竹筒から玉置神社鳥居(跡)を目指して

[竹筒からの日の出]

一族山と風伝峠(左の少し低くなったところ辺り)。

雲海の下には、丸山千枚田、北山川・瀞峡が…

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[厳島神社からの日の出…雲海]

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[百夜月、北山川]

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玉置神社鳥居(跡)を目指して、

竹筒からの玉置神社旧参道を歩いてきました。

…と…その前に、

一族山からの日の出を周辺の雲海景勝地からの

写真撮影。

朝の冷え込みが功を奏して、きれいな雲海に

気が引き締まり…。


竹筒集落の最高地点から玉置神社旧参道へ。

参道入口が分かり難かったものの、

その後、はっきりとした古道が見つかり、

気を取り直し、緩やかに高度を上げていきます。

やがて玉置神社鳥居(跡)手前で、

いきなりのブッシュ。

ここで引き返すわけにも行かず、鳥居(跡)まで突進。

鳥居の一部が残っているように聞いていましたが、

それらしき形跡は…、

鳥居の片足らしき木片を発見

「これだろうか?・・」。

ふたたび気を取り直し、

コリカキ谷方面へと向かいます。

もう少しでコリカキ谷に到着…と思ったところで、

今度は道の崩壊。

突破出来なくもないが、

再び戻って来ることを考えれると、

今日のところは無理せずに…という訳で、

本日は、ここで終了としました。

 

さて玉置神社までの距離を示す道標石の隣に、

「災害に強い基幹路網整備を基盤とした

森林資源利活用モデル事業」

という大看板が設置されていました。

ここには平成23年紀伊半島大水害を教訓に

「森林整備の推進、崩壊から山を守る。

災害に強い道づくり」と題して、

林業路網を整備する云々…というような趣旨が

書かれていました。

しかし、この作業道の付け方はどうだろうか…。

縦横無尽ともいえる道の拡張、土砂が古道を覆い…、

これでは崩壊から山を守るという本来の趣旨からは

大きく逸脱しているようにも…思えるのですが…。

[厳島神社]

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[3D-GPS軌跡]

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[GPS軌跡]

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[参道入口…]

入口が少し分かりにくいが…

すぐに良く踏み固められた古道に変身…

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[玉置神社旧参道]

こんなにきれいな古道でしたが…

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[突然と…作業道が…]

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「災害に強い基幹路網整備を基盤とした森林資源利活用モデル事業」の大看板

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傍らに、「玉置神社」への道標石

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[作業道の上が古道です]

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[一の鳥居跡]

鳥居の片方らしき柱と鳥居の残骸

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[一の鳥居の大杉]

傍らに地蔵尊も…

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[振り返って一の鳥居跡の大杉を望む]

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[玉置神社方面へ]

トラバース道が崩れている

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[林道分岐に立つ道標石…こんなところに]

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【コースタイム】
九重林道9:25-10:05道標石10:10-10:35玉置神社鳥居(跡)-11:05崩れのため引き返す11:10-11:32玉置神社鳥居(跡)11:45-12:10林道分岐-12:30九重林道