冷たい風が吹く中、捻草越えから七霞山へ

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2年前に補修した

「捻草越え道(※1)」の状況確認のため、

"玉川峡を守る会"のメンバーと七霞山に

登ってきました。

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河合橋からかつての大崩壊跡地、

捻草越えを経て、七霞山へ。

お杉茶屋跡で昼食をとった後、

北宿辻を経て、やどり温泉まで周回しました。

 

早朝、集合場所に向かう途中、

激しい雨・風に見まわれ、

心配しながら集合場所へ…。

玉川峡、河合橋に着いた頃には、

いっきに天気が回復、予定通り、

七霞山に向けて、登山開始。


2年前、補修を行った捻草越えの大崩壊地は、

さほど大きな痛みはなく、倒木整理と、

少しの補修を行い、七霞山へ。


しかし、本日の予想外は、

尾根筋に登ってからの否応なしに

吹き付ける冷たい風との格闘です。

雨は降らなかったものの、昨日までの

暖かった春の日差しはどこへやら、

冷たい風に悩まされながらも、

樹林のすき間から望む、

真っ白に雪化粧した弥山から釈迦ヶ嶽の

大峰山稜が羨ましくもあり…。


お杉茶屋跡で、

わずかばかりの日差しを探しながら

昼食をとった後、早々に下山開始。

北宿辻からやどり温泉を目指します。


北宿集落の廃屋前の

満開となった1本の梅の香りが、

ふたたび、春へと引き寄せてくれました。

寒い一日でしたが、

久しぶりの"玉川峡を守る会"メンバーとの

楽しい山歩きを満喫しました。

 

[3D_GPS軌跡]

f:id:hikojima:20190314102813j:plain[GPS軌跡]

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[河合橋_玉川峡]

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[捻草越え入口]

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[すぐ先が大崩壊地跡]

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[崩壊地跡からの眺望 左の高い山が護摩の壇]

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[ケヤキ岩]

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[捻草越え]

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[七霞山山頂]

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[お杉茶屋跡]

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[しばらく林道歩き]

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[高野三山と雪池山・護摩の壇を望む]

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[北宿集落の梅]

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[やどり温泉前]

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(※1)捻草越え 
高野町富貴から七霞山・杖(つえ)ヶ藪を経て高野山に向かう古道で、江戸時代の地誌『紀伊風土記』には、「摩尼谷より川合の橋へ出て七霞を過ぎて
富貴へ行を捻草越といふ高野より大峰山上の本道とす」と記されています。

 

【コースタイム】
河合橋(9:25)-(10:45)ケヤキ岩-(12:30)七霞山-(12:35)お杉茶屋[昼食](13:05)-(13:13)展望所-(13:25)北宿分岐-(14:20)小峰辻-(14:40)北宿廃屋-(15:05)宿り温泉