額井岳から戒場山・戒長寺へ。龍王淵・竜鎮の滝。 

大和富士・額井岳から戒場山を

友人3人と歩いてきました。

…と、その前に、

時間に余裕がありそうなので、

近くのパワースポット、龍王ヶ淵と、

帰りには、これまた龍つづきの

竜鎮の滝にも立ち寄ってきました。

 

東海自然歩道が通る十八神社前の路肩に

車を駐車。

ここからの南側の山並みは、最高です。

高見山・三郎岳等々、

大宇陀周辺の山々の眺望が思いのまま、

楽しめちゃいます。

神社前をスタートし、額井岳、戒場峠

から戒場山を周回、戒長寺へ。


額井岳登山口の看板に

「台風のため道が荒れて云々……」と

書かれていましたが、まったくその気配なく、

心配することなく歩けました。

しかし残念ながら、

二山とも展望が皆無なのが残念なところです…。


ということで、今日一日の収穫は、

戒長寺境内のお葉付きイチョウとの

対面ということでしょうか。

黄葉と落ち葉の絨毯の頃を想像しながら、

その頃に再度、

訪れたいという衝動にもかられました。


帰路、『大和名所図絵』の「赤人塚」、

山部赤人の墓にも立ち寄りました。


和歌山県和歌浦

「若の浦に潮満ち来れば潟を無み葦辺

をさして鶴鳴き渡る」の名歌は、

良く知られていますが、

この付近が、

万葉人、山部赤人のふるさととされています。

道の片隅で、戦闘意欲の薄れつつある

カマキリが立ち止まっていました。

もう夏も終わりですね!!!!。

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【十八神社】

f:id:hikojima:20201009195517j:plainf:id:hikojima:20201009195524j:plain【十八神社前から南の眺望】

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【額井岳への登り】

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【額井岳山頂】

f:id:hikojima:20201009195533j:plain【戒場峠】

f:id:hikojima:20201009195537j:plain【戒場山山頂】

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【ホウの大木と戒長寺】

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【戒長寺のお葉つきイチョウ

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【額井岳を望む】

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山部赤人の墓】

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【戦闘意欲をなくしたカマキリ】

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【立ち寄りスポット】

龍王淵】

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【竜鎮の滝】

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名草山から竃山神社へ。「をたけび橋」のこと

ようやく、秋らしい気候になってきました。


ということで、

N氏と二人で秋の名草山を歩いてきました。


JR紀三井寺駅をスタート。

まずは名草山山麓を南にとり内原神社へ。

内原神社に参拝後、やや蒸し暑さを感じながら、

マリーナ台、見晴台と、

いっきに登って、名草山山頂へ。


気温22度、爽やかな涼風と眺望、青空も広がり、

ハギの花が咲く山頂でのひとときに…満

足・満足です。

帰路は山頂道を北へ、少しで朝日ヶ丘。

以前歩いたときに比べ、

西側が大きく切り開かれ、

和歌山市街が一望です。

気持ちの良い竹林、雑木林を通り、

ハサミ池畔に下山、

住宅地を抜け竃山神社へ。

竃山神社を出た橋の欄干に、

「をたけび橋」の表示が…。

何とも、意味ありげな名前!!が気にかかり…。

帰ってから調べてみると、

そこには「をたけび橋」の意味由来が…。

名前には、何事にも意味があるのですね。

 

ちなみに竃山神社は、神武天皇のお兄さん、

彦五瀬命が祀る神社で、

神武天皇は四人兄弟の末っ子です。

ここ竃山神社に彦五瀬命が祀られる

ことになった経緯、

そして「をたけび橋」の由来について

簡単に説明すると、以下の通りになります。

 

