屯鶴峯から関屋・明神山を経て亀の瀬へ

葛城修験二十八宿の道を歩くパート2です。


屯鶴峯から関屋の身替観音寺に

立ち寄ったのち、関屋不動尊

明神山経由で、亀ノ瀬を周回してきました。

明神山は、王寺町一押しの観光スポット

ということで、

山頂は大勢のハイカーで賑わっていました。

明神山を後に、送迎峠(ひるめとうげ)を

下って一旦国道へ。

現在では、「送迎峠」と書かれますが、

『大和志』には「比留米越、安宿郡界。

竜田一里二十四町」とあります。

昔、聖徳太子斑鳩から河内への往還の途次、

送り迎えしたために送迎越えと呼ばれるように

なったという伝承もあるようです…。

国道を東進、行き交う車・トラックを横目に

葛城二十八品のひとつ「亀ノ瀬」向かいます。

…が、

歩道が狭~い!。

府県境を越え、「亀石」を探してウロウロ。

石の形が亀の甲羅に見えることが語源という

亀石。

新亀の瀬橋の下流で、

「亀石」らしき石を発見?!!

少しばかり拍子抜けです。

小っちゃ!!。

近くで大規模な地すべり対策工事の

真っ最中ということで、

河原に降りることができず、

国道脇から「亀岩」を撮影。

『葛城雑記』には、

「川中に亀石・紫石(中略)、…絶景なり。

また自然に梵書のやうにあらはれみえる

大石あり。これも亀瀬の経石といへり」と

記されています。


なおも東進したのち、藤井ルートを登り返し、

明神山駐車場に戻ってきました。

 

今回の目的は、関屋から明神山への縦走は

もちろん、

もうひとつ気になっていた

「亀の尾宿」(普賢菩薩勧発品)、

いわゆる亀瀬石(亀石)です。

亀石については若干、

拍子抜けの感もありましたが、

明神山の360度の眺望のすばらしさと

ポカポカ陽気に大満足しました。

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GPS軌跡】

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【屯鶴峯】

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【身変り不動尊

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【関屋 明神山への入口】

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【関屋不動尊

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【明神山】

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【水神社】

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【明神山山頂から二上山大和葛城山を望む】

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【亀石】

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【コースタイム】
屯鶴峯駐車場(9:00)-(9:20)屯鶴峯(9:50)-(10:25)身替観音寺(10:30)-(11:05)関屋不動尊(11:10)-(12:10)明神山[昼食](13:05)-(13:13)送迎峠-(13:45)国道-(14:07)亀瀬岩(14:10)-(14:35)藤井ルート入口(14:40)-(15:05)分岐-(15:30)明神山駐車場