「夏は暑いのに決まっている!!??」
ということで、トレーニングを兼ねて、
高野山の黒河道を周回してきました。
2016年、世界文化遺産に追加登録された
「黒河道」は、橋本市の定福寺からどばい
坂、明神ヶ田和、市平集落、久保田和を経
て子継峠へと通じる道です。
しかし、黒河道が世界遺産登録されるまで
は、久保田和から「平」の集落に下って、
桜峠から黒河峠を経て高野山内に入るルー
トが一般的に、黒河道と呼ばれてきまし
た。
ということで、
今回、この2つのルートを
たどってみることにしました。
高野山三本杉をスタートし、黒河峠を越え
て、いったん「平」の集落跡に下ったのち、
世界遺産ルートの黒河道に入り、子継峠か
ら楊柳山に登ってきました。
「歩く人がいなくなると、道は荒れる」と、
よく言われます。
案の定です。かつての黒河道は、伐採地を
通るため、心なしか荒れ気味のように感じ
ます。
一方、世界遺産登録された黒河道は、道標
等も充実し、こちらは、ますます、歩きや
すくなったような気がします。
さすがに、ときおり、吹く風は心地よいも
のの、歩き出すと、汗が噴き出します。
[三本杉]
[三本杉から黒河峠への道]
[高野山森林鉄道が敷かれていたときのレール]
[黒河峠-石標には「くろこ道」と記されている]
[石像の祠]
平垣内の集落は、この地蔵さんの
少し谷側にあったようです
(九度山町史より)。
平地などはなさそうです、
…草木が生い茂って分からなく
なっていますが…。
地蔵尊には「平村安全」と記さ
れています。
この付近から道が少し、
荒れ気味です。
[楊柳山(左)と雪池山(右)]
[垣内大師石像]
以前は、黒河の奥の「平」に祀られ
ていましたが、平垣内に住む人がい
なくなったため、現在の場所に移さ
れたようです。
石の大師像の台座には文政十二
(一八二九)年、「右かうや・
左まに」と記されています
(九度山町史より)
[黒河道の大黒石]
[子継峠の祠]
[楊柳山]
[スグ下ル転軸山近道の道標]
こちらの記事も参考にして下さい↓
【桜を求めて、京大阪・黒河道】 - 児嶋弘幸の「山でほっこり」
[コースタイム]
三本杉07:35-08:05黒河峠08:15-09:20垣内大師石像09:25-09:50つごいの森10:20-茶堂跡10:35-11:00大黒石-11:25雪池峠11:45-12:05子継峠12:10-12:30楊柳山12:45-12:45転軸山近道道標分岐13:15三本杉