熊野古道・果無越え

昨年、熊野古道小辺路の「高野山から

十津川温泉」まで歩き、後半の果無越えを

残すのみとなっていたため、

今回『十津川村に泊まって、路線バス

キャッシュバックキャンペーン』を利用

して、果無越えを歩いてきました。

[果無集落…つぼみ膨らみはじめ]

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『路線バスキャッシュバックキャンペーン』は

十津川村に宿泊すれば、

奈良交通の日本一長い路線バスのバス運賃が

キャッシュバックされると言う、

何とも、お得感満載!!の企画です。

ということで、この企画を利用して、

14名で、果無越えを歩いてきました。


具体的には、1日目は、JR五条駅から上野地で

途中下車。谷瀬の吊り橋周辺を散策後、再び

バスに乗車。目的の十津川温泉の民宿へ

(五条駅~上野地、1,700円/人。

上野地~蕨尾口、1,370円/人)。

2日目は、早朝の村営バスで蕨尾口から八木尾

バス停まで移動。

南から北へ、果無峠を越えて、ふたたび十津川

温泉に戻って来ました。

その後、奈良交通のJR五条駅行きの最終バスに

乗車(十津川温泉~JR五条駅、3,070円/人)、

乗客は我々のみ、貸し切り状態、その上、

村営バス以外のバス運賃がすべてキャッシュ

バック(総額6,140円/人)、

何とも贅沢なバス旅となりました。

ということで、

本題の山歩きが霞んでしまいそうな感は

ありましたが、全員無事に果無越えを

歩き通すことが出来ました。

ヤマザクラミツバツツジ、バイカオーレン等々、

そして果無集落の枝垂れ桜は、

わずかにつぼみが膨らみかけたばかりで、

少し残念ではありましたが、

春爛漫の果無越えの一日を満喫しました。

[十津川温泉…左上あたりが果無集落]

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<1日目>【谷瀬の吊り橋周辺散策】

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<2日目>【果無越え】

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<1日目>【谷瀬の吊り橋周辺散策】

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[竹原八幡神社(森山神社)]

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[展望台に向かう]

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[展望台から谷瀬の吊り橋を望む]

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[展望台]

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[上野地集落のシダレザクラ]

満開でした

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<2日目>【果無越え】

八木尾からの果無峠に向かう

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[第3番観音石像]

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[七色分岐]

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[七色茶屋跡]

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[三十丁石]

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[熊野川を望む]

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[第15番観音石像]

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[第17番観音石像]

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[観音堂]

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[山口茶屋跡]

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[コースタイム]

【一日目】
JR五条駅=上野地バス停12:20-12:25谷瀬の吊り橋-12:50竹原八幡神社-12:55展望地13:30-14:20上野地バス停15:00=蕨尾口バス停 
【二日目】
8:36蕨尾口バス停=9:05八木尾バス停9:20-10:30七色分岐10:35-12:20果無峠12:50-13:15観音堂13:20-13:40天水田-14:00果無集落14:15-14:50柳本橋15:00-15:15十津川温泉
 

 

賀名生梅林を経て防城峯へ

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賀名生梅林周回だけでは、

時間をもてあましそう?

と言うことで、防城峯まで、

足を延ばしてみました。

防城峯は昨年に引き続いて、今回二度目に

なります。

[3D-GPS軌跡]

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賀名生梅林の駐車場に着いたときは、

車が数台停まっている程度でしたが、

帰る頃には、満杯状態。

日曜日で、その上、梅の花が見ごろ、天気も

良いと言うことで、梅林散策を楽しむ人々で、

賑わっていました。


賀名生梅林を半周したところから、

樫辻を経て防城峯へ。

果樹園は、梅から柿に変わってきます。

やがて金剛山を望む高台に建つ落杣神社に

到着。

満開となった桜の樹の間から望む金剛山は、

さぞや素晴らしいだろうと思って、

この場を後にしました。

防城峯を後で、南東から北東尾根を

いっきに下ったのち、再び登って、

賀名生梅林の高台へ。

大峰山系の大日岳・稲村ヶ岳の雄姿を

眺めながら、いっきに下って、

再び賀名生梅林の周回道に合流。

この時間にもなると、カップル、

団体しき観光客で、

周回道は、賑やかです。

[GPS軌跡]

