久しぶりの滝の写真撮影に
行ってきました。
"涼みの滝"を皮切りに
日高川町周辺の小津茂谷、
樫山谷に懸かる滝を巡ってきました。
心の中で"曇ってほし~い"、
と
願いながら、現地に向かいます。
さて「涼みの滝」は、
何度となく真妻山に登るため、
通った滝ですが、
写真撮影では初めてです。
"ウワー!!、水量なかなか、
木の緑とのコントラストも最高。
もちろん花曇りです…。
良い感じです…"。
折角なので「徳本上人の所行洞窟」
にも立ち寄りました。
次に目指したのは、
御滝神社の「大滝」。
こちらも水量最適、
僅かに差し込んだ光も、
良い感じです。
その後、場所を移動し、
小津茂谷の「九龍の滝」。
樫山谷の「野槌の滝」
「鎌滝」
「二段の滝」を巡ってきました。
久しぶりの滝めぐり!!、
マイナスイオンの滝風は、最高!!!でした。
【涼みの滝】
真妻山のハイキング道の途中、
大滝川森林公園内にあり、
一枚岩からゆったりと流れ落ちる水様は、
すばらしいのひとこと、
私の大好きな滝のひとつです。
【大滝川 大滝】
真妻山山麓の御滝神社の
境内の清流・大滝川に懸かる滝。
『日高郡誌』には
「江川の上流大瀧川の中流に懸る。
直下入間・幅三間。
地名大瀧川の起る所以なり…」
とあり、
また『紀伊国名所図絵』には
「洞滝 壮観なり」と
記されています。
【九龍の滝】
『日高群誌』には
「飯盛山中にあり、高さ一丈八尺、
幅五尺…」とある
小津茂谷に懸かる滝で、
かつて「小津茂の御滝さん」と
呼ばれ、
昔から多くの人々に親しまれていた滝です。
三段近くからなる滝で、
最上段が御滝で、
岩の間をうがって流れ込んでいます。
滝の上の広場には
御滝さん(大滝大明神)を祀った籠堂と、
小祠が建てられています。
かつては滝行やお籠もりなども行われ、
現在でも「餅まき」が行われているようです。
和泉山脈の「文蔵の滝」にも似ています。
道の駅“SanPin中津”から徒歩30分余り。
【野槌の滝】
樫山谷の林道沿い鳥居があり、
その脇を下ったところ、
樫山谷に懸かる落差6mの直瀑。
【鎌滝】【二段の滝】
樫山谷が2つに分かれ、
左手に懸かる高さ6メートル滝が「鎌滝」。
水が草刈り鎌のように曲がって流れ、
広い滝壺に流れ落ちています。
苔も美しい。
右手に懸かる滝が「二段の滝」。
こちらは、二段の滝で、
上段3メートル、滝壺深く、
豪快に流れ込んでいます。
下段は、高さ3メートル、
幅広く、まったく違った形状で
構成されており、
二滝の周辺にはモミジの樹木が茂り、
幽玄な雰囲気が漂っています。
この付近では、
かつて、渓谷と温泉を利用した
観光開発を計画していたことも
あったようです。
【二段の滝】
【鎌滝】
【鎌滝(左)と二段の滝(右)】