ヤマケイオンラインにて中辺路の後半「近露から熊野本宮大社」が公開されました

私ごとで恐縮ですが…、
ヤマケイオンラインガイドにて

熊野古道のコースガイドの第三弾

「滝尻王子社から熊野本宮大社」後半に

ついてガイド紹介しています。

www.yamakei-online.com

中辺路ルートは平安・鎌倉時代法皇

上皇100回以上も参詣を繰り返した

熊野御幸(ごこう)の公式参詣道として

知られています。

今回は、「近露の里から熊野本宮大社

について紹介しています。

よろしければ、開いてみてください。

一方杉

伏拝王子社から熊野本宮大社の大斎原を望む

 

大旗山のハイキングルートの調査を兼ねて

前々から、気になっていた「大旗山」の

ハイキングルートを友人と二人で

歩いてきました。

折角なので、

それなりにコース調査と整備も兼ねて…。

「大旗山のハイキングコースが荒れているよ!!

と言う情報は、以前から聞いていましたが、

なかなか行く機会がなく、

ようやく実現しました。

そこで、今回歩いた感想と、

思いがけず、新コースを発見する

ことができましたので、

記しておきたいと思います。

大池遊園駅から大谷峠を越えて、

まずは大河内の農道へ。

ここまでは、以前通り、

特に問題はなさそうです。

その後、鶴者峠の登りに差し掛かった頃、

少し道が怪しくなって来ました。

踏み跡はしっかりしているものの

倒木等で荒れ気味であったため、

小さな倒木を取り除き、鶴者峠へ。

ビオトープ孟子に下る道は、

若干、草が茂っている程度で、

歩行には支障はなさそうです。

このあたり、

整備されているようにも感じました。

今日、ビオトープでは、

二人、作業していました。

「大旗山方面へのルートは

整備が行き届いていない」とのこと。

その後、目的の大旗山へは

最短ルートで目指します。

やや踏み跡が薄く、

倒木もありましたが、

20分ほどで大旗山山頂に到着。

周囲の木々が大きく成長し、

残念ながら展望は皆無でした。

大旗山頂で昼食を済ませ、

尾根道を西から北西へ。

黒岩分岐を左にとって、

観音寺方面に向かいますが、

すぐに道が怪しくなりはじめました。

やや踏み跡の薄い道を下って宝光寺跡へ。

樹々が茂り、

およそ寺があったことが想像できません。

その後、進路を西にとって

観音寺に向かうことになるのですが、

荒れ気味で、

当然、廃道近い状態。

本ルート最大の迷いどころ。

ということで、左上の小さな谷から

支尾根に駆け上がることに。

しばらくして鉄塔道らしき痕跡があり、

そのまま進むと、鉄塔に到着。

「けがの功名」とは、

こうした状況を言うのでしょうか。

鉄塔からは尾根沿いの鉄塔道が

西に向かって延びており、

すぐに大きく展望が開け、

正面に海南市街をはじめ、

名草山等々が見渡すことができました。

その後、快適なルートが続いており、

若干、踏み跡が薄いところも有りましたが、

すぐに観音寺に到着しました。

ぜひ、一度、

皆さんもチャレンジしてみてください。

大旗山位置図

歩いたコース(GPS)

伊太祁曾駅

鶴者峠ヘの入口

鶴者峠(ここはビオトープ孟子へ)

大堤池

孟子不動寺

大旗山(篠ヶ城跡)

黒岩分岐近くの道(この付近はきれいな道)

宝光寺跡の説明版

鉄塔まで登ってきました

鉄塔道と前方には名草山を望む

竹林の道

観音寺

ハイキングコース説明図(今回歩いたコース)

【コースタイム】

大池遊園駅(9:27)(9:50)大谷峠(10:00)大河内分岐~(10:15)奥の池入口~(10:45)鶴者峠~(11:00)ビオトープ孟子(11:15)不動寺(11:20)(11:50)大旗山[](12:30)(12:35)黒岩分岐~(12:40)宝光寺(13:00)鉄塔(13:05)(13:25)展望良い~(14:10)観音寺(14:15)(15:00)伊太祁曽神社

高積山から城ヶ峯へ

高積山から城ヶ峯経由で

四季の里を歩いてきました。

低山縦走に、

コースが短い…ということで、

折角なので、一部熊野古道

史跡等にも立ち寄ることに…。

布施屋駅から川端王子跡・旧中筋家住宅・

和佐大八郎の墓を経て、

歓喜寺、そして高積神社下の宮へ。

歓喜寺では、

親切な住職さんが出てきて、

和佐集落の事、境内の天然記念物の

ビャクシンの大木等、

いろいろと話をしてくれました。

まずは、高積神社下の宮から

上の宮(高積山)ヘ。

ジェットコースターを思わせる

コンクリート道の登り。

これって、車で登るのも怖そうな急斜面。

当然ながら、しんどい!しんどい!

