"堂山"と"太神山"に登ってきました。
"堂山"は、あまり知られていない山ですが、
アルプスと呼ぶにふさわしい歩き応え
たっぷりの山になりました。
一方"太神山"は、山頂に古刹・不動寺を
擁する山で、
どうして、こんな山の上に!!…寺院が…
と思いましたが…、
重要文化財に指定されている本堂の建物は、
なかなかの圧巻でした。
迎え不動近くの林道脇に車を駐車。
まずは林道をしばらく戻った後、
天神川の砂防ダム堰堤を渡って、
堂山を目指します。
支谷から尾根へ。
背後に琵琶湖、比叡山、比良山方面の山々が
開けてきます。
花崗岩質の奇岩・巨岩の間、
少しばかりのスリルを味わいながらの
アップダウン…、
アルプス気分が楽しめました。
大きな木が育たないのでしょう、
砂防(鎧)ダムの河原は砂で埋まり、
気持ちの良い空間が広がっています。
昼食を楽しむパーティがいましたが、
ここで、ひと休みしてしまうと、
次の山を目指すことを忘れてしまいそうで…、
我々は早々に、この場を立ち去りることに!!。
ちなみに鎧ダム(正式名称「鎧堰堤」）は、
オランダ人の土木技術者
ヨハネス・デ・レーケの指導により、
田邊義三郎氏が設計、
1889年に建設された
日本で最初の砂防ダムと言われています。
ふたたび、迎え不動に戻り、
いよいよ太神山を目指します。
車止めを越えて進むと、
「東海自然歩道」、
そして「自然の道・歴史の道」の道標も…。
良く整備された不動寺参道を登っていきます。
二尊門をくぐると、不動寺はすぐ。
伝えられる寺院で、田上不動の呼び名で
親しまれているようです。
岩屋内に造られた懸造(かけづくり)の
不動寺本堂の建物は、なかなかの圧巻でした。
当初、矢筈ヶ岳への縦走を計画していましたが、
カメラ撮影に忙しく、ここでタイムアップ。
と…言いながら、
初春の一日を満喫しました。
【GPS軌跡】
【迎え不動】
【堂山への途中の滝】
【途中の尾根から堂山を望む】
【堂山への登り】
【堂山山頂】
【堂山縦走路】
【背後に堂山を望む】
【鎧ダム湖、とはいっても…】
【鎧ダム(堰堤)】
【太神山への参道入口】
【太神山参道の泣不動】
【二尊門】
向かって右が
矜羯羅童子（こんがらどうじ）像
左が制多伽童子（せいたかどうじ）像
少し、ユニークな形をしています。
【田上不動寺本堂】
【胎内くぐり】
【山頂の奥宮】
【再び不動寺本堂(下から)】
【コースタイム】
迎え不動(9:40)－(10:00)砂防堰堤－(11:15)堂山山頂(11:20)－(11:50)鎧ダム－(12:20)迎え不動(12:50)－(13:40)泣不動(13:55)－(14:00)二尊門－(14:20)不動寺－(14:30)太神山(14:35)－(16:00)迎え不動
