高野山のハイキングガイド紹介の第三弾は、『高野山町石道』です

高野山のハイキングガイド紹介の第三弾が

ヤマケイオンラインにて公開されました。


今回は『高野山表参詣道の町石道』

のコースを紹介しています。

www.yamakei-online.com


高野山町石道は、弘法大師空海

高野山を開いたとき、

参詣者の案内のために木製の卒塔婆

立てたのが始まりで、

檀上伽藍の根本大塔を中心に、

慈尊院までの百八十町、

奥の院までの三十六町の道筋に梵字と町石を

刻んだ石塔が一町毎に立ち並んでいます。


町石の多くは鎌倉時代の執権、

北条氏を頂点とする御家人

皇族・貴族、武士、僧侶をはじめ

とした有力者たちによって

完成したともいえます。

しかし、そうした方々ではなく、

名もない庶民たちによって造立した

町石が6基、建てられています。

「十方施主」「十方檀那」

とのみ記された町石です。

町石道全体で6基のうち、

4基が、二つ鳥居を中心にした

町石道に集まっています。

ここに建つ4基の町石は、

全国の一般庶民からの浄財によって

建てられたもので、

来世の幸せを願う気持ちが

今も昔も同じだったのだと思うと、

とても感慨深いものがあります。

是非、こうした町石の前で一歩足を停め、

町石道を歩いてみてください。

今回のサブタイトルは、

梵字と町石を刻んだ

石塔に導かれながら、

真言密教の聖地、

高野山への

表参詣道・町石道を歩く」

です。

宜しければ、開いてみてください。

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