連発。

確かに今日の暖かさも手伝って、

ひと汗、ふた汗も…。

またもや低山なめてしまいました。

さてさて、ここから城ヶ峯への

低山縦走?…のツモリデシタガ。

これまた、先月に引き続き、

ノコギリの出番となってしまいました。

城ヶ峯の三角点は藪にうずもれて…。

何とか藪から抜け出したものの…

昼食場所を探してウロウロ。

そして、ひとまず昼食と記念写真。

さてさて、ここからはルンルンの帰路

と思いきや…、

金谷峠から四季の里へのルートでは、

更なる試練?

マタシテモ、ノコギリの出番。

イャー、こんなはずでは、

なかったのですが…、

先月の前鬼谷の例会どころではなかった。

エキサイティング、

デンジャラスゾーンという表現が正しいか。

思いっきりノコギリの活躍となりました。

ようやく農道に降り立ったところで

ひと休憩。

皆さんの顔には、

疲れ切った様子はなく、

ただただ「面白かった」

「楽しかった」の二言~三言。

まぁ~、元気いっぱい、

まだまだ力が余っている模様。

それにしても、

こんなつもりではなかった!!

もう少し歩きやすいルートと

認識していたのですが…、

このところ、人が歩いていない模様です。

とはいえ、心地よい汗を流しました。

今日、参加されたみなさん、

お付き合い、ありがとうございました。

そして今年最終の

「自由参加の会」例会を、

こんな形で締めくくりました。

歩いたコース(GPS)

川端王子跡

旧中筋家住宅

高積神社下の宮

高積山への登り

高積山はすぐ

高積山上の宮

城ヶ峯三角点

四季の里へ(きれいな竹林)

【コースタイム】

JR布施屋(9:25)(9:35)川端王子跡(10:00)旧中筋家住宅(10:05)(10:15)和佐大八郎の墓~(10:30)歓喜(10:45)(10:55)高積神社下の社(11:05)(11:35)高積神社上の社(11:40)(12:00)城ヶ峯三角点~(12:35)途中で昼食(13:20)(13:45)金谷峠~(14:10)農道~(14:50)四季の里(15:15)(15:35)伊太祁曽神社

西熊野街道、中原集落跡から山崎へ

十津川村役場から中原集落跡

経由で西熊野街道を歩いてました。

当初、春に予定していた

西熊野街道のお披露目ハイクでしたが、

延期、その後の大雨による道の崩落等があり…、

一部ルートを変更した上で、

今回のお披露目ハイキングということに…。

位置図

コース図

9時、十津川村役場をスタート。

十津川村役場跡を経て山小屋跡へ。

本来の西熊街道は、

山小屋跡の分岐を左に下って

中原谷の渡渉にかかりますが、

今回は直進して中原集落跡へと

向かいます。

その後、中原集落跡を通り抜け

中原谷を徒渉、西熊野街道に合流、

ゴールの山崎集落へ。

昼間には少し雲行きが怪しくなり、

ポツリポツリ…といった

タイミングも有りましたが、

その後、晴れ間も出て、

紅葉も見られ、

気持ちの良い一日になりました。

 

小森集落に向かう古道

小森集落から小原峰を望む

西熊野街道(小森峠に向かう)

時折、目に入る紅葉

中原集落跡入口に立つ石仏

中原集落跡(廃屋)

そして今回、私自身が、

もっとも気になっていた

中原谷の渡渉点…。

なかなか言葉として

言い表すことがむづかしいのですが…、

まさに気持ちの良い空間との遭遇でした。

その上、簡単に渡渉ができちゃう。

いや~。

こんなところに思わぬ発見も

あるもんですね

これまでの苦労は何だったのだろうかと…。

夏には、谷のど真ん中で、

せせらぎの音を聞きながら、

昼寝してみるのもいいんじゃないかなぁ~。

の時期は、少し寒いだろうが()~。

とはいっても、歩く人がいなければ、

すぐにでも、廃道化してしまうのが古道です。

今後は、歩く人が増えることを願うばかりです。

中原谷

中原谷渡渉点

中原谷

中原茶屋跡の広場から池穴の集落を望む

【コースタイム】

十津川村役場(9:00)(9:20)古道入口~(9:55)十津川村役場跡(10:00)(10:15)旅館跡~(10:45)小森峠(10:55)(11:05)山小屋跡(10:10)(12:20)中原谷渡渉点(13:10)(13:25)中原茶屋跡(14:40)山崎集落

