満開の枝垂れ桜の期待を膨らせ
市原の「七朗桜」へ。
第一声「わぁー」、
その後に続く言葉は「きれい…」。
枝垂れ桜が、朝日を受けて、いっそう鮮やかに…、
感激と興奮に、メンバー一斉に
車から飛び出しました。
私たちが今日の一番乗りのようです。
ちなみに、今日のもうひとつの目的は、
旧龍神街道の探索です。
ということで、
大井谷の集落入口まで車で移動。
支尾根に取り付き、まずは五ツ辻を目指します。
やがて計画時点で、
気になっていた山腹道に突入。
谷の小さな崩壊と倒木を避けながら、
旧龍神街道の五ツ辻へ。
ここには地蔵尊が祀られていました。
旧龍神街道を東へ。
しばらくして弘法大師ゆかりの三本杉に到着。
斜め左後ろの上、
幹が中ほどから大きく三本に分かれた大樹が…。
幹廻りは10メートル以上あるだろうか?。
小さな谷筋に、どっしりと根を下ろしていました。
[弘法大師ゆかりの三本杉]
「大師さま(弘法大師)が旅の途中、
お弁当を食べたとき使った箸を地面に差したら、
のちにその箸が根を下ろし杉の大木になった」と、
いい伝えられている大杉。
旅する者が、こんな山中で水がなくては、
たいへんだろうと、
この三本杉のところで水が湧き出るようにと祈り、
きれいな水を導き出されたと言い伝えられている。
なおも旧龍神街道を東へ。
やがて航空写真でも、
はっきりと分かる崩落地に到着。
今日の古道探索はここで終了です。
三本杉・五ツ辻まで引き返したのち、
往路として利用した山腹道を避け、
稜線・尾根経由で下山することに!!。
大井谷からの往路として使用した尾根道と
出会ったのち、
国土地理院地図にある破線の尾根道に突入。
しかし、ここが最大のミスポイント、
容易に大桧曽まで続くと思われていた
尾根道が途中でなくなってしまいました。
やむなく、Uターン、尾根を登り返した後、
往路のルートで大井谷集落に下山!!。
今日の山行を一言で表現した場合に、
まさに「旧龍神街道をさまよい歩く…」。
だろうか…??。
何はともあれ、春の一日、旧龍神街道探索に
気持ちの良い汗を流しました。
[GPS軌跡]
[大井谷の登山口]
振り返って撮影
[途中尾根から牛廻山方面を望む]
[五ツ辻]
[旧龍神街道]
[弘法大師ゆかりの三本杉]
[突如、丸尾山の大崩壊へ]
このあと、Uターン
[丸尾山を望む]
丸尾山の山腹が大きく崩れているのが見えています。
大きな崩れのある辺りからUターンして来たことになります
[破線道の尾根道]
この後、引き返すことに!!
【コースタイム】
大井谷(9:55)-登山口(10:05)-(11:05)山腹道-(11:55)五ツ辻-(12:25)三本杉(12:45)-(13:05)崩壊地-(14:00)五ツ辻-(14:38)尾根分岐-(15:10)大井谷分岐-(15:35)Uターン-(16:05)大井谷分岐-(16:55)登山口-(17:05)大井谷
[再び立ち寄った"七郎桜"]
今度は、夕日に照らされていました。
こちらもキレイです。
写真では表現できませんが…