天ヶ滝から伏見峠を経て金剛山、湧出岳へ

天ヶ滝道から金剛山を登るのは、

30数年ぶりになるだろうか?。

体のリフレッシュとかつらぎ二十八宿

経塚2ヶ所の訪問が今回の目的です。

【葛城20番経塚】

f:id:hikojima:20190810213148j:plain

葛城二十八宿とは、役小角法華経

埋納したとされる経塚で、

葛城二十八宿経塚、葛城修験二十八宿など

とも言われています。


"暑~い、暑~い"が最近の挨拶代わりに

なっていますが…、この日も暑く、

その上、風もなく…、

山歩きなど、もってのほか?…(笑)。


駐車場には先客の車が一台。

物好きもいるものです。

ここにもひとりおりますが…

(笑っちゃいま~す)。


天ヶ滝道から湧出岳に登ったのち、東隣の

石寺跡道を下る予定です。

まずは天ヶ滝へ。

滝は気持ち良いですね…、

しかし、

ここからが長い道のりです。


金剛山に登る機会があっても、

ここ湧出岳まで登って来られる方が

少ないかと思いますが、

金剛山の一等三角点の山…と言えば

分かっていただけるかと思います。

ちなみに国土地理院の三角点名は

湧出岳、1111.9mです。

金剛山の最高地点は1125mの葛木神社です

ので、ここ湧出岳は、13.1m低い山という

ことになります。

ここに、"第二十一番"の湧出岳経塚が

祀られています。


そして、もうひとつの経塚は、

石寺跡道の"第二十番"石寺跡です。

自然石の経塚が何とも言えない雰囲気を

漂わせています。

 

大和名所図絵』に、

石寺について下記のような記載があります。


「寛文記に日く。

金剛山本堂より二十八町紀州の方に至る

坂中にあり。


この寺も金剛山七坊の内なり。

本尊は石仏の薬師如来


これは役行者百済国より負ひ来たり給ふ

と云ひ伝ふ。


そのゆゑに石寺と号す。

境内は方十町余あるよし。(略)…」


と。

 

ちなみに山行きも終盤に差し掛かり…

最短ルートで駐車場に戻る予定が、

途中でルートを見失い、

畑の中を行ったり来たり、ようやく駐車場へ。

思わぬところに落とし穴が…。

しかしながら

予定していた経塚2ヶ所に立ち寄る

ことが出来ました。

【展望台から湧出岳を望む】

f:id:hikojima:20190810213120j:plain

f:id:hikojima:20190810235236j:plain

GPS軌跡】

f:id:hikojima:20190810213230j:plainGPS軌跡】

f:id:hikojima:20190810213235j:plain

【天ヶ滝道~石寺跡道ルート図】

f:id:hikojima:20190810213238j:plain

【天ヶ滝】

f:id:hikojima:20190810213255j:plain

【新欽名水】

f:id:hikojima:20190810213300j:plain

【ダイヤモンドトレール出合】

f:id:hikojima:20190810213303j:plain

f:id:hikojima:20190810213307j:plain【伏見峠近く】

f:id:hikojima:20190810213311j:plain

【展望台】

f:id:hikojima:20190810213313j:plain

f:id:hikojima:20190810213320j:plain

f:id:hikojima:20190810213324j:plain

【葛城21番経塚】

f:id:hikojima:20190810213328j:plain

【湧出岳】

f:id:hikojima:20190810213330j:plain

【湧出岳一等三角点】

f:id:hikojima:20190810213334j:plain

【欽名水】

f:id:hikojima:20190810213339j:plain

【葛城第20番経塚】

f:id:hikojima:20190810213346j:plain

【石寺跡道の道標石】

f:id:hikojima:20190810213350j:plain

f:id:hikojima:20190810213357j:plain

【コースタイム】
駐車場9:55-10:10天ヶ滝10:45-11:45新欽名水-12:00伏見峠-12:10展望台12:30-12:45湧出岳12:55-13:30伏見峠-13:45欽名水-14:00石寺跡-14:25高宮廃寺跡-15:30駐車場