彦五瀬命は、九州日向の高千穂から

日本統一を目指し、

神武天皇を含む3人の弟たちとともに

東征に向かいます。


途中、大坂の河内国に上陸し、

土豪長髄彦との交戦となり、

彦五瀬命は流れ矢に当たり負傷します。


大敗した一行は、


紀伊半島を南に回り込む進路に変更します。


しかし紀伊国の雄水門に着いた所で、

先の交戦での彦五瀬命の傷が悪化し、

雄叫びをあげ崩御してしまいます。

雄叫び? いやいや壮絶…って、

ところでしょうかね。

この時、彦五瀬命が蒙られた墓が

竃山神社隣の竈山墓とされています。


そして、この地を訪れた本居宣長

「をたけびの かみよのみこゑ おもほへて 

あらしはげしき かまやまのまつ」

という詩を詠んだんだとか。

ということで、「雄叫び」「をたけび橋」と

いうことのようです。

いやはや、なっとく、納得です!!。

竃山駅からは「おもちゃ電車」に乗車、

和歌山駅まで戻ってきました。

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GPS軌跡】

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【実りの秋!! 10/5】

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紀三井寺はパス】

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【真新しい内原神社の鳥居】

f:id:hikojima:20201006125212j:plain【いよいよ名草山への登り】

f:id:hikojima:20201006125215j:plain【マリーナ台】

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【見晴台】

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【名草山山頂】

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【一本松の道標石】

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【名草山を望む】

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【竃山神社神門】

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彦五瀬命が蒙られている竈山墓】

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キノコのオンパレード、鏡石山から曾根田峠へ

自由参加の会による

"鏡石山から曾根田峠越え"

のハイキングを楽しみました。

参加者は新規会員の2名を含め22名でした。

 

コースは海南駅から別所越えを経て

鏡石山に登り、藤白山脈を西へ、

鯛の峰・熊尾寺山・大野城跡をたどり、

曾根田峠から海南駅に戻ってきました。

"暑さも寒さも彼岸まで"とよく言われますが、

スタート点は、まだまだ暑さが残っています。

しかし別所越えの古道に入り、

鏡石山山頂近くまで登ってくると、

ヒンヤリとした自然の涼風が!! …、

これだから山歩きはやめられません。

そして、これからのもうひとつの季節の

お楽しみ、あちこちで、キノコのオンパレード。

初めて見る外被膜に覆われた

「タマゴタケ」!!

なんともユニークな名前とたまご似に

"ほっこり"と。

これがまた美味とのこと。

しかし今日は見るだけにします(笑)。


我らのキノコ博士、

Dさんが欠席なのが残念ですが…。 

 

コロナ禍で、久しぶりの山歩きとなった方

も多いということで、

少し心配をしましたが、誰一人、

バテる人もなく、

"歩くのが早いよ!!、

いやいや遅い!!、ストップ"等々、

いつものワイワイガヤガヤも戻ってきて、

一日を満喫しました。

いつもにも増しての長丁場となりましたが、

参加者の皆さん、お疲れ様でした。

 

ちなみに、

曾根田峠からの下山路がかなり荒れ気味で、

極めつけが、谷が大きく崩れ、

倒木が道を塞いでいました。

まさに自然が作ったアスレチックさながらです。

今後、歩かれる方は注意して下さい。

 

【コースタイム】
JR海南駅(9:10)-(9:50)禅林寺(9:55)-(10:15)コッテの滝(10:20)-(11:10)里(11:15)-(11:40)別所茶屋跡-(12:30)鏡石山(13:05)-(13:45)熊尾寺山-(13:55)雨ヶ森分岐-(14:32)大野東城跡(15:00)-(15:30)曾根田峠-(16:10)藤白神社-(16:45)JR海南駅

 

【位置図】

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【GPS図】

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【幡川薬師・禅林寺

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【古道にまとめられた地蔵】

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【少し水量多めのコッテの滝】

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【別所越え】

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【タマゴタケ】

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【タマゴタケが成長??】

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大野城主の墓】

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【別所茶屋跡】

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【黒沢牧場を遠望】

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【鏡石】

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大野城・東城跡に到着】

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【眼下に海南市街、阪和自動車道を望む】

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【藤白神社

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西熊野街道の道普請 part2 (中原茶屋跡まで)

又、また…の、part2の"西熊野街道"歩きです。


今回の主とする目的は

西熊野街道の道普請です。

秋雨電線がうろちょろしている土曜日、

思っていた以上の青空、ついていますねぇ。


しかし、まだまだ暑さが残っています。


そして今日は、道留めの丸太一本を

かついで登ります。

しかし…


十津川村役場までの登りが…、

最初にして、こたえました。

いっきに汗が噴き出し…


歩き出しから、しばらくして、

2ヶ月前に整備した道が、もしやの道の崩壊…

"嫌~な"予感!!の始まり…。


しかし、前回修復した道が見事に

歩きやすくなっていたり…も、

まぁ-、この程度は、良しでしょう。

 

前回同様、黙々と皆さん汗を流しました。

(ヒル対策ばっちり?!!でした…)

今回、アメリカ人のBさんの助っ人もあり、

道普請は、少しづつですが、

前進しつつあるような?。

 

