昭和山。後半にはデンジャラスな道に突入

  今回の例会ハイキングは大阪府

和歌山県の府県境に位置する昭和山と四石山です。

南海樽井駅、

そしてJR岸和田駅からさわやかバスで、

一路、わらび畑バス停へ。

バスは我々の貸し切り状態。

とはいっても。ひとり単独ハイカーも?

降り立ったバス停には、新しい車道が

出来ており、まずは登山口探しからの始まり。

そして、いきなりの登りで峠へ。

ここからは小さなピークの

アップダウンが続く縦走路です。

思いのほか、小さなピークが続きます。

  しばらくして、さきほどまでの青空が

急に薄暗くなり、白いものがちらつき始め、

そして、あたりは、真っ白に、

木の枝にも雪が積もってきました。

楠峠近くなったところで、青空が見え始め、

雪もやみ、楠峠へ。

以前とは大きく様変わりしていました。

 やがて昭和山に登頂。

昭和生まれ世代の14名での山頂制覇です。

もちろん、私たち以外のハイカーはいません。

山頂は、我々で満杯です。

山頂からは、和歌浦湾をはじめ、

名草山、章魚頭姿山、紀ノ川河口付近、

そして昭和世代にはなじみの住友金属まで、

180度の展望に、まずは満足しました。

当時の住金は、過去の話し、

現在は日本製鉄。

そして、以前に登った時には、

藪の中だったと記憶していた山頂は、

和歌山市街を望む展望地へと

大きく様変わりしていました。

 さて、狭い山頂ながら、

我々だけの模様なので、だれにも迷惑をかけずに、

それぞれに場所を確保しての昼休憩です。

その後は、いつもの参加者一人一人による、

メッセージトーク

「今年こそ、できるかぎり、

ご一緒できるように…」

100%目標に、そして今日までは100%

「体のあちこちが痛みとガタが出ている

ようだが…頑張ります」

認知症にはならないように…」などなど。

 さて、ここからの帰路、

再び小さなアップダウン。

もうひと頑張り。

鉄塔を通りず来たところで、

分岐を見落としてしまい…、

とはいっても、一部藪化しているため、

やむを得ないところですが…気を取り直し、

踏み跡が薄い笹藪を

いっきに登って予定していた尾根道へ。

よく見ると、踏み跡らしき足跡も…。

スリリングな藪こぎです。

 まだまだアップダウン、

皆さんの顔にも、いつもにも増して疲れが?

ということで、四石山経由の計画を断念して、

ツチノコ峠から境谷経由で

山中渓駅に出ることにコースを変更しました。

 しかし、これが予期せぬデンジャラスに突入。

78年前には、

全然問題なかったルートでしたが、

大きく様変わりして、

廃道状態寸前という状況。

歩く人はもちろん、整備する人がいないと、

こんなにも荒れ状態なるのだということを

まざまざと見てしまったように思います。

ともあれ、今日一日、天気にも恵まれ、

まただれ一人かけること無事、

帰路に着きました。

お疲れ様でした。

歩いたコース(青線)

最初の峠ヘ

アップダウンが続きます

府県境の境界

こんな感じの道

左下に採石場が見えています

小さなピーク(楠峠手前)

昭和山山頂

昭和山から和歌浦湾方面を望む

ツチノコ峠から境谷へ。