 

木地師の里、「ほしやたわ滝」「オン滝」「メン滝」へ

f:id:hikojima:20190804141300j:plain

木地師の里と伝えられる

天瀬谷の滝探索に行ってきました。

今回の目的は天瀬谷の

"オン滝" "メン滝"の位置特定のための滝探索です。


天瀬谷は、最近、ネット上に多く掲載されている

沢登りコースのひとつです。


暗くて細い天瀬谷の枝谷を登っていくと、

突如、"ほしやたわ滝"が現れます。

高さ40メートルはあるだろうか、

滝からの水しぶきがキラキラと輝き、

ここに立っていると、

夏という暑さを忘れてしまいます。


落ち口近くに陽が当たるまで、

しばらくの間、待つことに!!…。

最も、美しい滝の姿を

撮影したいという…(思いです)。


後ろ髪を引かれるように、次の目的地

"オン滝"と"メン滝"を目指します。

二股を右の亀谷へ、"メン滝"を大きく巻き上がって、

"オン滝"へ。

"オン滝"からの水が"メン滝"へと流れていく様が

とても美しく、

思わず見とれてしまいました。

 

ちなみに

紀和町史』に

木地師の里、"オン滝の美観"

として"オん滝"の写真と説明文が

紹介されています。


「巨岩が谷を埋め岩間を流れる水と、蒼く湛湛(たんたん)とした淵には、アメノウオが一匹、二匹と水苔を食んでいる。また波紋を描きながら流れる"オン滝"は蒼い淵となり、瀬となり、メン滝に流れている。"メン滝"は蒼崖を落下して深淵を造り神秘感が漂う渓谷である」

 

紀和町史』は、30年ほど前に発行された

町史ですが、

2005年、紀和町は熊野市と合併したため、

オン滝の位置を知るには、

"オン滝の美観"と題した写真と説明文が

唯一の手がかりとなります。

そこで、今回、『紀和町史』に掲載の写真と

ネット等の写真を手がかりに、

現地での滝探索を試みることにしました。

そして予想していた滝が『紀和町史』掲載の

"オン滝"の写真と一致することを確認しました。

もちろん、滝の説明文とも一致。

ということで、気になっていた

"亀谷のオン滝"・"亀谷のメン滝"の

所在をこの位置と断定することにしました。

 

2度目の訪問となった"ほしやたわ滝"、

そして"オン滝" "メス滝"の所在断定と、

あらためて天瀬谷のすばらしさを実感することに!!。

滝から降り注ぐマイナスイオンたっぷりの空間に、

しばし酔い痴れ、夏の暑さも忘れそうになりました。

f:id:hikojima:20190805095924j:plain

f:id:hikojima:20190804141808j:plain

[天瀬谷のほしやたわ滝への入口]

f:id:hikojima:20190804141832j:plain

[ほしやたわの滝に向かう]

f:id:hikojima:20190804141836j:plain

[目の前に"ほしやたわ滝"…]

f:id:hikojima:20190804141907j:plainf:id:hikojima:20190804141900j:plain

f:id:hikojima:20190805094213j:plain

f:id:hikojima:20190805094218j:plain


f:id:hikojima:20190804141848j:plain

f:id:hikojima:20190804142033j:plain

[柱状節理]

f:id:hikojima:20190804142049j:plain

 

f:id:hikojima:20190804142054j:plain

[山の神跡]

f:id:hikojima:20190804142058j:plain

[亀谷のオン滝]

f:id:hikojima:20190804142105j:plain

f:id:hikojima:20190804142109j:plain

[オン滝の上部]

f:id:hikojima:20190804142112j:plain

f:id:hikojima:20190804142131j:plainf:id:hikojima:20190804142128j:plain

[メン滝]

f:id:hikojima:20190804142134j:plain

[メン滝の上部]

f:id:hikojima:20190804142139j:plain

f:id:hikojima:20190804142143j:plain

[柱状節理-ほしやたわ滝入口付近から]

f:id:hikojima:20190804142147j:plain
【コースタイム】
駐車地9:25-9:40支流分岐-9:50ほしやたわ滝[昼食]12:15-13:00オン滝14:30-14:40メン滝15:35-15:55支流分岐16:00-16:15駐車地

