新型コロナの影響で、県跨りの自粛から、
ようやく実現した大台ヶ原です。
といっても、東大台・西大台のコースではなく、
11年ぶりの「みどりの尾根」です。
「昼過ぎから雨…」の天気予想。
大台ヶ原駐車場が、近づくに連れて雲行きが
怪し~く~なってきました。
駐車場の埋まり具合は、6割程度だろうか。
青空に恵まれないのが、少し残念ですが、
6月という時期のスタート地点での
気温19度は、ありがたい限りです。
まずは日出ヶ岳山頂を目指します。
野鳥撮影でしょうか?。
大きなレンズを持ったカメラマンが目立ちます!!。
鳥の鳴き声が何の鳥かは?
まったく分からない私です。
シャクナゲの花は、すでに終わっているようですが、
ときおり、シロヤシオの花が目にとまります。
シャクナゲ坂の途中から、
やや踏み跡の薄いトラバース道に入ったのち、
尾根のコルを経てテンネンコウシ高へ。
コルから往復30分。
コルから反対側の尾根をいっきに登って裕嵓へ。
正面に、日出ヶ岳、正木嶺、地池高をはじめ、
180度の眺望が開けています。
この辺りの山には、「○○高」という山名が、
多いようです。
「西谷高」「沖見高」「七ツ釜高」などなど…。
展望は申し分ないのですが、
ここからミネコシ谷へのトラバース道に
小さな崩壊地があり、
当然、道も怪しくなってきます…。
一旦ミネコシ谷に下ったのち、
シャクナゲの群生を避けながら、ようやく、
目的のみどりの尾根へ。
本コースは以前、記憶の中では難なく
歩けたように思っていたのですが、
歳を重ねたのでしょうね、
今回、思いのほか、
道が荒れていたようにも(崩壊地)…感じました。
しかし、絨毯を敷き詰めたようなミヤコザサの笹原、
バイケイソウの緑、カエデの新緑…、
上も下もグリーン!の世界に感動しきりです。
ここには、かつての大台ヶ原を彷彿とさせる風景が
広がっています。
ポツリポツリ…雨が…、でしたが、本降りに至らず、
心ゆくまで、みどりの絨毯歩きを満喫しました。
[GPS軌跡]
[シャクナゲ坂途中の大木]
[シャクナゲ坂の道]
[シロヤシオの花がポツリポツリ…と]
[シャクナゲ坂の鎖]
[この道標の後ろからテンネンコウシ高へ]
[裕嵓から日出ヶ岳(右)・正木嶺(左)を望む]
[裕嵓のトラバース]
[ミネコシ谷の徒渉点]
[ギンリョウソウ]
[みどりの尾根]
[正木嶺への登り]
[尾鷲辻へ]
【コースタイム】
大台ヶ原駐車場(8:40)~(9:35)日出ヶ岳(9:40)~(10:55)シャクナゲ坂分岐~(11:25)テンネンコウシ高~(11:50)裕嵓[昼食](12:20)~(12:45)ミネコシ谷~(13:20)みどりの尾根~(14:40)日岳ヶ岳(14:45)~(15:10)正木嶺~(15:45)尾鷲辻~(16:25)駐車場