高野山のふもとに開けた盆地、天野の里を
取り囲む山々を4分の1周してきました。
[天野の里周辺図-GPS-3D軌跡]
落葉が進みつつある
丹生都比売神社にも立ち寄ったのち、
笠松峠から星山峠までを歩いてきました。
[丹生都比売神社の紅葉]
[石造五輪卒塔婆群]
白洲正子氏は、天野の里について、
興味深いことを記しています。
「こんな山の天辺に、田圃があろうとは想像もしなかったが、それはまことに「天野」の名にふさわしい、天の一角に開けた広大な野原であった。もしかすると、高天原も、こういう地形の所をいったのかも知れない。(中略)神武天皇が国見をされたという国見岳、神体山の愛宕山……」
ここでの国見岳は誤りで、
神武峰(小都知の峯)だろうと思いますが、
もう一峰の愛宕山を特定したいという思い
での計画です。
しかし、愛宕山について、別資料では、
愛宕神社が2ヶ所、書かれていたり…。
ということで、ここではかつらぎ町の
旧村「三好村地図」を参考に愛宕山を
特定しています。
[天野の里周辺図-GPS軌跡]
[四等三角点]
[愛宕山山頂の祠跡だろうか?]
[愛宕神社]
[柳沢明神]
[西行妻娘宝筺印塔・鬼王団三朗の墓]