F氏の紹介で、トロトロ坂の保全ウォークに
参加させていただきました。
片川公民館をスタート、トロトロ坂を登り、
風吹峠で昼食、桜峠、桃太郎岩を経て、
片川に戻ってきました。
各自、カマ・レーキなどで、杉の枝や落ち葉、
倒木の除去などなど…。
私はもっぱら石畳の落石除去と写真撮影に没頭。
トロトロ坂周辺を歩き回っていた頃が、
つい先日のように思い出します。
当時、石畳道が倒木で塞がれていた
ところが多く、寂しく感じていました。
今回、2年ぶりに歩いてみると…、
倒木は、ほとんど皆無、驚くほどに、
復元されていました。
地元有志の道普請の賜ですね。
(1年前、尾鷲のみる観る探検隊[くまの体験企画]の
皆さんが、倒木等の除去を行ったとのことです)
ご苦労様です。
…が、歩く人が増えないと、
また道普請を継続していかないと、
古道が維持できないという
ジレンマも感じますが…。
しかし、これほど立派な石畳道は、
にも匹敵するのでは、と?…、
見事な石畳道が幅1メートルはあるだろうか、
切れ目なく、
まっすぐ上に向かって延びています。
まさに自然の中の緑の石畳のジュータンです。
さて、桃太郎岩においてコーヒーブレイク。
空気いっぱいの中で、
いただく手作りケーキとコーヒーは、
疲れた体には、格別のごちそうでした。
参加された皆さん、ありがとうございました。
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ちなみに、帰路、立ち寄った地元の方より、
片川集落についての興味深い話しを伺いました。
(^o^)
片川川にかかる県道の橋の下に
見えていた滝が、
"雄滝"という名前であることを
教えていただきました。
そして、その下流に"雌滝"があり、
更に下流に"コタキ"
(車道が出来たときに埋まってしまった?)、
"アメドマリの滝"もあるようです。
機会があれば、探索してみたいですね。
トロトロ坂の右隣には、
"ホウジ坂"という道もあるようです。
また"片川の里"の山中で、
ブランド豚"紀州岩清水豚"
を飼育しているようです。
"いかだ師が歩いた道"を桃太郎岩に向かう途中、
清水が滝のように湧き出ていたところがあり、
この湧き水が"岩清水"の由来のようです。
一度、自然の中で育った"紀州岩清水豚"
を使ったトンカツも食べてみたいですね。
o(^o^)o
【GPS軌跡】
【トロトロ坂入口】
【石畳道】
【道標石】
(右 新宮本道、左 同近道 風吹峠弘法大師ニ至ル)
【石碑】
「火の用心」の石碑 昭和8年
【道標石】
右まわり道 左(?) おろし
【風吹峠・弘法大師堂】
【ナギの大木】
【桃太郎岩】
【桃太郎岩近くのナメ】六畳淵
【県道の橋の上から見える立派な滝】
雄滝です
【片川神社】
【コースタイム】
片川公民館[旧片川小学校](9:45)-(11:40)道標石[火の用心の石碑・道標](11:45)-(12:10)風吹峠・弘法大師堂[昼食](12:55)-(13:15)下古谷本家-(13:25)庚申-(14:00)桜茶屋跡-(14:50)桃太郎岩(15:20)-(15:35)雄滝-(15:55)片川神社-(16:00)片川公民館
【おまけ】
3月3日の鬼ヶ城からの日の出です