 

日本遺産、葛城修験道の第7番・第6番経塚へ

葛城修験道の前鬼谷から7番、

6番経塚を「自由参加の会」の例会で、

巡ってきました。

本コースの選定には2点ほどが難点。

ひとつは、最寄り駅(JR粉河)から

長丁場の舗装道歩きが必要である、

そして、もうひとつは、

以前歩いた時の印象として、

2ケ所ほどブッシュの可能性があるということです。

こうした難点はあるものの、

一部に日本遺産のモデルコースとして

設定されていることが少しの救いです。

ということで、

いざJR粉河駅からの舗装道歩きを…スタート。

久しぶりの秋空と、歩くのには最適な気候に、

皆さん、元気いっぱいです。 

山間に入ってきた頃、中津川行者堂に到着。

うわ~!めちゃ綺麗~。

ンピシャリの紅葉 に!!

モチベーションも急上昇です。

京都あたりでは、オーバーツーリズムで、

困っているのでしょうが、ここは、

そんなの関係なしです。

陽がもみじに射し込み、

最高のシチュエーションに、しばしの休憩。

さて、これからの道が当初から

気になっていたところ。

と…思いきや、一部、倒木があったものの、

あっけなく通過、農道に出て、第7番経塚へ。

どなたか整備をしたものと思われます?

ちなみに、農道に出たと思うと、

銀杏の匂い、いや、たい肥、

いやいや、それ以上に、

思いもしなかった強烈な匂いが…

辺りに漂い、いっきに足早に!!

早々に、その場を離れ、

農道終点の広場で日向ぼっこ昼食。

そして、次なる尾根道の難所?へ。

こちらは、日本遺産のモデルコースから

外れているので、更なる不確定要素…。

というわけで、

ノコギリとナタ隊の出番です。

野峠に向けて、

ギーコギーコ、ギコ、ゴン、ドン、

ドカン…。

しかし、こちらも、以前に比べて、

随分と、歩きやすなっていました。

結果良ければ、

それはOKということにしましょう

難所と思われていた、2ケ所をクリアー。

しかしながら、

なぜか日本遺産の看板らしき標識を

7番経塚・第6番経塚で

見つけることができませんでした。

この後、農道をひたすら下って、志野神社へ。

一度は、計画することを躊躇していた

コースでしたが、秋晴れと、

皆さんの前向きな行動にも助けられ、

長丁場のコース

めげずに歩き通すことができました。

17名の参加者のみなさん、

お付き合い、ご苦労様でした。

【コースタイム】

JR粉河(9:00)(9:25)粉河(9:30)(10:10)中津川行者堂(10:25)(10:30)熊野神社(10:35)(11:45)7番経塚~~(11:55)広場[](12:50)(13:35)6番経塚[野峠](13:40)(13:50)松峠(13:55)(14:30)志野神社[解散]

 

昨日、雑賀崎の夕日撮影に出かけてきました。

昨日、久しぶりに、

夕日撮影に出かけてきました。

雑賀崎の日入りは、1714分です。

30分ほど前に現地入って、カメラをスタンバイ。

しかし、太陽が厚~い雲に入って、

なかなか、出てきそうにない。

そして、迎えた1714分…。

ダメか!!

と…、帰ろうとしていたところ…、

何だか、徐々に、雲が赤くなり始め…、

5分ほど、

日入りのグラデーションを楽しみました。

 

ヤマケイオンラインとして『滝尻王子社から近露王子』が公開されました

私ごとで恐縮ですが…、
ヤマケイオンラインガイドにて熊野古道のコースガイドの第三弾として
中辺路の滝尻王子社から近露王子』のコース紹介が公開されています。 タイトルは、

熊野古道中辺路 熊野の霊域の入口、滝尻王子社から花山法皇の伝説の地、近露の里へ」

です。

www.yamakei-online.com

中辺路ルートは平安・鎌倉時代法皇上皇100回以上も参詣を繰り返した熊野御幸(ごこう)の公式参詣道として知られています。

今回、中辺路ルートの「滝尻王子社から近露王子ついてガイド紹介しています。

宜しければ、開いてみてください。