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[賀名生梅林から金剛山を望む]

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[枝垂れ梅]

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[落合神社]

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[落合神社付近から金剛山を望む]

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[大峰山系の大日岳・稲村ヶ岳を望む]

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[賀名生梅林の散策路]

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[教蓮寺]

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[
コースタイム] 7:50駐車場8:00-9:30周回道帰9:30-10:30御霊神社10:35-10:55大深11:00-11:15阪合部神社11:40 -11:55防城殿12:00-13:20賀名生梅林周回道合流13:20-13:50教蓮寺-14:15民俗資料資料館14:55-15:00駐車場

暑~い、大谷山から赤阪山の雪山縦走

琵琶湖の湖西、中央分水嶺「高島トレール」の

二峰「大谷山から赤阪山」を歩いてきました。

[寒風から大谷山に向かう主稜線]

f:id:hikojima:20180315191311j:plain[GPS軌跡]

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今回の目的は、もちろん雪山縦走です。

和歌山から車で往復400キロメートル、和歌山

からは、このあたりまでが日帰りとなる北限

だろうか?

ともあれ、左手に雪をかぶった山稜を

眺めながらメタセコイヤの並木を通り抜け、

マキノ高原スキー場に到着。

大谷山登山口から寒風(峠)をめざして、

スタートします。


登山道には、30センチから深いところで

2メートル近くの積雪があり、いわゆる

「つぼ足」で登っていきます。

ときおり、膝下まで踏み抜くことも!! 

しかし、大谷山から赤阪山への縦走路は、

終始、琵琶湖を望む大ロケーション。

雪解けがすすんだ草原と真っ白な雪原の

コントラスト、春を待つかのような

縦走路は最高でした。

また思いのほか、大きい山という印象を

受けた大谷山にも感動。

暑い、暑~い、少し欲張った雪山の一日

を堪能しました。

[3DG寒風から大谷山に向かう主稜線]

f:id:hikojima:20180315190956j:plain[メタセコイヤの並木]

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[マキノ高原スキー場]

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[スキー場をあとに寒風に向かう]

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[寒風]

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[寒風から赤阪山・三国山方面を望む]

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[寒風から大谷山をめざす]

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[眼下に琵琶湖を望む]

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[大谷山山頂間近]

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[大谷山から寒風・赤阪山を望む]

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[赤阪山・三国山方面を望む]

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[赤阪山山頂]

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[コースタイム]
マキノ高原スキー場9:40-10:35支尾根10:40-12:00寒風12:05-12:40大谷山13:20-14:00寒風14:00-14:50栗柄越え14:55-15:10赤阪山15:30-15:40栗柄越え15:40-16:15武奈の木平16:30-17:10マキノ高原スキー場

 

 

 

 

のんびり、龍王山を歩く

山城跡のある龍王山にN氏と二人で

登ってきました。

[龍王山山頂からの眺望]

左から金剛山大和葛城山・岩橋山・二上山を望む

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龍王山の山城は南北二峰からなり、

大和随一の中世城郭で、北城の方が広く、

標高520mの郭を中心にさまざまな郭が

重なり、掘割、井戸、馬冷やしの水溜り

もあって中世城郭の原型をよくとどめて

います。

南北朝の頃、小さな砦が作られたのが

はじまりで、十市遠忠が一大城郭を

築いたと言われています。


ファミリマート裏の市営駐車場からの

スタート。

いつものように、

私たち二人の寂しい山歩きと思っての

歩き出しです。

しかし、山頂近くになって、

急に、登山者の賑やかな声が聞こえる

ようになり、山頂では、20人ほどの

先客にビックリ。

小広い龍王山山頂からは、奈良盆地

一望できるとあって、この付近では、

人気のあるコースのようです。

私たちは、冬枯れの木陰で、昼食。

コーヒーを頂きながら、のんびりとした

至福のひとときを過ごしました。

[GPS軌跡]

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[長岳寺山門]

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[石仏]

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[不動明王像]

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[龍王山城跡分岐]

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[龍王北城本丸跡]

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[田龍王社]

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[龍王山山頂(南城本丸跡)]f:id:hikojima:20180312141126j:plain

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[龍王社]

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[長岳寺奥の院不動明王像]f:id:hikojima:20180312141127j:plain