 

金剛山石ブテ東谷へ

体が鈍りそうなので…、

またまた、金剛山に登ってきました。

今回は、先々週に登った、

もみじ谷の西隣の谷、石ブテ東谷です。

f:id:hikojima:20190725113509j:plain

暑い夏には、沢登りに限りますね。

(家に帰り着いてから、今日の梅雨明けを知りました)


石ブテ東谷の沢登りは、13年ぶりです。


ここ最近の雨続きで、水の量は、

結構、多いようにも感じました。

といっても、沢登りには、

丁度良い…といったところでしょうか。


さて、石ブテ東谷は、個性的な滝が多く、

小さく纏まっており、ほとんどが直登可能です。


巻き道もしっかりしていますが…。

最大の難所は、

源流近くの一枚岩に懸かる10メートルの大滝です。

直登も可能ですが、やや高度感があります。

この滝を登った後は、

水も細り、右手の中尾の背へ。

六道の辻を経て、

12時40分、金剛山国見城跡に到着。

いつもながら、国見城跡は、

登山者で賑わっていました。

休憩していると、寒く感じるほどですが…

(大日岳にかかっていた温度計は、

21度を指していました)、

今しばらく、下山は考えたくありません…。


帰りは、石ブテ尾根をいっきに下って、

これまた、中々の急斜面です。

またまた、冷や汗も…掻きながら、

いっきに下って、西谷の林道脇へ。


先々週に引き続き二度目の国見城跡。

いつもと変わることのない風景ですが、

ここに登ってくると、何か落ち着きますね。

金剛山は、これからの山人生で、

きっと何度も何度も登る事になるでしょう…。

 

【コースタイム】
石筆橋(P)9:30-9:45谷へ-10:00石ブテ東谷出合10:10-11:10 10メートル滝11:15-
11:40中尾の背-12:10六道の辻12:20-12:30大日岳-12:40国見城跡-13:30大日岳-13:40六道の辻-14:10尾根分岐-14:35石ブテ西谷14:40-15:00石筆橋(P)

hikojima.hatenablog.com


f:id:hikojima:20190725112732j:plain

f:id:hikojima:20190725112816j:plain

f:id:hikojima:20190725112820g:plain

f:id:hikojima:20190725112830j:plain【コース周辺図】

f:id:hikojima:20190725115817j:plain金剛山(C)

【石ブテ谷へ】

いよいよ谷遡行

f:id:hikojima:20190725112853j:plain

【出合に懸かる滝】

右は丸滝谷、ここでは左の谷へ

f:id:hikojima:20190725112856j:plain

f:id:hikojima:20190725112900j:plain

【次から次へ…滝を登っていく】

f:id:hikojima:20190725112903j:plain

f:id:hikojima:20190725112910j:plain

f:id:hikojima:20190725112914j:plain

f:id:hikojima:20190725112919j:plain

f:id:hikojima:20190725112923j:plain

 

f:id:hikojima:20190725113550j:plain

f:id:hikojima:20190725112930j:plain

【ゴルジュ風の滝】

f:id:hikojima:20190725112939j:plain

【最後の難所…10m滝】

f:id:hikojima:20190725113616j:plain

【中尾の背に登る】

左手から尾根へ

f:id:hikojima:20190725112947j:plain

金剛山国見城跡に通じる道】

f:id:hikojima:20190725112950j:plain金剛山国見城跡に通じる道】

f:id:hikojima:20190725114206j:plain【国見城跡】

f:id:hikojima:20190725114217j:plain【カラスの水浴び】

f:id:hikojima:20190725114222j:plain

f:id:hikojima:20190725114226j:plain

f:id:hikojima:20190725114235j:plain【石ブテ尾根の道】

f:id:hikojima:20190725114242j:plain

 

f:id:hikojima:20190725112954j:plain

f:id:hikojima:20190725112957j:plain

 

