もちろん目的は雲海の写真撮影でしたが…。
残念ながら、あいにくの曇り空
(天気予報では久しぶりの洗濯日和…という
ことでしたが)、その上、風もあり、まったく
当てが外れてしまいました。
それでも先客のカメラマン数人が…。
折角なので、周辺の山を探索することに…。
西谷山と荒神岳です。
西谷山は、小壺山とも呼ばれる山で、
まったくのマイナーな山です。
しかし、なかなかの好き者も登ってきている
ようです。
道標が設置されていました。
そう言う私もかなりの好き者ですが…(笑)。
また『大和名所図絵』には、
「池津川・紫園二村の上方にあり。
一名、金山、または高山。
山中に金鉱窟あり。
深き事およそ二十余丈」
と記されています。…と、
かなり知られた山のような記述になっていますが…、
果たして、ここが目的の山だろうか?…
と思ってしまいます。
ピークです。
以前は、林道脇から(古)荒神岳の尾根に取付く
ルートがありましたが、かなり荒れており、
早々に残念。ということで、立里荒神社に登った後、
(古)荒神岳を目指します。
(古)荒神岳山頂手前からは展望が開けていました。
同じく『大和名所図絵』には、
「北俣・池津川二村の界にあり。
しゅうしつ峻険にして、
山頂に小祠あり」
と記されています。
そして、現在荒神岳としているピークが、
正しくは古荒神岳か?…。
【コースタイム】
□雲之上温泉(7:35)～(7:40)林道分岐～(8:15)西谷山(8:20)～(9:05)林道分岐～(9:15)雲之上温泉
□立里荒神社P(9:30)～(9:40)立里荒神社[荒神岳]～(10:05)古荒神岳(10:10)～(10:30)立里荒神社P
【小壺山と古荒神岳ルート図】
【野迫川村の日の出?】
雲が厚く、雲海は"ゼロ"
【小壺山への登山道から大峰山脈を望む】
【小壺山への登山道で見かけた鹿】
【小壺山への登山道】
【西谷山(小壺山)】
三等三角点・基準点名<桜峠>・俗称:桜峰
【林道から古荒神岳を望む】
【立里荒神社参道】
【立里荒神社】
【古荒神岳登山道】
【古荒神岳山頂手前からの展望】
【古荒神岳山頂】
三等三角点・基準点名<古荒神>
【お辰の墓】
雲之上温泉(現在・廃業)前の「お辰の墓」
「昔、お辰という美人の所へ高野山の僧に身を変えた大蛇が通ってきた。
お辰は身ごもり蛇の子を産んで死ぬ」という話です。
【シラカバ林】