7月の道普請の時に比べて、

中原谷の水量はやや少なめ…ということで、

中原谷を渡渉し、中原茶屋跡まで。

小森から山崎への開通も、近いような?。

そして、2ヶ月前に見たハネオキの滝も健在でした。

 

ちなみに、『十津川郷村誌』の「池穴村村誌」に、

中原橋と羽根渓(ハネオキダニ)についての

記述を見つけましたので、抜粋しておきます。

ここで、ハネオキの滝の位置を

特定できたことにより、

自ずと羽根渓の位置の特定にも至りましたが、

羽根渓以外の位置が分からないのが残念です。

どなたかご存じの方がおられましたら、

メッセージ等頂けると嬉しいです。


「広尾渓ト云フ(下流ヲ中原谷ト称ス)、

其流レ一里余、蛇流シテ谷ロニ至リ十津川ニ入ル、

此渓流ニ橋梁アリ、中原橋ト云フ

(其長六間六寸、幅五尺八寸ナリ、

熊野街道ニ属ス)

…(中略)…


南方ニ出ツル渓水ヲ沼田渓(ヌタダニ)・

赤土渓(アカツチダニ)・羽根渓(ハネオキダニ)・

長野渓・池野渓・大窪入渓(オオクボイリダニ)・

総山渓(ソウヤマダニ)ト云フ、

皆南流シテ広尾渓ニ落ツ」

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【行動図】

f:id:hikojima:20200915181517j:plain【ビフォー・アフター】

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ユズリハの群落】

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【中原谷の徒渉点でのひととき】

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【ハネオキの滝】

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【中原橋】

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【中原茶屋跡】

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【池穴の集落を望む】

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【帰りの道からアンシハウラ山を望む】

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片川川のアユドマリの滝・雌滝・雄滝へ

今日は、尾呂志川支流、片川川まで滝探索。

目的は、片川神社から片川川の橋の下に懸かる

雄滝までの谷歩きです。


まずは片川神社にて滝探索での安全を祈願し、

入渓。


世の中、コロナ騒ぎで、

三密の回避を呼びかけられていますが、

ここでは川幅いっぱいの、まさに三密状態に

埋め尽くされた大岩を越えていきます(笑)。

9月に入ったとはいえ、

まだまだの夏空にムシムシ感。

しかし、ほどよい水の冷たさ、

そして初めての訪滝は、

何と言っても、気持ちいい。

 

少し大きめの淵、ここは難なくクリアー。

すぐに谷が狭まり、

長い瀞の先に滝が見えてきました。

左手から支流が流れ込み…、

おそらく、"これ以上は鮎がさかのぼれない…"

というおきまりのアユドマリの滝だと思われます。

とはいえ、岩壁の苔と濃紺の瀞、

滝の流れに心癒されました。


滝を巻き終えると、堰堤に突き当たり、

堰堤の先には、今は使われていない橋が…。

そして左の山手側が発電所跡のようです。

橋をくぐり抜けると、

大岩を抱いた小さな滝が目の前に…。

右岸を登って上流へ。

しばらくして、二条の滝と対面。

この滝が雌滝ということでしょう。

いやいや夫婦滝っぽい。

滝前には、根の張り付いた丸岩が、

どっしりと存在感を漂わせ、

一種不思議な空間を作っていました。


苦労して谷を巻き登ると、

またまたの大岩の連続。

その先は、明るく開け、

目の前に4段の折れ曲がって流れ落ちる、

ユニークな滝が現れました。

以前、橋の上から眺めていた雄滝です。


やや水量は少なかったものの、

いや~、この眺めはいい、気持ちスッキリです。


地元の方の話しでは、車道を造った際、

土砂を谷に落とし込んだため、

かつてのきれいな谷が失われしまったと

嘆いていました。

しかししかし、自然は、偉大ですね。

片川神社から雄滝まで、

距離としては短かったものの、

それぞれ趣の違った形状の滝が随所に懸かり、

魅力的な谷は、健在でした。

いろいろ教えて頂かないと、

知らないこと多いですねぇ。

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【滝位置図】

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【片川神社】

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【大岩がゴロゴロ】

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【少し大きめの淵】

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f:id:hikojima:20200906144228j:plain【アユドマリの滝に到着】