梅雨の合間に、大滝・恋小袖の滝・曼荼羅の滝へ

f:id:hikojima:20190721113712j:plain

中々、梅雨が明けそうになく、

雨は、しっかり降っているため…、

という訳で、日頃、

水の少ない滝を目指して、

滝の写真撮影に出かけてきました。


まずは、高野大滝へ。

高野龍神スカイライン入口近くの大滝です。

ここは、いつもにも増して水量が多く、

下まで降りてみましたが、

まさに、ウワォ~です。


近くにはゴマ滝も懸かっています。


次の滝は、日高川源流のひとつ、

恋小袖の滝です。

いつもは、サラサラ…、といった程度の

滝ですが、今日ばかりは…、

近寄ると、水しぶきでカメラのレンズに

水滴がついてしまいます。

最終は、曼荼羅の滝です。

小さな支流なので、

日頃は、まさにチョロチョロといった滝ですが、

今日ばかりは、水量はぱっちり。

しかし、この滝の撮影は、切り取りが難しく…、

中々うまく写すことができません。


ということで、高野龍神スカイライン沿い

4滝の写真撮影の

マイナスイオンたっぷりの一日となりました。


高野大滝は、良く立ち寄る滝ですが、

これほど水量の多い時は、初めてです。

思っていた以上の大迫力に、

大満足の一日となりました。

 

f:id:hikojima:20190721112734j:plain

f:id:hikojima:20190721113707j:plain

f:id:hikojima:20190721113712j:plain

f:id:hikojima:20190721113714j:plain

ゴマ滝

f:id:hikojima:20190721113718j:plain

f:id:hikojima:20190721112740j:plain

護摩壇山周辺には、京都の都から逃れてきた平維盛に関する伝承が数多く残っています。
護摩壇山のふもと、小森谷で過ごした平維盛が、地元女性、お万との恋物語を題材に、
「恋小袖お万ガ淵」という長唄(※)が作られています。この滝は、その長唄にちなみ、名前がつけられたようです。
(※)長唄「恋小袖お万ガ淵」の一節「少将維盛は 難を逃がれて紀州路へ 里で夜明けて峠で暮れて 辿り着いたる竜神峡 落ちぶれて 袖に涙や里人の 情けにほぐす仮住居 (中略) いつか羞じらう恋小袖(略)」

f:id:hikojima:20190721113843j:plain

f:id:hikojima:20190721113846j:plain

 

f:id:hikojima:20190721110447j:plain

中里介山の小説「大菩薩峠」の舞台となった滝で、主人公の机龍之介が、失明寸前に、この滝で顔を洗ったところ、失明することなく、全治したとされています。

f:id:hikojima:20190721113923j:plain

f:id:hikojima:20190721113927j:plain

f:id:hikojima:20190721113936j:plain

 

