北山村の近畿自然歩道、
「いかだ道」を歩いてきました。
かつて北山村で伐採した木材は、
筏師たちが、いかだを組み、
北山川を新宮方面へと流しました。
北山川を下った筏師たちは、
そののち、陸路「いかだ道」を通って
帰路に着いたと言われています。
[瀞峡-田戸、瀞峡巡りの船着き場]
[田戸-東野峠-小松の峠越え GPS軌跡]
今回、大森山の北山腹370メートル
近くの東野峠越えのいかだ道を、
田戸から小松まで歩いてきました。
ところどころ、土砂崩れ跡もあり、
近畿自然歩道に指定されている
ものの、決して整備されたルート
とは言えそうにありません。
通行はできましたが、ゴロゴロした
岩が転がっていたり…。
思わぬアップダウンもあり、
とはいえ、
約3時間ほどをかけて歩き通しました。
しかし、現在では、この峠越えも、
車で、東野、有蔵、そして
小松トンネル利用すれば、
約5分ほどで、あっけなく通り抜けて
しまいます。
歴史の流れとはいえ、何だか感慨深い
ものを感じる共に、
かつての筏師たちの苦労に敬服して
しまいました。
[GPS軌跡]
[田戸から東野峠への入口]
[東野に向けて出発]
[秋葉神社]
[東野の集落跡]
[いかだ道]
[いかだ道の吊り橋]
[北山川]
[小松付近の北山川]