古代ロマンの岩が点在する岩橋山へ

大阪府奈良県の府県境上の

岩橋山にN氏と二人で登ってきました。

[3D-GPS軌跡]

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[GPS軌跡]

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[平岩城跡付近から岩橋山方面を望む]

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岩橋山は、二上山大和葛城山の間、

ダイヤモンドトレールが通る山で、

山腹には久米の岩橋をはじめとする

巨石や奇石が点在しています。


葛城山山中に棲んでいた謎の人物、

役行者が、日本の神々に命じて、

ここ岩橋山から吉野の金峰山まで、

岩の橋を架けようとしたという伝説が

伝えられており、

岩橋山の名の由来とされています。

 

近つ飛鳥風土記の丘の駐車場に車を駐車。

平岩城跡を経て、平岩集落に入り、

Bコース(※)を選択。

昨日の雨で、足元は、ズルズル!! 

悪戦苦闘の末、岩橋山山頂へ。

冷たい風が顔を直撃。

早々に山頂を退散、平石峠から高貴寺、

磐船神社を経て、

往路を近つ飛鳥風土記の丘に戻りました。

Bコースには、人面石、鍋釜石、鉾立石、

久米の岩橋などの巨岩や奇石が点在して

います。

古代ロマンと石を探しながらの山歩きは、

結構楽しめました。

 

河南町のホームページのマップ参照http://www.town.kanan.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/14/iwahashi_yama_map02.pdf

 

[平岩城跡に向かう]

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[岩橋山・大和葛城山方面を望む]

近つ飛鳥風土記の丘の遊歩道から

平岩城跡に向かう途中、

前方の展望が大きく開けてきます。

金剛山大和葛城山・岩橋山を望む

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[平岩城跡]

赤阪城の支城の1つで、この地の豪族

平岩茂直が元弘元年(1331年)に

立てこもり、

その後正平14年(1359年)楠木正儀

この城を固め

足利勢と戦ったとされています

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[人面石]

しばらく見ていると、人の顔に見えてきます

f:id:hikojima:20180212102417j:plain[鍋釜石]

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[鉾立岩]

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[久米の岩橋]

役行者一言主

大峰山までの橋を建設するよう

命じたものの、

実現できなかった痕跡と

伝えられています

奥に不動明王像が…

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[不動明王像]

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[平石峠の葛城第24番経塚]

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[平岩城跡に道]

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[コースタイム]
近つ飛鳥博物館駐車場9:15-10:00平岩城跡分岐―10:05車道-10:17Bコース入口-11:50岩橋山12:10-12:50平石峠-13:20高貴寺13:25-13:30休憩13:45-13:55磐船神社-14:20平岩城跡-15:00近つ飛鳥博物館駐車場