【西山と龍王神社のアコウ】

[3D-GPS軌跡]

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来年、春頃の『和歌山県の山』の

新装改訂版発行が決定し、ここに来て、

未だ決めきれていない山の選定を行っ

ているところです。

往生際が悪いといってしまえば、その

通りです…が。

もう少し時間がほしい~。


ということで、今回、西山をあちこち

のルートから歩いてみました。

山頂の展望が良いのですが…。

コンクリート舗装、道が荒れている…。

が難点? 

三尾ルートは、良く整備された歩き

やすいルートです。


龍王神社のアコウの老木は一見の

価値ありです。

 

[龍王神社参道近く]

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[龍王神社のアコウ]

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[GPS軌跡]

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[御崎神社]

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[御崎神社]f:id:hikojima:20171006094809j:plain

[御崎神社のウバメガシの老木]

かなり痛々しいですf:id:hikojima:20171006094818j:plain

[本の脇ルートから煙樹ヶ浜、御坊発電所を望む]

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[西山ピクニック緑地から煙樹ヶ浜を望む]

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[産湯海岸]

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[龍王神社のアコウ]

いろいろな角度から撮影してみました

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[龍王神社参道脇]

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[三尾ルート入口]

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[三尾ルート(ハイキングコース)]

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[三尾ルートと産湯ルートの分岐点]

直進が三尾ルート

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[本の脇ルートとの分岐]

左上すぐが西山ピクニック緑地

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[西山ピクニック緑地]

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[西山ピクニック緑地から煙樹ヶ浜海岸を望む]

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[西山ピクニック緑地展望台]

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[西山山頂に向かう]

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[西山の一等三角点]

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[西山山頂をあとにする]

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 [コースタイム]
煙樹ヶ浜海岸駐車場07:45-9:00西山ピクニック緑地9:30-9:35産湯・三尾ルート分岐-10:40産湯海岸-11:10産湯峠11:15-11:50龍王神社13:00-13:15:三尾ルート入口-14:30西山展望台14:40-14:45西山山頂14:45-15:50小池ルート入口-16:20煙樹ヶ浜海岸駐車場

意見等、何なりとメッセージ、よろしくお願いします↓

【鹿ヶ瀬峠越えの石畳道を歩く】

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12月に予定している鹿ヶ瀬峠越え

の下見ハイキングです。

10数年ぶりに鹿ヶ瀬峠越えを通し

で歩いてきました。

鹿ヶ瀬峠越えは、藤原定家をして

「崔巍の嶮岨(さんかいのけんそ)」

と嘆かせた熊野古道の難所です。

井関までのバスの便がなくなって

いるため、広川ビーチ駅を起点に、

井関から鹿ヶ瀬峠を越えて、

紀伊内原駅に向かいます。

[3D-GPS軌跡]

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[鹿ヶ瀬峠の茶屋風景(紀伊国名所図絵より)]

「蟻の熊野詣で」といわれた

熊野信仰の最盛期には茶屋が

設けられ賑わっていた様子がうかがえます

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f:id:hikojima:20171002102521j:plain[GPS軌跡]

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日曜日ということで、途中、数人

のハイカーと出会いました。

鹿ヶ瀬峠で出会った夫婦は、

金魚茶屋跡の駐車場に車を止めて

登ってきたと言っていました。

「こんなに良い場所があるなら、

弁当を持ってくれば良かったのに

ね!」と、

熊野古道が気にいった様子でした。

鹿ヶ瀬峠越えの見どころは、

何と言っても、日高町側の503

メートルにも及ぶ石畳道ですが、

土砂がかぶっていたり、木の枝や

落ち葉が積もっていたり、石畳道

としての雰囲気が半減しているの

が残念でした。

しかし、さわやかな秋空と彼岸花

が満開、道標等も充実しており、

満足のいく一日となりました。

[河瀬王子跡]

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[河瀬王子跡前の道標石]

「右ハきみいでら…」

「大水ニハ ひだり」とあります。 

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[延命寺地蔵寺]

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[馬留王子跡(広川側)]

すぐ先に「右くまの 左ふじたき」の道標石

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[鹿ヶ瀬峠越えの道から井関方面を望む]

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[平成の石畳道]

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[法華壇] 

比叡山の僧、円善が修行の途中、
この山中で死に、その髑髏が法華経

読誦したと伝えられています。
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[鹿ヶ瀬峠]

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[鹿ヶ瀬峠周辺図]

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[鹿ヶ瀬峠のタブの大木]

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[馬頭観音]

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[小峠の道標]

「右かみくさの滝へ十五丁、たから村金屋某」

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[石畳道のはじまり]

熊野古道の中で最長の石畳が続きます

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[熊野古道公園-ヒガンバナが満開]

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[板碑近くの熊野古道]

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[金魚茶屋跡]

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[沓掛王子跡]

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[古民家風「カェーれん」]

少しばかりのいっぷくです

クールダウン

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[爪書地蔵]

弘法大師が岩に爪で刻んだと言われているお地蔵さま。

ここにもありました!!

