高野街道のひとつ「麻生津道」を歩く

高野古道のひとつ、「麻生津道」を

トレーニングを兼ねて、訪ねました。

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「京・大坂道」には、六地蔵が祀られ

ていますが、面白いことに、

ここ「麻生津道」にも、同様の六地蔵

が祀られています。

第一の地蔵は、麻生津橋を渡って、

すぐ、県道脇に祀られており、その後、

麻生津峠への登りにかかります。

麻生津峠には、第三の地蔵が、高野山

町石道と交わる矢立峠には、第六の

地蔵が祀られています。

 

今回は、第一の地蔵から麻生津峠を経て

市峠まで歩き、その後、往路を戻りました。

 

すべて舗装道と思って歩いたところ、唯一、

第四の地蔵を祀る日高峠から市峠間は、

やや荒れ気味の旧道歩きとなりました。

予想とは違ったものの、意外と楽しめました。


第二の地蔵を過ぎた辺りから、きつい

登りが続きますが、無住の家、朽ちか

けた家も目立つようになります。

かつて高野山詣での人々を見守って

きたであろう、しだれ桜が、無住の屋敷内

に、ひっそりと枝を広げていました。

今では街道を歩く人は、決して多くは、

いないだろう。…と思うと、

急に、もの寂しさを感じてしまいました。

しかし春には、きっと立派な花を咲かせる

とともに、きっと、この桜を見に、多くの

人々が…、と期待しながら、

帰路につきました。

[歩いた軌跡]

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[麻生津峠に向かう道から紀ノ川を望む]

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[「右高野山 大門五里」の石標]

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[将棋石]

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[カジヤ辻の道標石]

f:id:hikojima:20180222230115j:plain[立派な石垣が続く街道筋]f:id:hikojima:20180222230151j:plain[第二の地蔵]

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[シダレザクラのの大木]

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[右手の上方に飯盛城の建物を望む]

飯盛城といっても、中世の山城、飯盛城とは、別物です。

飯盛城跡は、ここから西に登った飯盛山にあります。

この天守閣の建物は神路原神社の関連施設です

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[ハイタ地蔵]

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[麻生津峠の第三の地蔵]

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[日高の街道筋に広がる柿畑]

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[日高峠の第四の地蔵]

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[旧道分岐]

右の道が旧道で、左が新道。

どちらを歩いても市峠に出ることができますが、

今回、右の旧道を歩きました

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[ここは左下に下る]

やや道が荒れてきます。

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[市峠近く]

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[市峠の国道]

ここで、引き返します

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[コースタイム]

駐車位置8:45-9:03第一の地蔵9:05-9:15カジヤ辻-9:20第二の地蔵-9:30シダレザクラ-9:38堂前の地蔵-9:55ハイタ地蔵-10:20大師の井戸-10:35麻生津峠10:40-11:25日高峠-12:03市峠(引き返し)12:05-12:30日高峠13:05-13:55麻生津峠14:00-14:20休憩14:40-14:50ハイタ地蔵-15:00シダレザクラ-15:05駐車位置 

 

雪の藤原岳へ

絶好のタイミングで、

今年最初の鈴鹿山系の藤原岳

登ってきました。

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[3D-GPS軌跡]

f:id:hikojima:20180219113707j:plain[GPS軌跡]

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このところ、寒くなったり、

少し寒さも緩んだりの繰り返し!!、

それでいて日本海では大雪が…。

ヤキモキしながら、このところの

天気予報と、にらめっこです。


しかし、しかし、西高東低の

天気図が少しゆるんだ

絶妙のタイミングで藤原岳に登る

ことが出来ました。

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無気味なほど、雲の動きが早かった

ものの、思いのほか、風が弱く、

青空と樹氷

そして、開放感たっぷりの眺望に

大感動です。

余りの天気に良さに午前中には、

すでに樹氷が溶けてしまいました(笑)。

[スタートです]

10時20分、登山口をスタート

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[二合目]

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[三合目]

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[五合目]

少し雪が増えてきました

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[八合目]