----おまけです


f:id:hikojima:20190721113950j:plain

f:id:hikojima:20190721123357j:plain

f:id:hikojima:20190721123400j:plain

f:id:hikojima:20190721123411j:plain

うひゃ~、谷の水量は半端じゃありません。松平谷の滝へ

このところの雨続きながら、意を決して、

以前から気になっていた

松平参詣道沿いの

滝撮影に出かけてきました。

f:id:hikojima:20190714191402j:plain

f:id:hikojima:20190714182255j:plain

うひゃ~、谷の水量が半端じゃありません。

しかし驚いてばかりは、いられません。

まずは松平谷に架かる橋の上から

穴口の滝を撮影。

マイナスイオンたっぷり…、

いゃ~、水しぶきでカメラのレンズが…。


ところで…、歩き始めてからすぐ、

偶然にも、『奥熊野かづら工房』の

原秀雄氏と出会い、

「滝の中ほどに、素晴らしいところがあるよ」

と教えていただきました。

今日の目的が滝の写真撮影でしたので、

迷うことなく、教えていただいた場所へ。

橋の上からでは、

三段滝のように見えていた穴口の滝でしたが、

どうやら四段滝のようです。

確かに、素晴らしい異空間が広がっていました。

先ほどまで見ていた滝とは違う滝を見ているような…、

言葉で表すことが難しい、

何とも不思議な感覚に、

何度も…カメラのシャッターを押し続けることに…。


昼過ぎには、雨が降りはじめるだろう…という

予報にも関わらず、

まだまだ滝撮影は始まったばかりです。

と言うことで、後ろ髪を引かれるように、

次の滝撮影場所へ急ぎます。

 

ちなみに、『十津川郷村誌』の玉置川村誌の

項には、

「其源二アリ、一ハ垢離掻谷ト云フ、本村ノ西方

字大水呑ヨリ出テ 東流シテ字出合ニ至ル、

一ハ玉置山ヨリ発シ…」と記されています。

また滝については、

大滝・上牛鬼滝・下牛鬼滝・上大滝・サデヤ滝・

二ノ滝の6滝が掲載されています。


いずれの滝も、現在、その所在が、

分かっていません。

もし、ご存じの方がおられましたら、

教えて頂ければ嬉しいです。


梅雨の影響で登山はおろか、

中々思うような計画が立てられず…という

日々が続いていましたが、

そんな中で実現した滝撮影になりました。

雨予想ながら、行動中、大した雨にもあわず、

"大いに得した気分"の一日でした。

 

f:id:hikojima:20190714182833j:plain【松平谷滝位置図】

f:id:hikojima:20190714191418j:plain

【穴口の滝】

f:id:hikojima:20190714191444j:plain

f:id:hikojima:20190717093737j:plain

【穴口の滝-4段目の滝、3段目の滝落ち口】

f:id:hikojima:20190714191453j:plain

【穴口の滝 3段・4段目の滝】

f:id:hikojima:20190714191456j:plain

f:id:hikojima:20190714191500j:plain

【穴口の神】

f:id:hikojima:20190714191718j:plain

【松平参詣道】

f:id:hikojima:20190714191503j:plain

【穴口の滝 4段目の滝落ち口付近】

f:id:hikojima:20190714191507j:plain

【3条-2メートル滝】

f:id:hikojima:20190714191510j:plain

 

f:id:hikojima:20190714191636j:plain

f:id:hikojima:20190714191640j:plainf:id:hikojima:20190714191514j:plain


f:id:hikojima:20190714191518j:plain

f:id:hikojima:20190714191524j:plain

f:id:hikojima:20190714191529j:plain【6メートル滝】f:id:hikojima:20190714191542j:plain

f:id:hikojima:20190714191538j:plain

【12メートル滝】

f:id:hikojima:20190714191547j:plain【5メートル滝】

f:id:hikojima:20190714191552j:plain



急遽、思い立って、モミジ谷から金剛山へ

急遽、思い立ち…、

昔から慣れ親しんだモミジ谷から金剛山へ。

f:id:hikojima:20190712100347j:plain

f:id:hikojima:20190715140353j:plain金剛山(B)

水越峠からガンドガコバ林道を

1キロメートルほど金剛山方面に

歩いたところに「越口(古背口)」という

場所があります。

 

見過ごしてしまいそうなところですが、

河内側と大和側との水利権争いが

度々発生したところです。

かつて私が金剛山という山に興味を持つ

きっかけとなった場所でもあります。


元禄期、河内国大和国の国境は、

定かでなく、

水越峠の水をめぐる争いは、国境紛争へと発展、

元禄14年(1701)に、京都奉行所

大和側勝訴の裁定を下し、

大和と河内の国境が確定しました。


しかし、この大和側の勝訴の背景には、

元禄期以前に、

大和国吐田郷(現在の御所市の一部)の

上田角之進の行った功績が大きく

関わってます。

当時、大和国では水不足に悩んでいました。

上田角之進は、金剛山周辺の地形調査、

絵図を作り、金剛山大和国であることを

主張します。

そして、大阪側に流れ込むべきところの

水越川に手を加え、馬の背のように

低く成った尾根を開削、

越口から大和国側に水を落とし込むことに

成功します。

このことが後の大和側勝訴の裁定に

至ったとされています。

 