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[内の畑王子跡]

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[内原王子神社]

境内に高家王子跡が祀られています

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[内原王子神社のオガタマの木]

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[コースタイム]
JR広川ビーチ駅09:00-10:00河瀬王子跡10:00-10:05延命山地蔵寺(トイレ休憩)-10:15馬留王子跡-11:07鹿ヶ瀬峠12:10-13:00金魚茶屋跡13:05-13:15沓掛王子跡-13:20喫茶13:45-13:55爪書地蔵-14:12光明寺-14:28なめら橋-14:38内の畑王子跡- 14:55高家王子跡(内原王子神社)-15:20JR紀伊内原駅

【滝畑ダムから南葛城山】

友人3人で、

和泉山脈最高峰の南葛城山

滝畑ダムからのルートで歩いてきました。

[3D-GPS軌跡]

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歩いたコースは滝畑ダムから蔵王峠に

向かう途中、中の茶屋橋から支尾根に

取り付き、クレン谷、サカモギ谷の

源頭部を絡み、南葛城山へ。

下山は、南葛城山から北に延びた

支尾根をいっきに千石谷まで下って、

大滝に立ち寄ったのち、滝畑に

戻りました。

[GPS軌跡]

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夏から、いっきに秋に入った感の

最高のハイキング日和。

そして雲一つない真っ青な空と

山の緑のコントラスト最高でした。

南葛城山は、2年ほど前に歩いた時と

比較し、幾分か、道標等が充実して

いたようにも感じました。

[滝畑ダム湖]

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[中ノ茶屋橋の登山口]

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[鉄塔下からわずかに三国山を望む]

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[鉄塔]

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[南葛城山への登り]

なかなか充実した周辺図です。

分かりやすいです

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[4等三角点]

インテリジェント基準点というようです。

標石にICタグが埋め込まれています。

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[南葛城山山頂]

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[一本杉・鏡の宿への登山道]

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[一本杉・鏡の宿]

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[ここは葛城二十八宿第14番の鏡の宿です]

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[鏡の宿]

第十四番の経塚とされているところは二ヶ所ある。
一つは大阪府河内長野市の光瀧寺であり、もうひとつは南葛城山のここ「鏡の宿」である。

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[「檜皮採取」のあとだろうか?]

樹皮が真っ赤です…

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南葛城山の北側斜面のヒノキの木が

広範囲で、檜皮が剥がされています。

そのためだろうか、登山道も、幾分

か歩きやすくなっているような……。


ちなみに、ヒノキの立木から最初に

はがされた皮は荒皮と呼ばれ、檜皮

としては品質が悪いようです。

その後、一度皮を剥いで8~10年

くらいたつと、新しい表皮が形成され

2度目の剥皮ができます。

この皮を黒皮と呼び品質も良く収量

も多く、

以後8~10年毎に採取できるとの

ことです。(聞きかじりです)

ずいぶんと、気の長~い話しです。

[きれいな色をしています]

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[千石谷を徒渉]

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[千石谷に懸かる大滝]

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 [コースタイム]
光滝寺駐車道09:25-09:45中の茶屋橋登山口9:50-10:28鉄塔-10:52ノゾキ平10:52-11:55等三角点-12:00南葛城山12:40-12:50一本杉・鏡の宿-13:44大滝13:49-14:45滝畑ダム14:47-14:56光滝寺駐車場

 

 

 

【彼岸花咲く明日香村をウロウロ…】

奈良県明日香村と稲渕の棚田、

そして御所市の一言主神社近くの

棚田周辺をうろうろしてきました。

[GPS軌跡]

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[一言主神社参道付近の棚田]

満開でした。

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彼岸花の満開のタイミングを

狙って行きましたが、

観光客、カメラマン、カメラ…、

カメラ、人、人、人…。

久しぶりの写真撮影、暑さも

手伝って、疲れました!!