かなり雪が深くなって…

斜面も強くなってきました

1合目、2合目、3合目……、

6合目手前で、アイゼン装着

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少しばかり周囲の景色が開けてきます。

青空が広がり、モチベーションも最高潮です

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眼下に市街が…

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すでに、下山者も…

この時点で、まだ少し樹氷が…

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藤原山荘に到着。

藤原岳山頂を目指す登山者の連なりが…

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きれいな樹氷

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いよいよ藤原岳山頂に向かいます

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急斜面の登りです。

空の雲の動きが速く、それでいて、無気味な動きをしています

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山頂近くで雪煙も…

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藤原岳山頂に到着

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藤原岳山頂からの眺望です

左奥が御池岳(こちらはかなり雪が深そうです)

右奥が伊吹山だろうか

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下山開始

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新雪をたどっていきます。 

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[コースタイム]
藤原岳登山口(駐車場)10:15-11:05五合目―[アイゼン装着]-11:40七合目-12:45十合目・藤原山荘13:10-13:30藤原岳山頂13:30-14:10藤原山荘-15:45藤原岳登山口(駐車場)

『和歌山県の山』発刊!

私ごとで恐縮ですが…

2年ほど前から調査取材と校正を

進めてきました分県登山ガイドの

和歌山県の山』が、

ようやく書店に並びます。


今回は20年ぶりの大改訂という

ことで、すべての山を再構築する

とともに、写真・地図の充実も

図っています。


よろしければ、手に取って読んで

ください!!

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"春を待つ静かな山へ" 「烏帽子山」

山と渓谷」誌の2018年3月号に、

"春を待つ静かな山へ"として


熊野の「烏帽子山」が

掲載されました。

よろしければ、

手に取って読んでくださいね!!

 

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07987TFPD/ref=oh_aui_detailpage_o06_s00?ie=UTF8&psc=1

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古代ロマンの岩が点在する岩橋山へ

大阪府奈良県の府県境上の

岩橋山にN氏と二人で登ってきました。

[3D-GPS軌跡]

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[GPS軌跡]

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[平岩城跡付近から岩橋山方面を望む]

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岩橋山は、二上山大和葛城山の間、

ダイヤモンドトレールが通る山で、

山腹には久米の岩橋をはじめとする

巨石や奇石が点在しています。


葛城山山中に棲んでいた謎の人物、

役行者が、日本の神々に命じて、

ここ岩橋山から吉野の金峰山まで、

岩の橋を架けようとしたという伝説が

伝えられており、

岩橋山の名の由来とされています。

 

近つ飛鳥風土記の丘の駐車場に車を駐車。

平岩城跡を経て、平岩集落に入り、

Bコース(※)を選択。

昨日の雨で、足元は、ズルズル!! 

悪戦苦闘の末、岩橋山山頂へ。

冷たい風が顔を直撃。

早々に山頂を退散、平石峠から高貴寺、

磐船神社を経て、

往路を近つ飛鳥風土記の丘に戻りました。

Bコースには、人面石、鍋釜石、鉾立石、

久米の岩橋などの巨岩や奇石が点在して

います。

古代ロマンと石を探しながらの山歩きは、

結構楽しめました。

 

河南町のホームページのマップ参照http://www.town.kanan.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/14/iwahashi_yama_map02.pdf

 

[平岩城跡に向かう]

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[岩橋山・大和葛城山方面を望む]

近つ飛鳥風土記の丘の遊歩道から

平岩城跡に向かう途中、

前方の展望が大きく開けてきます。

金剛山大和葛城山・岩橋山を望む

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[平岩城跡]

赤阪城の支城の1つで、この地の豪族

平岩茂直が元弘元年(1331年)に

立てこもり、

その後正平14年(1359年)楠木正儀

この城を固め

足利勢と戦ったとされています

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[人面石]

しばらく見ていると、人の顔に見えてきます

f:id:hikojima:20180212102417j:plain[鍋釜石]

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[鉾立岩]

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[久米の岩橋]

役行者一言主

大峰山までの橋を建設するよう

命じたものの、

実現できなかった痕跡と

伝えられています

奥に不動明王像が…

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[不動明王像]

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[平石峠の葛城第24番経塚]

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[平岩城跡に道]

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[コースタイム]
近つ飛鳥博物館駐車場9:15-10:00平岩城跡分岐―10:05車道-10:17Bコース入口-11:50岩橋山12:10-12:50平石峠-13:20高貴寺13:25-13:30休憩13:45-13:55磐船神社-14:20平岩城跡-15:00近つ飛鳥博物館駐車場

完全氷結の金剛山ツツジオ谷へ

f:id:hikojima:20180209120318j:plain[ツツジオ谷二ノ滝]

