筏師の道「万歳峠越え」

以前から気になっていた万歳峠越えを

歩いてきました。

[一遍上人名号碑]

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[3D-GPS軌跡]

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万歳峠越えは、志古と小雲取越えルート

を結ぶ万歳道とは別に、志古と大津荷を

つなぐ古道で、途中「一遍上人名号碑」

をはじめ「首無地蔵」「椎ノ木地蔵」

などの旧跡が点在しています。


という訳で、まずは志古から万歳道を

経て小雲取越えとの合流点へ。

その後、万歳峠越え分岐まで引き返した後、

本来の目的地、万歳峠越えを経て大津荷に

向かいます。

今回の歩行ルートは、

小板橋淳氏の著書「紀州・熊野の峠道」

筏師の道「万歳峠越」を参考にしました。

一遍上人名号碑からすぐ、杣道をたどって

首無地蔵へ。

一瞬、不安の二文字が頭をよぎります。

しかし首無地蔵からは比較的、順調。

かなり古そうな林道と古道が交差、

並行しながらテープの巻かれた尾根沿い

の道を忠実に下っていきます。

やがて、やや踏み跡の薄くなった頃、

ようやく「椎ノ木地蔵」に到着。

山腹を巻くように下って、全コース、

ほとんどブッシュにも出会うこともなく、

尾根の先端から大津荷の国道脇へ。

[万歳峠越え-GPS軌跡]

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[一号碑写し]

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[二号碑]

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[万歳峠]

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[万歳峠から小雲取越に向かう道]

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[熊野古道小雲取越えとの合流点]

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[一遍上人名号碑]

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[桜地蔵]

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[宝筺印塔(首無地蔵)]

 

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[椎ノ木地蔵]

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【コースタイム】
下地橋バス停(駐車場)8:53==9:15志古バス停9:25-10:00一号碑写し-10:20二号碑-10:40万歳峠越え分岐-10:50万歳峠-11:10万歳道分岐11:45-12:25万歳峠越え分岐-12:30一遍上人名号碑(桜地蔵)12:35-12:50首無地蔵-13:30椎ノ木地蔵-14:10高津橋-14:25下地橋バス停