[稲渕の棚田]

満開でした

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[飛鳥寺]

少し満開を過ぎていました

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[橘寺]

満開でした

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[橘寺境内の二面石]

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[橘寺本堂と白い色の彼岸花]

満開でした

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 [弥勒石]

拝むと下半身の病気が治ると

伝わっている。

巨石の顔に当たる部分に、

目と口のような施しがされている。

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[亀石]

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[一言主神社参道付近の棚田]

すこし満開を過ぎていました

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[一言主神社の蜘蛛塚]

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[一言主神社本堂]

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【ハンガーコースを経て俎石山・大福山へ】

2017年秋シリーズ第一回目の

「地図読みテクニック入門」現地講座

による地図読みハイキングを行いました。

総勢16名で歩きました。

[GPS-3D軌跡]

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今回のコースは、南海箱作駅を出発し、

まずは大河内池へ。

その後、支尾根に取り付き、ハンガー

コースと呼ばれる支尾根をいっきに登って、

桃の木台からの道と合流、俎石山、

大福山へ。

地形図を片手に、暑い!暑い!連発の山歩き

を楽しみました。

[GPS-軌跡]

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そもそも、ハンガーコースとは、

いったい?。

大河内池からの支尾根の道が桃の木台

からの道と合流までのルートで、

それぞれの入口に「ハンガー」をぶら

下げているからの呼び名?とのことです。

何とも取って付けたよ~な? 

しかししかし、それぞれの入口には

確かに「ハンガー」がぶら下がっています。

いつもながら、発見の連続です。

[ハンガー入口の道標のすぐ右手にハンガーがぶら下がっています]

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誰が名付け親なのかは分かりませんが、

かなり以前から、こう呼ばれています。

何とも不思議な光景です。

一度、歩いてみてください。

[由良要塞の石碑]

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[第二休憩所]

正面に雲山峰を望む

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[一等三角点の俎石山山頂]

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[一等三角点の標石]

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[更にズームイン]

一等三角点の標石の頭部は、18cmあります。

二等、三等三角点の標石は、15cmです。

ちなみに、ここ俎石山の標石にヒビが

入っているような?

しかし、もしものとき、標石を復元

できるように1メートル近く下部に、

標石と中心線が一致する磐石も埋めら

れています。

安心ですね!!

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[俎石山山頂からすぐのところ]

スズメバチの巣があるとのことで、

迂回路が設定されていました。

気をつけて通過してください。

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[大福山山頂にて昼食]

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[第3経塚跡]

支尾根に入って、

第3経塚跡に立ち寄りました。

そのまま、

尾根をまっすぐ北にとって

俎石山への登山道と合流。f:id:hikojima:20170924161625j:plain

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[再び第二休憩所]

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[正面に雲山峰を望む]

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[第一休憩所付近]

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[コースタイム]
箱作駅09:10-10:00大河内池10:10-11:15第二展望所11:20-11:42俎石山展望台11:45-12:10大福山13:00-13:12第三経塚跡13:15-13:32俎石山13:32-13:50第二展望所14:00-14:25第一展望所14:30-15:40南海箱作駅

【大塔の宮が越えたという三里ヶ峰】

切目川沿いの印南町上洞から

龍神村に越える古道、

「三里ヶ峰越え」を歩いて

きました。

[GPS-3D軌跡]

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三里ヶ峰越えは、印南町から龍神村

に越える古道(切目畝[※1])で、

大塔の宮も歩いた道と伝えられてい

ます。

そうした古道の現在の状況を

確かめたくて、


今回、印南町上洞から三里ヶ峰、

僧屋敷跡近くまでを往復してきました。

[GPS-軌跡]

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[樹林のすき間から清冷山を望む]

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印南町上洞にある店の主人は、

子供の頃の遠足と言えば、三里ヶ峰

越え途中の「蝙蝠岩[※2]」であったと

懐かしそうに話してくれました。


さて、三里ヶ峰越えに入って、

歩き始めは、脈々と受け継がれてきた

であろう古道の息遣いを感じさせてく

れる道が続きます。

しかし、その思いは、すぐに打ち消さ

れてしまいました。

三里ヶ峰の南山腹に入ってからは、

枯れ枝が道を覆っていたり、

小さな山抜けもあり、古道としての

荒れが進んでいるように感じました。

かつて賑わった道とはいえ、使われ

なくなった道の運命のような、現実

の厳しさをまざまざと見せつけられ

たように気がしました。

それでも、今日も一日、楽しく歩い

てきました。

[上洞休場 ここから三里ヶ峰に入る]

紀伊風土記』に

「山上に祠あり……(中略)……

村名是より起るといふ」とあり、

上洞の名は蝙蝠岩(コウモリ岩)に

由来しています。

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[休場 三里ヶ峰越え]

