【果無峠でラッセル】

紀伊半島の寒波到来に合わせて、

果無山にアタック。

ラッセルの醍醐味と厳しさを、

久しぶりに味わいました。
雪を侮ってはいけませんね。

とはいえ、雪景色は最高です。

正面のピークが果無山、

その右肩が果無峠です。

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中辺路経由で、

道の駅「奥熊野古道ほんぐう」へ。

北の方に目を向けると、
いつもの果無山脈とは違って、

どこかアルプスを思わせる山稜が

横たわっています。
真っ白に雪化粧した果無山です。
この眺めは、まさに登高欲を

掻き立てられます。

 

ということで、十津川温泉まで移動し、

熊野古道・果無峠に向けて登山開始。

十津川温泉の二津野ダム湖に架かる

柳本橋の朱色が鮮やかです。

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[GPS軌跡]

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柳本橋のつり橋を渡ります。

雪が積もっています。

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天空の郷「果無集落」は、

いつもにもまして、

ひっそりと静まりかえっています。
ここまではトレースがあります。

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いよいよ果無越えの入口です。

f:id:hikojima:20170213202149j:plain林道を横断。この調子で登れば…、

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と期待しながら、高度を上げていきます。

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ようやく観音堂に到着です。

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しかし、

第22番観音石像を過ぎたあたりから、

いっきに積雪量が多くなり、

第19番観音石像の展望所まで登って、

時間的にも体力的にも限界、
登頂はあきらめることに…。

この辺りで、積雪80センチほど。

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わずかに観音石像の頭が見えますが…

雪に埋まっています。

 

果無峠を目前にして敗退を決意、

下山することに!!。

(19番石像が見えますか?

 やや右寄りの中央)

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【霧氷を求めて高見山へ】

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[GPS軌跡]

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明日以降、またまた寒波の到来!との予想。

2、3日ほど、晴れ間が望めないだろう

ということで、

前々から登る機会をねらっていた高見山

登って来ました。

もちろん、今回の目的は霧氷です。

 

コースは、

たかすみ温泉から高見山山頂をピストン

します。

最近は、たかすみ温泉に駐車場が

あることから、ここからのルートがよく

使われているようです。

 

ということで、

たかすみ温泉駐車場に車を止め、

いざ登山開始。

と思いきや…、

突然、後ろの方から名前が呼ばれ、

「エッ」と振り返ったところ、

何とA氏です。

A氏とは、数回ほど山に登ったことが

ありましたが、

このピンポイントの出会いには本当に

驚きました。

というわけで、

高見山登山をご一緒することに!

高見神社でアイゼンを装着、

快適に登っていきます。

高度が上がると共に、

徐々に霧氷が目立ちはじめ、

山頂近くでは、

まさに白銀の世界が広がっていました。

青い空には出会えなかったものの、

寒さも忘れて、

高見山の霧氷の世界を堪能しました。

 

久々の高見山でしたが、

霧氷のすばらしさはもちろんのこと、

意外なところでの

A氏との出会いにも感激、

今日も一日、

楽しい思い出ができました。

[国見岩--この付近から徐々に霧氷が…]

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[揺岩]

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[樹林のすき間から台高山脈を望む]

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[笛吹岩から台高山脈を望む]

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[山頂間近]

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[高見山山頂]

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[山頂での温度計-6℃です]

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[平野分岐]

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追伸--

和歌山城付近から、

高見山がよく見えたということが、

文献等に書かれていますが、

果たして、あの山が…高見山だという

確証を持っていませんが、

少し興味を引くところです。

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【金剛桜の樹氷】

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今年、

はじめての金剛山に登ってきました。

以前、金剛山へは一年に数回、

必ずといっていいほど登っていた山

でしたが、ここ数年は、

ずいぶんとご無沙汰です。

今日のコースは、ツツジオ谷から

国見城跡、葛城神社を周回したのち、

千早本道を下山しました。

 

ツツジオ谷は私自身の冬の

定番コースです。

一の滝、二の滝の氷瀑は、

良く知られていますが、

氷瀑はもちろんのこと、

金剛山の数少ない自然が味わえる

コースと思っています。

真っ白に雪化粧した登山道は、

ややルートを分かりづらくして

いますが、

ただひたすら谷を登っていきます。

ここは金剛山のど真ん中です。

といっても、

どこか遠くの山奥に入ったかの

ような錯覚さえ感じてしまうほど

の静けさです。

誰一人とも出会うこともなく、

国見城跡へ。

しばらく青空をバックに、

キラキラと輝く金剛ザクラの霧氷

に見とれてしまいました。

 [GPS軌跡]

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[ツツジオ谷 二の滝]

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[ツツジオ谷源頭部]

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【冬は綿向山】

[綿向山山頂から雨乞岳を中心に鎌ヶ岳を望む]

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冬は綿向山。

ということで、鈴鹿山系の一峰、

綿向山に登ってきました。

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山岳信仰の山でもある綿向山は、

一年を通して、登山者の多い山です。

登山口へのアクセスが良く、

登山者用の駐車場も整備されているなど、

登山者には、至れり尽くせりの山です。

 

さて、その駐車場入口を目指して…と、

思っていた矢先、すれ違った一台の車が、

「駐車場は満杯!」との合図。

やむなく、周辺を行ったり来たりしながら、

駐車場探しからのスタートです。

雪かきでひと汗かき、

やっとの事で、路肩に駐車場を確保。

ようやく、綿向山登山口へ。

 