ちなみに、

現在の地形図の府県境を

よ~く見てください。

水越川は金剛山の北面を源頭とし、

北から西に向かって流れています。

ところが途中に、

少し不自然なところがあります。

自然地形をうまく利用し…、

水越川の水を奈良県側に引き込んでいます。

かつての水争いの舞台となった越口です。

水を引き込んだ先の落口には、

角之進が寄進したという「雨乞不動」が、

祀られています。

 

以上が、ざっくりとした"水利権争い"

のあらましです。

30数年前に、いろいろと調べていた

頃の事を思い浮かべながら…

懐かしくなってきました。


さて、ガンドガコバ林道を歩き始めてから

1時間あまり、モミジ谷入口に到着。

こののち、堰堤と小さな滝を越えながら、

谷沿いの道を忠実に登って、

金剛山国見城跡へ。


前半は、デトックス効果抜群の林道歩き、

そしてモミジ谷に入ってからは、

さわやかな谷歩きに、

今日も一日、気持ちの良い汗を流しました。

f:id:hikojima:20190711195557j:plain

【GPS軌跡】

f:id:hikojima:20190711195616j:plain

f:id:hikojima:20190712100347j:plain

【3D-GPS軌跡】

f:id:hikojima:20190711195622j:plain【ヤマホタルブクロ】

f:id:hikojima:20190711195632j:plain

オカトラノオ

f:id:hikojima:20190711195634j:plain

【越口から大和方面を望む】

f:id:hikojima:20190711195639j:plain

【越口(古背口)】

f:id:hikojima:20190711195657j:plain

水路が草むらで隠れていますが、

薄い踏み跡を少し入ったところに

水路があります。

「雨乞不動」が祀られています。

f:id:hikojima:20190711195703j:plain

【越口(古背口)の雨乞不動】

f:id:hikojima:20190711200018j:plain

【越口近くの府県境】

本来、大阪側に流れ込むべき水越川の水が

越口で、奈良側に分水。

自然地形をうまく利用。

f:id:hikojima:20190711195708j:plain

【金剛の水】

f:id:hikojima:20190711195714j:plain

f:id:hikojima:20190711195717j:plain

【もみじ谷入口】

f:id:hikojima:20190711195720j:plain

【ひとつ目の堰堤】 

f:id:hikojima:20190711195725j:plain

【二つ目の堰堤】

f:id:hikojima:20190711195727j:plain

【三つ目の堰堤】

堰堤には、番号がふられています

f:id:hikojima:20190711195731j:plain

f:id:hikojima:20190711195734j:plain

【谷出合】

f:id:hikojima:20190711195738j:plain

f:id:hikojima:20190711195741j:plain

今日、もみじ谷で一番の滝。

右手から登り、次の堰堤も、右を越える。

f:id:hikojima:20190711195744j:plain

f:id:hikojima:20190711195749j:plain

f:id:hikojima:20190711195754j:plain

f:id:hikojima:20190711195758j:plain

【国見城跡】

f:id:hikojima:20190711195805j:plain

f:id:hikojima:20190711195810j:plain

f:id:hikojima:20190711195814j:plain

【大日岳】

f:id:hikojima:20190711195818j:plain

f:id:hikojima:20190711195828j:plain

【コースタイム】
水越峠駐車場11:00-11:17水越峠-11:52金剛の水11:55-12:05モミジ谷入口-13:00国見城跡13:40-13:50大日岳-14:00六道の辻-14:15太尾塞跡-14:45分岐-15:10水越峠駐車場

