天ヶ滝から伏見峠を経て金剛山、湧出岳へ

天ヶ滝道から金剛山を登るのは、

30数年ぶりになるだろうか?。

体のリフレッシュとかつらぎ二十八宿

経塚2ヶ所の訪問が今回の目的です。

【葛城20番経塚】

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葛城二十八宿とは、役小角法華経

埋納したとされる経塚で、

葛城二十八宿経塚、葛城修験二十八宿など

とも言われています。


"暑~い、暑~い"が最近の挨拶代わりに

なっていますが…、この日も暑く、

その上、風もなく…、

山歩きなど、もってのほか?…(笑)。


駐車場には先客の車が一台。

物好きもいるものです。

ここにもひとりおりますが…

(笑っちゃいま~す)。


天ヶ滝道から湧出岳に登ったのち、東隣の

石寺跡道を下る予定です。

まずは天ヶ滝へ。

滝は気持ち良いですね…、

しかし、

ここからが長い道のりです。


金剛山に登る機会があっても、

ここ湧出岳まで登って来られる方が

少ないかと思いますが、

金剛山の一等三角点の山…と言えば

分かっていただけるかと思います。

ちなみに国土地理院の三角点名は

湧出岳、1111.9mです。

金剛山の最高地点は1125mの葛木神社です

ので、ここ湧出岳は、13.1m低い山という

ことになります。

ここに、"第二十一番"の湧出岳経塚が

祀られています。


そして、もうひとつの経塚は、

石寺跡道の"第二十番"石寺跡です。

自然石の経塚が何とも言えない雰囲気を

漂わせています。

 

大和名所図絵』に、

石寺について下記のような記載があります。


「寛文記に日く。

金剛山本堂より二十八町紀州の方に至る

坂中にあり。


この寺も金剛山七坊の内なり。

本尊は石仏の薬師如来


これは役行者百済国より負ひ来たり給ふ

と云ひ伝ふ。


そのゆゑに石寺と号す。

境内は方十町余あるよし。(略)…」


と。

 

ちなみに山行きも終盤に差し掛かり…

最短ルートで駐車場に戻る予定が、

途中でルートを見失い、

畑の中を行ったり来たり、ようやく駐車場へ。

思わぬところに落とし穴が…。

しかしながら

予定していた経塚2ヶ所に立ち寄る

ことが出来ました。

【展望台から湧出岳を望む】

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GPS軌跡】

f:id:hikojima:20190810213230j:plainGPS軌跡】

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【天ヶ滝道~石寺跡道ルート図】

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【天ヶ滝】

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【新欽名水】

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【ダイヤモンドトレール出合】

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f:id:hikojima:20190810213307j:plain【伏見峠近く】

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【展望台】

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【葛城21番経塚】

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【湧出岳】

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【湧出岳一等三角点】

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【欽名水】

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【葛城第20番経塚】

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【石寺跡道の道標石】

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【コースタイム】
駐車場9:55-10:10天ヶ滝10:45-11:45新欽名水-12:00伏見峠-12:10展望台12:30-12:45湧出岳12:55-13:30伏見峠-13:45欽名水-14:00石寺跡-14:25高宮廃寺跡-15:30駐車場