山の説明は、間違いが多く、

容易に信じてはダメだということですね。

それはさておき、

明日から1週間ほど雨?が続く…

ということで、貴重な一日、

反時計まわりで

奥の院峠から摩尼山・楊柳山・雪池山を

周回しました。

高野山では、

高野山開創1850年記念祭の

開催中ということで、

中の橋駐車場周辺は、

朝からたいそう賑わっています。

ともあれ、

いつもながら気持ちの良い歩き出しです。

その上、新緑がきれいです。

奥の院峠には、

昔から摩尼峠という道標がつけられていますが、

私は、

あえて奥の院峠という峠名を使用しています。

 

江戸時代の地誌『紀伊風土記』の

「摩尼荘」の高野道の記述に、

「南村より高野山へ越ゆる道三筋あり、

摩尼山の南にあるを奥院峠といひ…

(中略)…

又其南ニ町許を摩尼峠又水呑峠といふ」

と記述があり、

摩尼峠は、ここからは、

さらに南にある峠と推測しています。

 

いっきに登って摩尼山へ。

後ろから数人のハイカーが

追いついてきました。

二山目の楊柳山山頂で昼食タイム。

その後、黒河峠をへて、

雪池山(銅嶽)へ。

さきほどの「ChatGPT」。

別名アカガネ岳(銅岳)の説明には、

驚きましたが…、

銅嶽の名の由来について知りたいのだが…。

近くには、久保鉱山が賑わった頃もあり、

それが山名、銅嶽の由来なのか?

興味が尽きません。

後方では、いつも以上に和やか、

そして賑やかです。

先月の中葛城山ハイキングを思えば、

今日の例会は

ルンルンといったところだろうか??

ここから、

いきなりの登山道らしからぬ

急斜面を下ったのち、黒河道に出て、

子継峠を経て広谷へ。

期待の花真っ盛り。

フタリシズカクリンソウ等々、

 

花のタイミングがばっちり。

さわやかな皆さんの声?と…、

さわやかな春空、

そして今が見頃の新緑にも助けられながら…、

春の例会ハイキングを満喫しました

GPS軌跡】

 

【三山巡り碑】

奥の院峠へ】

奥の院峠】

【摩尼山】

【摩尼山から楊柳山へと向かう】

【黒河峠】

【楊柳山への登り】

【楊柳山山頂】

【雪池山】

【子継峠から広谷へ】

フタリシズカの群生

クリンソウ

高野山スキー場】

【コースタイム】

中の橋駐車場(9:50)(10:00)「三山碑」~(10:25)奥の院(10:30)(10:40)摩尼山(10:45)(11:50)楊柳山(12:20)(13:00)雪池山(13:05)(13:20)雪池峠~(13:55)子継峠(14:00)(14:40)ちりなし峠~(15:05)母子像~(15:10)中の橋駐車場