涼しさを求めて…、赤目四十八滝へ。

涼しさを求めて…、

赤目四十八滝の滝探勝です。

自由参加の会の7月例会です。

f:id:hikojima:20190707194431j:plain


夏は暑いものと分かってはいるものの…、

さりとて、わざわざ暑いところの山歩きも…

といったところでしょうか?。

暑い時期の山歩きのコース選定は、

苦労しま~す。


ところで、滝が多数、懸かっていることの

例えとして、

48という数字が良く使われます。

滝畑、宇津江、筱見、那智等々、

地名の後ろに四十八滝が付けられています。

その中で、横綱級の赤目四十八滝


他に48と言えば、"いろは歌"の四十八文字、

相撲の"四十八手"、

AKB48などなど…。


いろは歌は、ひらがな47文字に「ん」

をつけて、48文字になります。

相撲の"四十八手"は、

時代によって変動はありますが、

それ以上に存在しています。

AKB48にしても、48人以上はいますよね。

 

話が脱線してしまいましたが、

48という数字は、

「多くの-」の意味で使われ、

必ずしも、そのまま48であるとは、

限りません。

 

さて、話を戻します。

2日前の天気予報では、

"梅雨電線が南に下がって…

(雨は降らないだろう…)"

と確信していたのですが…、

油断しちゃいました。

朝、目を覚ますと雨が降って~ました。


しかししかし、

集合場所の赤目口駅に着いた頃には、

薄日も射して…、先月に続く祈祷が、

ここでも効果発揮したのだろうか…と。


ともかく、赤目口駅に集合したのは、

"雨などには負けない…"

10名でした。


そして、朝の雨模様が幸いし、

いろいろと良いことも多く…。


まずは、

日頃、多くの人で賑わう遊歩道ですが…、

観光客は少なかったような…。

また、豪快な水量と、

滝からのマイナスイオンは、格別でした。


その上、渓谷特有のさわやかな涼風…、

さほど暑さも感じることなく、

やっぱり、夏は谷歩きですね。

今日も一日、満喫しました。


ちなみに、私と同年代のおじさん?、

おばさん?

オオサンショウウオにも

会ってきましたよ。

オオサンショウウオ…って、

結構、長生きするのですね(笑!!)。

f:id:hikojima:20190707195709j:plain

f:id:hikojima:20190707195916j:plain

f:id:hikojima:20190707193523j:plain

f:id:hikojima:20190707193600j:plain

f:id:hikojima:20190707193606j:plain

f:id:hikojima:20190707193620j:plain

f:id:hikojima:20190707193625j:plain

[千手滝]

f:id:hikojima:20190707193627j:plain

f:id:hikojima:20190707193631j:plain

[布曳滝]

f:id:hikojima:20190707193633j:plain

[布曳滝を上部から]

f:id:hikojima:20190707193636j:plain

f:id:hikojima:20190707193639j:plain

f:id:hikojima:20190707193646j:plain

f:id:hikojima:20190707193649j:plain

[滝ヶ壷]

f:id:hikojima:20190707193651j:plain

f:id:hikojima:20190707193656j:plain

[雨降滝]

赤目四十八滝の中で、

最も好きな滝のひとつです。

頭上から水が落ちています。

マイナスイオンに癒されます。

f:id:hikojima:20190707193702j:plain

f:id:hikojima:20190707193708j:plain

[斜滝]

f:id:hikojima:20190707193713j:plain

[荷担滝]

f:id:hikojima:20190707193719j:plain

[琵琶滝]

f:id:hikojima:20190707193724j:plain

f:id:hikojima:20190707193733j:plain

f:id:hikojima:20190707193743j:plain

f:id:hikojima:20190707193750j:plain

f:id:hikojima:20190707193754j:plain

f:id:hikojima:20190707193800j:plain

f:id:hikojima:20190707193805j:plain

[再び千手滝へ]

f:id:hikojima:20190707193810j:plain

【コースタイム】
駐車場10:45-10:50遊歩道入口-11:20千手滝-11:30布曳滝-11:48陰陽滝-12:22荷担滝-12:30琵琶滝13:00-13:10巌窟滝13:15-13:30琵琶滝-14:45千手滝-14:55遊歩道入口-15:00駐車場