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氷瀑を求めて…、

金剛山ツツジオ谷を歩いてきました。

絶好のシチュエーションで迎えてくれました。

このところの朝・昼・夜の冷え込みが、

続いており、今しかないだろうという

ことで、昨年に引き続き、

金剛山ツツジオ谷の山行きです。

 

金剛山登山口付近まで来ると、思いのほか

雪景色が広がっており、

期待に胸が膨らみます。


駐車場では、昨夜から今朝にかけて、

雪が降ったということで、

整地をされていました。

歩き始めて、雪の上に、

5人~6人ほどの足跡を確認、

次第に積雪も多くなり、

いよいよツツジオ谷へ。

一の滝では、80パーセント、

二ノ滝はほぼ100パーセントの完全氷結!!

すばらしい!!。

期待以上の出来上がりに、

心の中で万歳です。

さらに谷の上方では、

青空が広がりつつあり、

まさに夢の競演です。

しかし写真を撮っている間にも、

氷解けが進行しており、

まさに絶好のプレゼントを

用意してくれました。

[GPS軌跡]

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[金剛山ツツジオ谷に向かう]

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[腰折滝]

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[一の滝]

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[二ノ滝] 

完全氷結した二ノ滝の氷瀑です。

写真ではわかりにくいですが、

中央部のあたりが少し溶けかけています

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[ツツジオ谷]

まだまだ、谷を遡っています

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[金剛さくら]

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[国見城跡]

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[転法輪寺]

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[夫婦杉]

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[遠くに大和かつらぎ山]

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[展望台からの展望]

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[葛木神社]

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[コースタイム]
金剛山駐車場9:05-9:30ツツジオ谷分岐―9:45腰折滝[アイゼン装着]9:50-9:55谷分岐-10:10一の滝10:25-10:35二ノ滝11:00-11:50国見城跡12:20-13:05展望台13:10-13:50国見城跡-14:40腰折滝-15:25金剛山駐車場

雪の高野三山へ

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参加自由の会で、昨年のリベンジとなる、

高野三山に登ってきました。

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新雪ラッセルとは、

言えないものの、

思いのほかの雪、雪、雪…を堪能しま

した。


今回、南海高野線が不通のため、代行

バス利用による高野山行きです。


南海九度山駅で、高野山駅までの往復

切符を購入(金剛峯寺バス停まで有効と

のことです)。

橋本駅代行バスに乗り換え、高野山

大門南口経由、金剛峯寺前を経て、

奥の院前バス停へ。

往路、復路ともに、電車利用以上に、

スムーズな乗り継ぎとなりました。

 

バスから降りると、期待できそうな

大量の雪と対面!!

「三山碑」を後に、いよいよ、

高野三山に向けてスタートです。

奥の院峠から摩尼山山頂へ。

ときおり、横なぐりの風と雪が舞っ

ています。

わずかに残るトレースをたよりに、

楊柳山山頂へ。

我々以外の登山者は少なく(2人ほど)、

まさに高野山を独り占めといった

ところだろうか。

我々11人が歩いた後には、太い雪の

トレースが出来ていました。

ときおり薄日が差し込む最高の

プレゼントもいただきました。

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[御供所・水向地蔵前]f:id:hikojima:20180205135359j:plain

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[摩尼山山頂]

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[楊柳山山頂]

f:id:hikojima:20180205135432j:plain[黒河峠]

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[子継地蔵]

昨年、黒河道の企画で、登って来たところです

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[一本杉への道]

白銀の広谷の道。和歌山県とは思えません。きれいです

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[一本杉]

6人ほどでがんばりますが…

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[転軸山への道]

転軸山に向けての最後の登り

少し薄日の差し込むひとときも…

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[転軸山山頂]f:id:hikojima:20180205143339j:plain

[奥の院参道]

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[清浄心院]

幾分か、来たときよりも、雪が積もっているような…

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[コースタイム]
奥の院前バス停9:40-9:55御廟橋10:00―10:20奥の院峠10:22-10:55摩尼山10:55-11:26黒河峠11:26-11:45楊柳山12:20-12:45子継峠12:45-13:20一本杉分岐13:20-13:40転軸山-14:15転軸山森林公園14:15-14:30奥の院参道分岐-14:55金剛峯寺バス停

 

[※注意]

土砂流出の影響により高野下駅極楽寺駅

運休中。2018年春再開予定。

高野山へは橋本駅から代行バス運行中。

事前要問合せのこと