布団が恋しい季節になってきました。…と、
そんな悠長なことは言ってられません。
久しぶりの秋の明神平へ。
平日というのに、大又林道の明神平登山口は、
すでに数台の車が…。紅葉の時期ですね。
黄色く色づいた樹々に迎えられ、
気持ちの良い歩き出しです。
明神滝を大きく巻き上がったあたりが、
今日一番の紅葉の見どころだろうか。
しばらくして見慣れた風景の明神平に到着。
しかし明神平の紅葉はすでに終わっていました。
登山口で挨拶を交わした
女性2人のパーティと再会。
その後、2人は「檜塚まで、いってきま~す」と
一足早くスタート。
「お気をつけて…」と送り出しながらも、
私たちは、当初から前山周回と決めていたので、
のんびり昼食タイム。
ポカポカ陽気に、
しばらく、お昼寝タイムと思いはしたものの、
やはり、空気が冷たく、
昼寝どころではなそさうです。
少し長めの昼休憩ののち、かつてのスキー場を抜け、
前山へ。
この付近は、昔スキー場のあったところで、
その時の残骸らしきものが、
ところどころで目につきます。
しかし、どうしてこんなところに、スキー場?…、
その上、ここまで登って…スキーに?と、
問いかけてみたくなってしまいます。
今では、到底考えられない
無謀な計画にも思えるのですが…、
今更ながら驚かされます。
とはいっても、こうした歴史があって、
現在の風景があると思えば、
何とも感慨深いものがあります。
そんなことを思い浮かべながら歩いているうちに
前山山頂に到着。
ここからの眺望は、申し分ありません。
しばらくして、先ほど桧塚に向かったはずの
女性2人が、少し遅れて前山に到着。
「あれ~」と、声をかけるまでもなく、
「時間がかかりそうなので、明神岳に登ったのち、
引き返してきました」とのこと。
なるほど、賢明な判断ですね…。
心ゆくまで秋の明神平の
光景・空気を満喫した後、前山を後にしました。
紅葉の山に今年は、恵まれています。
【GPS軌跡】
【登山口近く】
【明神滝】
【薊岳を望む】
【もうすぐ明神平】
【明神平】
【明神平を後に前山へ向かいます】
【前山からの眺望】
【コースタイム】
(9:00)登山口(9:35)-(10:40)明神滝(10:45)-(11:45)明神平(12:30)-(12:55)前山(13:00)-(13:30)明神平-(15:15)登山口