三重県の山

『山と高原地図』シリーズの「2024年版高野山・熊野古道」が発行されました

私ごとで恐縮ですが…昭文社の『山と高原地図』シリーズの2024年版「高野山・熊野古道 伯母子岳」が、出来上がりました。今回の2024年版においては、高野山から熊野古道・中辺路につながる 『奥辺路』のルートを新設しました。その他、一部、修正等を行ってい…

山と渓谷誌2024年新年号で「明神平・前山」を紹介しました

私ごとで恐縮ですが…、 『山と渓谷』誌の2024年1月号で、 「明神山・前山」のコース紹介をしました。 今月の特集は「日本百名山・二百名山」です。 「山の便利手帳」との3冊セットの新年特別号です。 よろしければ、手にとって読んでみてください。 前山へと…

『紀伊続風土記』の水谷滝の所在について

いつもお立ち寄り下さり、 ありがとうございます。 さて、今日は、 『紀伊続風土記』に記された 熊野川支流の「水谷滝」について 考えてみようと思います。 暇つぶしに、ちょっとばかり、 お付き合い下さい。 「第一の大河なるを似て 熊野川の名あり、 本宮…

蛇和田滝は、三重滝とも呼ばれ、 三段合わせての滝名

いつもお立ち寄り下さり、 ありがとうございます。 当ブログでは、 主に山歩き等について 書き綴っていますが…、 今日は、かなり以前から 気になっていた滝情報について 少し書いてみようと思います。 ちょっとばかり、お付き合い下さい 今回取り上げるのは…

『山と高原地図』2023年版で伊勢路が追加!!

私ごとで恐縮ですが… 昭文社の『山と高原地図』 シリーズの 2023年版 「高野山・熊野古道 伯母子岳」が、 出来上がりました。 今回の2023年版においては、 これまでの高野山、中辺路・大辺路 ・小辺路に加えて、 「伊勢神宮」への道、 伊勢路の地図を新設し…

『山と渓谷』12月号が発行されました

『山と渓谷』誌の12月号が 発行されました。 今月の特集は、 「全国雪山登山ベストガイド」です。 関西の山としては、 「氷ノ山」 「赤坂山」 「稲村ヶ岳」等が 紹介されています そして、私ごとで恐縮ですが…、 「季節の山歩き」の 『街展望の山へ』 のコ…

「矢の川峠明治道」から尾鷲トレイル道経由で高峰山へ。

通称「矢ノ川峠明治道」で 呼ばれるルートで高峰山に登ってきました。 データ整理に手間取り、 投稿が遅くなって(前後)しまいました。 「矢ノ川峠明治道」は、 江戸時代、デンガラ越えと呼ばれていた 矢ノ川峠越えを、 明治に入って、新たに開削したルート…

片川川のアユドマリの滝・雌滝・雄滝へ

今日は、尾呂志川支流、片川川まで滝探索。 目的は、片川神社から片川川の橋の下に懸かる 雄滝までの谷歩きです。 まずは片川神社にて滝探索での安全を祈願し、 入渓。 世の中、コロナ騒ぎで、 三密の回避を呼びかけられていますが、 ここでは川幅いっぱいの…

みどりの尾根、シロヤシオも終盤!!

新型コロナの影響で、県跨りの自粛から、 ようやく実現した大台ヶ原です。 といっても、東大台・西大台のコースではなく、 11年ぶりの「みどりの尾根」です。 「昼過ぎから雨…」の天気予想。 大台ヶ原駐車場が、近づくに連れて雲行きが 怪し~く~なってきま…

トロトロ坂から桃太郎岩、保全ウオーク

F氏の紹介で、トロトロ坂の保全ウォークに 参加させていただきました。 片川公民館をスタート、トロトロ坂を登り、 風吹峠で昼食、桜峠、桃太郎岩を経て、 片川に戻ってきました。 各自、カマ・レーキなどで、杉の枝や落ち葉、 倒木の除去などなど…。 私はも…

馬越峠から天狗倉山を経てオチョボ岩へ

"思い立ったら吉日" "いざ-、伊勢路へ"、 伊勢街道の馬越峠から天狗倉山を 周回してきました。 あっちこっち…、寄り道をしたため、 スタートが午後の2時少し前…。 山登りの鉄則からは大きく かけ離れてしまいました。 …と思って、 歩き出しましたが、 同じ…

今年最大の寒気団!!? 三峰山へふたたび

今年、最大の寒気団が…、 昨日の雨雲動き… そして昨日、三峰山に登った方のブログ… が決め手となり、 ふたたび三峰山へGO!!。 同じように思われた方も 多かったのでしょう…、 青少年旅行村の登山口駐車場は、 平日にもかかわらず、 10数台ほどの先客です…。 …

ポカポカ陽気の三峰山(三畝山)へ

今年は、いたって過ごしやすい冬といいながら…、 何時になったら雪が降るのだろうか? …とヤキモキ。 そして明日からの数日間は、聞き慣れない 言葉の菜種梅雨に突入…、 ということで、久しぶりに三峰山へ。 といっても…、日程だけは以前から 決めていたので…

南紀・熊野古道の紅葉を駆け足で…

南紀・熊野古周辺の紅葉を駆け足で巡ってきました。 中辺路・福定の大イチョウの黄葉を皮切りに、 一方杉・とがの木茶屋、 滝百選のひとつ、布引の滝と荒滝と瀞峡、 発心門王子、 最後には小雲取越えの百間ぐらへ。 今年の紅葉は、まだ少しばかり… 楽しめそ…

