うっすらと雪の内野嶺から清水ヶ峰を周回

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うっすらと雪が混じり…


また、又、また十津川村の山です。

谷瀬から内野嶺に登り、清水ヶ峰を

周回してきました。


清水ヶ峰は、奈良教育大学の演習林があり、

かつて多勢の登山者で賑わっていた山です。


しかし平成23年の台風で、登山道が崩壊、

その後、登山者が激減、

今なお復旧していないという情報もあり、

今回、南側からのルートで計画しました。


計画にあたって「ショウタンの散歩録」のHPを

参考にさせていただきました。

宇宮原から内野嶺の東尾根を直上したのち、

銅山縦走、清水ヶ峰を周回するコースです。

 

ちなみに、内野嶺は、かつての十津川郷の

谷瀬・宇宮原・長殿三村の境界の高峰で、

現在、山頂には、

3等三角点の標石が設置されています。

『十津川郷村誌』の谷瀬村の地勢の項には

「北ハ内野嶺を負ヒ、南ハ十津川ヲ帯ヒ運輸不便、

薪乏カラズ」と記述されています。


実際内野嶺に登ってみると、

山頂周辺はきれいな自然林で、

落ち葉にうっすら白いものが混じった

冬枯れ風景が、最高の贈り物となりました。

縦走路の自然林のすき間から望む清水ヶ峰が、

私たちを手招きしているようにも…。

谷瀬分岐から歩きやすい自然林の間を

緩やかに登って、清水ヶ峰山頂に

向けてアタック。

見覚えのある山頂に立つと樹林のすき間から僅かに

大峰山脈が開けています。

かつて山頂標識が乱立していた山頂周辺に、

現在、腐りつつある山頂表示板が一枚のみ…。

心なしか寂しそうでした。

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[3D-GPS軌跡]

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[GPS軌跡]

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[宇宮原へ]

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[内野嶺への登り]

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[内野嶺山頂近く]
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[内野嶺山頂]

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[銅山山頂]

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[縦走路のすき間から清水ヶ峰方面を望む]

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[清水ヶ峰]

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[林道に出て、谷瀬の吊り橋Pへ]

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【コースタイム】
谷瀬の大橋P8:05-8:12黒木御所跡-8:30宇宮原-9:00尾根-11:00内野嶺11:05-11:35銅岳11:35-11:40[昼食]12:10-12:15谷瀬分岐-12:50山天の高分岐-13:15清水ヶ峰13:20-13:30山天の高分岐-14:00谷瀬分岐-15:00林道-15:45谷瀬の大橋P