一週間前に降った雪の影響だろうか?。

車道脇に雪が積み上げられ、

もちろん駐車場も、

雪に埋まっている状態です。

しかし、登山道だけは、

しっかり踏み固められており、

登山者の多さが感じられます。

またアイゼンの利き具合も最高です。

 

心配していた天候は、

午後になって少し、

雲が多くなったものの、

山頂からの眺めは最高、風もなく、

今日もまた、

至福のひとときを堪能しました。

 

[登山口…

右手に駐車場があるのですが、

雪で埋まっていました]

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[ヒミズ谷出合小屋]

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[五合目]

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[夢咲の鐘]

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[七合目を後に…]

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[綿向山頂上]

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[山頂風景]

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[下山開始]

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[あざみ小舎でひと休憩]

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                  END

 

 

 

 

【高野山内をラッセル】

f:id:hikojima:20170126093824j:plain懲りずに、今年2度目の高野山です。

奥の院参道を外れて高野山スキー場を

目指します。

ゲレンデでは、2組ほどの親子が雪遊

びを楽しんでいました。雪は期待以上。

ということで、スキー場の山頂を

目指します。

膝上までの雪をかき分けて

一度目のラッセル開始。

目の前に高野三山の転軸山・楊柳山・

摩尼山(?)が姿を現します。

上空の雲の動きが早く、

まるで、映画の1シーンを

早送りしているかのような

錯覚さえします。

山の景色を十分堪能した後は、

再び奥の院参道に戻り、

いつものように高野山内を散策。

さて、次の目的地は高野山大門から

弁天嶽へ。

外国人風の女性1人とすれ違ったものの、

登りは私ひとりのようです。

景色を十分堪能した後、

女人堂に向けて下山開始。

ここで二度目のラッセル。

雪の重さで木の枝が登山道をふさぎ、

雪まみれになって、

ようやく女人堂に下りました。

女人堂からは、不動坂経由で極楽橋駅

下山しました。

 

今日は、久しぶりのラッセル三昧、

真っ青な空とは言えないまでも、

銀世界の高野山を、思う存分、

楽しみました。

[GPS軌跡]

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[高野山ケーブル]

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[高野三山?]

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[金剛峯寺]

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[御社]

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[西塔]

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[弁天岳参道入口…外国人風の女性一人が下ってきました]

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[弁天岳山頂の嶽弁才天]

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[女人道への道…踏み跡なし]

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[極楽橋]

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【追記】

[スキー場からの高野三山を

展望図で描いてみました]

左から楊柳山-転軸山-摩尼山です 

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【今年は名草山!!から…新年会へ】

今日、「地図読みテクニック入門」講座の

自由参加のハイキングで、

名草山のハイキングを楽しみました。

今年最初の山歩き、新年会を兼ねての集ま

りです。

我々21名と台湾からの参加者2名を加えた

総勢23名です。

 

コースはJR黒江駅から符の谷池を経て

名草山山頂へ、帰りは一本松、坊主山を経

紀三井寺駅に下山。

その後、新年会会場に移動、楽しい2時間

あまりを過ごしました。

 

ちなみに名草山は、名刹"紀三井寺"の

ある山として知られています。

紀三井寺は西国三十三ケ所の第二番札所

で、奈良朝の宝亀元年(770年)に、

唐僧為光上人によって開基されたと伝え

られています。

また、万葉集には、

「名草山 言にしありけり 我が恋ふる

 千重の一重も 慰めなくに」

と詠まれています。


[写真は、桜の季節高津子山山頂からの名草山です↓]f:id:hikojima:20170123111557j:plain

[3D_GPS軌跡]

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[GPSデータ]f:id:hikojima:20170123111519j:plain

小雨が降る中のスタート…。と思いきや、参加者の日頃の行いが良いのだろうか? すぐに雨がやみ、冬枯れの道を、快調に登っていきます。f:id:hikojima:20170123111643j:plain

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1時間余りで、名草山山頂に到着。

目の前に片男波海岸、和歌浦湾の海が

広がっています。f:id:hikojima:20170123111531j:plain

N氏から名草山について説明を受けた後、

下山開始f:id:hikojima:20170123111616j:plain

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 一本松広場の道標石f:id:hikojima:20170123111654j:plain

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300メートル足らずの低山ということで、

名草山を少しばかり軽く見ていた方も

多かったようですが、意外や意外、登り

ごたえを感じたようでした。

最後にクチナシの実です。f:id:hikojima:20170123113304j:plain

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【雪の高野山】真っ白な雪と青空を求めて…

山や森にいくと「ほっこり」とした気分

になります。

その要因のひとつに

「真っ白な雪と青空」ですよね〜

北海道や北陸の方々からは叱られそう

ですが…、

 

和歌山県人にとっては、憧れますよ!

ということで、今年最初の大寒波到来と

いうことで、高野山に行ってきました。

約束通り、白銀の世界が広がっていま

した!!

 

参拝道の雪かきをする人、

雪上車が山内を忙しく走り回っています。

朝が早かったので、カメラマンも多く

見かけました。

 

夏の高野山とは違って、観光客は

まばらです。

 

[金剛峯寺]

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[蛇腹道]---秋には見事な紅葉景勝地です

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[奥の院参道]

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女人道は新雪で、道が埋まって

いましたが、そこは勝手知った道、

強引に突破!!

と言っても、さほど雪が深いわけでは

ないので、ほどよい汗をかいて上水峠へ。

360度の展望が開けており、

樹林のすき間からは、

弁天岳・根本大塔も望めます。

残念ながら、青空とはならなかった

のですが、十分、高野山を満喫しました。

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[女人道:上水峠付近]---わずかに動物らしき足跡が…

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