三国岳から忍者岳・油日岳へ

滋賀県と三重県の県境の山、 国見岳から忍者岳・加茂岳・油日岳を 周回してきました。 登山口の奥余野森林公園付近は丁度、 紅葉真っ盛り…。 ゾロゾロ峠から国見岳に登り、那須ヶ原山を ピストンする予定でしたが…、 いきなり、大きな不覚をとってしまいまし…

朝明渓谷からハライド・国見岳・根の平峠を周回

"雨模様"の天気予報に、一時は中止も…、 急遽、決行。 結果的にはラッキーな一日になりました。 千草街道の伊勢側からの入口、朝明渓谷を スタート、まずは激登りでハライドへ。 急下降し、ふたたび激登り、キノコ岩、 国見岳、根の平峠を周回、 朝明渓谷に…

木地師の里、「ほしやたわ滝」「オン滝」「メン滝」へ

木地師の里と伝えられる 天瀬谷の滝探索に行ってきました。 今回の目的は天瀬谷の "オン滝" "メン滝"の位置特定のための滝探索です。 天瀬谷は、最近、ネット上に多く掲載されている 沢登りコースのひとつです。 暗くて細い天瀬谷の枝谷を登っていくと、 突…

涼しさを求めて…、赤目四十八滝へ。

涼しさを求めて…、 赤目四十八滝の滝探勝です。 自由参加の会の7月例会です。 夏は暑いものと分かってはいるものの…、 さりとて、わざわざ暑いところの山歩きも… といったところでしょうか?。 暑い時期の山歩きのコース選定は、 苦労しま~す。 ところで、滝…

新荷野手峠から一年先取りの子ノ泊山へ

子の泊山は十二支の"子(ね/ねずみ)"の字を 冠する山として知られています。 全国に"子"の字が付いた山は少なく、 当然ながら、ここ子ノ泊山では、 "子"の年に、いっそうの賑わいを見せます。 来年の令和二年が、まさに"子"年の山であり、 私たちは 一年先…

甑山(こしき山)から倶盧尊仏へ

紀宝町相野谷川の西側に聳える 甑(こしき)山に登り、 その後、大津荷林道を経て倶盧尊仏へ。 "こしき山"について、 東紀州10マウンテンの会『東紀州の山々』に、 以下のように記されています。 「八町坂の入口から、 凡そ1キロメートル弱、 標高差にして200…

熊野古道・本宮道が通る一族山へ

熊野の大きな山塊、一族山に登ってきました。 入鹿頼兼一族にちなんだ山名で、 「大峰一族山」、地元では「大峰山」とも 呼ばれています。 [苔むした石畳の空間が…] 一族山山腹には、伊勢から熊野三山に向かう 熊野古道・本宮道が通じています。 風伝峠を越…

湯の谷の布引の滝は最高!!

夏は、やはり「滝」が良いですね。 「滝ヤ」という呼び名があります。 山ヤでもなければ、沢ヤでもなく、 いわゆる「滝マニア」といったもの でしょうか。 私も、この「滝ヤ」として、 関西の主立った滝巡りに、 はまっていた時期がありました。 そんな折、…

トロトロ坂から筏師の道、宮の坂越え

少し変わったネーミングが気になっていた ところのトロトロ坂と筏師が歩いた道を 歩いてきました。 [3D-GPS軌跡] [桃太郎岩] 今回の歩行ルートは、 小板橋淳氏の著書「紀州・熊野の峠道」 筏師の道「宮の坂越」を参考にしました。片川集落を起点に、まずはト…

高野山・熊野古道・伯母子岳の目次

51.山と高原地図 2019年版 [高野山・熊野古道・伯母子岳] <2019年版の主な改訂・追記箇所>・九度山駅からの高野下駅間の槙尾道の追記・富貴・筒香古道の追記・山天の高・赤谷峰のルート追記・峯栃山(ムネドチの頭)のルート追記・小原峰・行仙岳のルート修正…

雪の藤原岳へ

絶好のタイミングで、 今年最初の鈴鹿山系の藤原岳に 登ってきました。 [3D-GPS軌跡] [GPS軌跡] このところ、寒くなったり、 少し寒さも緩んだりの繰り返し!!、 それでいて日本海では大雪が…。 ヤキモキしながら、このところの 天気予報と、にらめっこです。…

【大吹峠から松本峠、鬼ヶ城へ】

熊野古道の伊勢路ルート 「大吹峠から松本峠を越えて、 鬼ヶ城遊歩道」を周回してきました。 (2017/11/6)。 [3D-GPS軌跡] 3つの峠越えは、少し欲張りすぎたかも… と思いながら、無事到着しました。 トレーニングとしては最高です。 今回歩いた伊勢路は、整…

【瀞峡からツエノ峰へ】

雲海景勝地として知られる ツエノ峰に登ってきました。 [瀞峡] [GPS-3D軌跡] 三重・奈良・和歌山3県の県境にある 峡谷として知られる瀞峡の田戸から 瀞峡巡りのウォータジェット船の休憩地 を上から見下ろす形で、 吊り橋の山彦橋へ。 その後、断崖絶壁のい…

【雪の造形美を満喫 御池岳】

鈴鹿山系の最高峰、御池岳に友人3人と 登ってきました。 実はこれだけ良く知られた美しい山で あるにもかかわらず、御池岳は "鈴鹿セブンマウンテン"に選ばれていま せん…。 しかし、御池岳から鈴北岳へと連なる稜線 と日本庭園、テーブルランド、ドリーネの…

【入道ヶ岳から眺望を満喫】

鈴鹿セブンマウンテンの一山、 入道ヶ岳に登ってきました。 コースは、北尾根から北の頭を経て 入道ヶ岳山頂へ、 下山は二本松尾根という、 定番コースです。 [鎌ケ岳・御在所岳を望む] ここ最近の気温と天候で、 さほど雪の期待はしなかったものの、 山頂か…