咲き始めた彼岸花がきれい

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[休場 三里ヶ峰越え入口付近]

f:id:hikojima:20170922105131j:plain[金刀比羅宮]

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[三里ヶ峰越え古道]

ウバメガシの林を進む

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[蝙蝠岩が見えてきました]

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[蝙蝠岩]

大きさを実感してください 。

名前の由来は、大塔の宮または

空体上人が籠られた=こもり岩と、

蝙蝠が住んでいたからという

二つの説があります。

国土地理院の地図には「蝙蝠岩」の位置が、

約1キロメートルほど西側に記載

されています。

正しくは、地図記載位置から

1キロメートルほど東側です。

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[蝙蝠岩から南部湾を望む]

中央の小さな島影が「鹿島」です

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[蝙蝠岩]

中央から見た蝙蝠岩 

f:id:hikojima:20170922105217j:plain[『紀伊国名所図会』に描かれた蝙蝠岩]

見比べてください

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[蝙蝠岩の中ほどに小さな穴が…]

ここで、大塔の宮が籠られたのだろうか?…

蝙蝠が住んでいるのだろうか?…

中に入れそうですが……

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[辻地蔵]

「右かわまた 左かぶらへ」の道標 

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[僧屋敷跡]

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[樹林のすき間から矢筈岳を望む]

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[地蔵尊]

「右みなべ川 左さんぢ」の道標 (?)

この道標石像の位置が不自然です。

近くに分岐らしきところがありません

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※1.2とも『紀伊国名所図会』より
※1【切目畝】
上洞(かぼら)村より南に登る事五十町許(ばかり)にして、切目畝(きりめうね)の山上に至る。夫より峰通(みねどおり)を東にゆきて、山地荘上福井村(かみふくいむら)に至るを、三里がうね越えとも切目畝越えともいふ。龍神道なり。
※2【かうもり巌】
切目うね通の路傍、怪巌壁立し、二石の間に穴あり、わずかに匍匐(ほふく)して入るべし。穴中の廣さは、平均して畳三十枚を敷くべし。往年上洞の僧、この穴にて入定せしとて、其骨今も残れりとふ。

 

【コースタイム】
7:50上洞休場08:00-09:00国土地理院の「蝙蝠岩」9:05- 9:30蝙蝠岩09:45-10:15辻地蔵10:25-10:40等三角点10:45-10:55三里ヶ峰-11:25僧屋敷11:25-12:20展望所(昼食)13:00-13:00引き返し-13:25僧屋敷13:30- 14:15辻地蔵-14:30蝙蝠岩14:35-16:00上洞休場

 

 

【秋の訪れ、屏風岩から住塚山】

展望に恵まれない鬱蒼とした

古道歩きをしていると、

ときおり、開放感のある山歩きも

したくなるものです。

ということで、今回、奈良県の山の

「屏風岩から住塚山・国見山」を縦走

してきました。

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ちなみに屏風岩は桜の名所としても

知られています…

屏風岩は、国の天然記念物に指定さ

れた、高さ200m、幅2kmにもおよぶ、

カーテン状の大岩で、

近くから見上げた景観は圧巻、

素晴らしいのひとことです。


ここ屏風岩へは、何度か来た記憶が

ありましたが、私にとって、

ここから住塚山・国見山へは、全く

未踏峰です。

いきなりの急登から始まりますが、

良く整備された道で、時折吹く、

さわやかな風は、間違いなく

秋の訪れを感じさせてくれました。

そして、山頂では

赤とんぼが飛び回っていました。

[屏風岩公苑から屏風岩を望む]

右手のピークが屏風岩一の峰

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[住塚山から倶留尊方面を望む]

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[国見山山頂への登り]

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[国見山山頂]f:id:hikojima:20170914100835j:plain

[国見山山頂]

道祖神が迎えてくれる

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[国見山山頂から倶留尊高原を望む]

f:id:hikojima:20170914102933j:plain[若宮峠]

まっすぐ下ると屏風岩公苑。

ここでは左の尾根を登る

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[屏風岩の尾根を歩く]

右下が屏風岩。

樹林のすき間からときおり、展望が開ける

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[屏風岩の一の峰は、すぐ]

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[屏風岩一の峰]

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[コースタイム]
屏風岩公苑09:26-09:55峠- 10:20住塚山10:25-10:40ゼニヤタワ-11:05国見山11:45-12:06松ノ山-12:25クマタワ峠12:25-12:55クラガリタニ出合-13:55屏風岩一の峰14:00-14:40屏風岩公苑