久しぶりの山歩きです。
朝の気温がいっきに下がって
出発時の気温は23度でした。
昨日までの、あの暑さがうそのようです。
赤とんぼが、目の前に飛び回り、
柿の実も、幾分か色づきつつある
ようにも…。
秋は、もうすぐです。
三谷坂は、昨年世界文化遺産に追加登録
されたコースで、道標等も完備しており、
危険個所は、全くありません。
今回下山ルートとして使用した教良寺へ
の道も、問題なく歩けました。
[GPS軌跡]
さて、下山ルートの六本杉峠には、
かなり古い「板碑」が立っているのを
ご存じですか。
よく町石と間違う方も多いようですが…。
六本杉峠から二つ鳥居に向かって、
すぐ右に立つ石碑が、「板碑」です。
風化が激しく、碑文を読み取ることが
困難となっていますが、向かって左側面
に「天野路 法眼泰勝」とあり、
右側面には建立年の「建治二年」、
そして正面には「奉為前大僧正聖基」の
文字が刻まれています。
これは、聖基という大僧正のために、
泰勝という法眼が作らせた道標を兼ねた
「板碑」と言われています。
大僧正聖基という名前は、慈尊院から
丹生官省符神社に登る石段脇の180町石
にも刻まれています。
近くを歩く機会があれば、一度、
じっくり「板碑」を眺めて見てください。
[六本杉峠の板碑]
[板碑の左側面の碑文]
[GPS-3D軌跡]
[丹生酒殿神社]
秋にはイチョウがきれいに紅葉、
ライトアップされます。
[鎌八幡宮]
[笠石]
[笠石]
よく見ると……
[経文岩]
[涙石と排水]
[頬切地蔵]
頬に傷があります
[まっとう岩]
[丹生都比売神社の外鳥居と輪橋]
[輪橋]
[丹生都比売神社の境内図]
[院の墓]
[二つ鳥居]
[120町石]
[展望台から天野の里を望む]
[右、じそんいんみち 左、ざいしゃうみち]
[教良寺の集落と紀ノ川を望む]
[狩場明神矢根研石]
[コースタイム]
かつらぎ公園7:30-7:50丹生酒殿神社8:00-8:45笠石8:50-9:20頬切地蔵9:50-10:05笠松峠10:05-10:30丹生都比売神社10:45-10:55院の墓-11:15二つ鳥居11:40-12:23六本杉12:30-12:50教良寺分岐13:00-13:25八幡神社13:30-13:45狩場明神矢根研石13:46-14:20かつらぎ公園