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【橋を抜けると…】

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【雌滝】

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【雌滝前の不思議な丸岩】

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【雄滝】

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【雄滝を橋の上から眺める】

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念願の"萬堂滝"と"曳滝"に到達

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十津川村上湯川の"萬堂滝""曳滝"に、

Mさんと二人で行ってきました。


"萬堂滝(ばんどうたき)"、"引滝(ひきたき)"は、

昭和初期発行の『上湯川郷土誌』に、

それぞれ掲載されています。


『十津川郷村誌』には、

「北又川ハ、北方高乙山ノ山脈ナル烏帽(子)岩ノ

南陽ヨリ発シ、(中略)、

萬堂滝ヲ落チ南流シテ字北又口ニ至テ 

八重佐川ニ入ル(…後略)」


「八重佐川ハ、西南冷水峠山ノ西陰ニ発シ、

曳滝ヲ落チテ下津又渓ヲ合セ西シテ北又川ヲ合ワム、

環流シ紀伊ニ入リテ日高川トナル(…後略)」


又、別項には、萬堂滝についての記述もあります。


「萬堂滝ハ、高サ一丈九尺、幅二尺、高乙山ノ山脈ナル

烏帽子岩ノ南下ヨリ発スル北又川ノ上流、

即チ本村ノ西方ニアリ、数十町ヲ隔テ々水落ノ声聞ユ、

是恰モ雷声ノ如シ、

人之レヲ聞ケバ且ツハ驚キ且ツハ懼ル、実ニ淋然タリ」

 

そして『上湯川郷村誌』(上湯川小学校編)には、

二滝を以下のように記しています。


「"幡動滝(番堂滝)" 北股谷引牛たわの下にある滝で、

高さ約四丈余ある」

「"引滝" 八重佐川の上流にある滝で、

後述の引牛の伝説にからむ滝である。高さは約三丈余」

…と。

幡動滝は約四丈余、引滝は約三丈余、

それぞれの高さは7.2メートル、5.4メートルほどになります。

しかしながら、『十津川郷村誌』、『上湯川郷土誌』の

文脈からは、滝の形状、位置等が特定できません。

唯一、山と高原地図の『奥高野』(廃版)には、

バンドウ滝についての滝マークがあるものの、

ピンポイントでの訪滝は難しいだろうという、

ジレンマに訪滝を半ば、諦めていたところ…。


昨年11月に、FB友のN氏によるばんどう滝の投稿、

上湯川在住のT氏からは引滝の位置についての

有力な情報を頂き、

今回、それぞれの滝の探索が実現しました。

 

『十津川郷村誌』に記された北又川と八重佐川を

じゃぶじゃぶしながら谷を遡上、滝前へ。


萬堂滝は、高さ5メートル程度とはいえ、

滝壺は吸い込まれそうな真っ青な水で満たされており、

どこから滝を撮っても画になる空間です。


そして曳滝、こちらも高さ6メートル足らずながら、

優美な三段滝で、谷間に響く轟音、

両岸からの大岩壁は壮観の一言に尽きます。

 

夏、真っ盛りとはいえ、

今日は一日、

涼を感じながら滝の絶景も楽しめた

滝三昧になりました。

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【滝位置図】

f:id:hikojima:20200822102604j:plain【滝位置図】

バンドウ滝の位置図(『奥高野』の滝の位置図は違っていました)

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【北又谷】

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【萬堂滝】

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【曳滝に到達】

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青空と緑の岩湧山へ、軽~いトレーニング気分で

こんな暑い時期に、

わざわざ山に登らなくても…と思われますが、

このところ、

山らしい山に登っていないこともあり、

軽~いトレーニング気分のつもりで、

岩湧山に登ってきました。


しかし、結構、仲間はいるものです。

 

駐車場に車を停め、

「いにしえの道」を岩湧寺へ。


秋海棠の花は、三分咲き程だろうか。


いつものように「きゅうざかの道」を登ります。


虻や小蝿のような虫が、まとわりつき、

一足一足歩くごとに、汗が噴き出してきます。

五合目あたりまで登ると、

やや、気持ちの良い風が…、

といっても、すでに前身、汗でびっしょりです。


岩湧山東峰で一休憩した後、いよいよ岩湧山山頂へ。


青空と緑緑とした茅の岩湧山が、今日の目的ですが…、

陰になるところがないため、

ジリジリとした暑さで汗がにじんできます。

しかし、ときおり吹く風は、心地よく、

これだから、やめられないのです。

良い汗をかきました。

【位置図】

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【コース図】

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【長寿水】

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【行者の滝】

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【いよいよ岩湧山へ】

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三国山を望む】

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