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[崇神天皇陵]

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龍王山歴史と健康の道コース - 天理市観光協会のホームページ
http://kanko-tenri.jp/hiking_course/ryuouzan.html

[コースタイム]
駐車場9:15-9:25長岳寺9:30―10:50分岐-11:20北城跡11:25-11:55龍王山12:40-13:10長岳寺奥の院-13:55崇神天皇陵-14:20駐車場

龍神宮から三星山縦走[2日目]

[龍星のコル近くから三星山の岩稜を望む]

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[GPS軌跡]

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2日目は、昨日とうって変わっての

どんよりとした曇り空からのスタート。

梅の花が満開の佐向谷に入り、まずは、

ゲドの谷を経て龍神宮に参拝。

その後、三星山縦走路に入り、

龍星のコルへ。

ここで数年前に歩いたときには、

気づかなかった、

平成19年4月設置の

「田辺歩こう会新道開設40周年記念」の

標識を発見!  

新道は、地元の方たちのボランティアで

開拓したと聞き及んでいましたが、

今回、現実のことと再認識!!。

ロープが新しく設置されていたり、

ルートを間違わないようにペンキが

塗られていたり、先人の努力と共に、

今なお維持されている方々の苦労にも

頭が下がります。

いつも以上の敬意を感じながら新道を

歩き、三星山を後にしました。

[龍神宮佐向谷参拝道入口]

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[谷を徒渉]

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[ゲドの谷の修行場?]

この場所の謂われ等について、

知っている方がおられましたら、教えてください

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[表参拝道と合流]

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[護摩の壇のゲドの地蔵尊]

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[ゲドの地蔵遙拝所]

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[龍神宮とウバメガシの大木]

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[八幡社]

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[田辺湾から白浜方面を望む]

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[龍星のコル]

「アルコウ会新道開設四十五周年記念」の標識

後面「平成十九年四月二十二日 田辺アルコウ会」 

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[三星山山頂] 

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[梅林]

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[コースタイム]
佐向谷入口「駐車スペース」9:00-9:53参拝道入口9:55-10:20龍星ノ辻10:20-11:00護摩の壇11:05-11:10龍神宮11:20-11:33八幡社-12:10龍星のコル手前[昼食]12:20-12:25龍星のコル12:25-13:05三星山13:30-14:05香呉谷山-14:55農道-16:15佐向谷入口「駐車スペース」

岩屋観音道とひき岩群遊歩道[1日目]

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南紀の山を歩こう」をテーマに

1泊2日の日程で、「ひき岩群遊歩道」と

龍神山・三星山」を歩いてきました。

[3D-GPS軌跡]

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1日目は、岩屋観音の新西国三十三番

霊場めぐりと、ひき岩群遊歩道。

そして2日目は、龍神宮佐向谷参拝道

から八幡社、龍星のコルを経て、

三星山の縦走コースです。


岩屋山・ひき岩群は、私にとって

山歩きだけにとどまらず、写真撮り等、

飽きることなく通い続けている

フィールドのひとつです。

ということで、昨年の7月に歩いて以来、

ほぼ半年ぶりです。

昨日の嵐のような雨・風とは、

うって変わって、今日は、真っ青な

青空で、私たちを出迎えてくれました。

そして360度の眺望は、

何よりにも代え難い

贅沢なプレゼントです。

しかし、今日、出会ったのは、

残念ながら、ただ一人…。

こんな良い天気だというのに、

寂しすぎますね!!

[GPS軌跡]

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[田辺市の地形図模型]

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[ふるさと自然公園センター]

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[岩屋山入口]

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[第1番観音石像]

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[第2番観音石像]

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[ひき岩群を望む]

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[岩屋観音]

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[ひき岩]

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[ひき岩橋]

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[ひき岩展望地]

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[コースタイム]
ふるさと自然公園センター「駐車場」11:35-11:55遊歩道北入口11:55-12:10岩屋山入口12:10-12:30石山寺石像[昼食]12:55-13:40岩屋山入口13:40-13:53ひき岩群遊歩道入口-14:10第二展望台14:40-15:10第一展望台15:20-15:40ふるさと自然公園センター「駐車場」

2日目へ

龍神宮から三星山縦走[2日目] - 児嶋弘幸の「山でほっこり」