【落ち葉の絨毯、ブナ山・高時山】

今日も先日に引き続き、

風屋ダム湖近くのブナ山と高時山に、

友人3人で登ってきました。

移動性高気圧のポカポカ陽気の中。

落ち葉の絨毯の上を

「カサコソ、カサコソ」と歩く足の

感触がたまらなく気持ち良かった

ですよ(^^)。

[二等三角点のブナ山山頂]

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[GPS軌跡]

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[樹林のすき間から雪を被った八経ヶ岳]

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[3Dによるコース図]

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風屋ダム湖畔から九十九折れの狭い

車道を登りきったところ、

まさに天空の郷の集落、「高津」へ。

高津と書いて「たこうづ」と読むよう

です。

 ここ高津集落から三里越えの古道(※)

を高津峠に登り、尾根伝いにブナ山と

高時山を目指します。

[高津集落]

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[三里越えの古道を歩く]

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[高津峠は間近]

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[ブナ山への道]

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[ブナの林…尾根分岐近く]

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ブナ山は自然林のきれいな山で、憩う

には最適です。

残念ながら、

展望にも恵まれない山でしたが、

落ち葉の絨毯を歩く足の感触は、

たまらなく気持ちよかったです。

下山は、ブナ山の北尾根を高津集落

まで周回しました。

このコースを歩く人が少ないようです。

分岐点が分かりづらく(テープ有り)、

尾根の激下りもあります。

[二等三角点のブナ山山頂]

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[広い道を高津集落へ] 

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[コースタイム]
高津集落08:30-09:30高津峠09:35-09:55三里山10:00-10:15高津峠11:30-尾根分岐11:40ブナ山11:45-12:15高時山13:15-13:40ブナ山13:55-14:05尾根分岐-15:05高津集落

 

 

※【三里越えについて】

十津川村北部の中心集落『上野地』

から十津川沿いに南下していくと、

『川津』、『風屋』の集落があって、

この川沿いのルートが西熊野街道

呼ばれています。

三里越えは、上野地の南で山に入り、

『高津』の集落を経由して高津峠に

登ります。

その後、高時山の西山腹を長々と

トラバースして、

『滝川』又は『風屋』に至るまでを

三里越えと呼んでいます。

三里越えは近世以前の道として利用

されていたようです。

                       [end]

 

 

【ブナの林がきれいな法主尾山】

法主尾山と書いて、「ぼうずおさん」

または、「ほっすおうざん」と読むよう

です。

十数年前に一度登ったことがありました

が、今回が2度目です。

[8合目近くのブナの林。少し雪が残っていました]f:id:hikojima:20170309171735j:plain[ルート図]f:id:hikojima:20170309174546j:plain

出発前の気温は2度ということで、

少しモチベーションが下がり気味…。

しかし、しかし…

暖かい陽の光にも助けられ、

心地よい汗をかきました。

また8合目近くのブナ林の美しさは

格別で、樹林のすき間から、雪を被

った大峰山脈を眺めながらのひととき、

心が落ち着きます。

コースは、風屋ダムの南から尾根に取

付きます。

登山道は、尾根に沿って続いており、

少し踏み跡の薄いところがあるものの、

尾根を外さなければ、問題なく山頂に

至ります。

[GPS軌跡]f:id:hikojima:20170309171902j:plain[風屋ダム湖]f:id:hikojima:20170309172620j:plain[サイレン塔…三等三角点]f:id:hikojima:20170309171947j:plain[展望地から高時山と足元に風屋の集落、風屋ダムを望む]f:id:hikojima:20170309172109j:plain[ブナの林…右側が切れ落ちている]f:id:hikojima:20170309172228j:plain

f:id:hikojima:20170309172240j:plain[先客の足跡?]f:id:hikojima:20170309172553j:plain[法主尾山山頂の三等三角点]f:id:hikojima:20170309172247j:plain

[コースタイム]

風屋ダム(9:00)-(9:20)サイレン塔(9:25)-(10:20)802m峰(10:25)-(10:50)ブナの林(10:55)-(11:25)法主尾山(11:30)-(11:50)ブナの林(12:10)-(12:30)802m峰-(13:00)展望所地(13:10)-(12:20)サイレン塔(12:25)-(13:40)風屋ダム

 

 …追伸…

 

『日本山岳ルーツ大辞典』には、

「坊主に同じで、山峰が頭を丸めた

坊主頭のようで、そのうえ尾根の美

しい山ということ」と記されています。

[end]

 

 

【見頃の梅林と四石山】

「地図読みテクニック入門」講座の自由

参加のハイキングで、総勢14名、梅林で

知られている金熊寺から四石山のハイキ

ングを楽しみました。

 

 金熊寺梅林からの四石山へのコースは、

谷から尾根への激登りと激下り、そして

激登りが連続します。

と言っても、

目指すは400メートル足らず(384.4m)の

山頂です。

春らしい陽気の中、

気持ちの良い汗を流しました。

 ルートは、やや不明瞭なところもあり

ましたが、テープ等が至るところに付け

られており、注意して歩けば、山頂まで

導いてくれます。

 

金熊寺梅林では満開の梅林を堪能。

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青い空とちょうど見頃となった梅林で、

おでん片手に早々の大休憩

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[GPS軌跡]

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左手に梅林を眺めながら進みます

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その後は谷から尾根への激登りと激下り、

そして激登りが待っています。

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ウバメガシが茂るきれいな尾根

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自然林の美しい山道

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再び登り。山頂まであと少し

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四石山山頂の道標。

「近畿自然歩道」の立派な道標が

設置されていました。

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近畿自然歩道の谷への下り

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「わんぱく王国」に向けての激登り。

ルートもきれいに整備されていました。

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わんぱく王国の寒緋桜は満開でした

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 次回も楽しい山を歩きましょう!

【コースタイム】
金熊寺バス停(9:05)-(9:15)金熊寺梅林(10:10)-鉄塔尾根-(12:15)四石山(13:00)-(13:30)谷分岐(13:35)-(14:05)わんばく王国(14:20)-(14:25)山中渓駅

                             [end] 

【入道ヶ岳から眺望を満喫】

鈴鹿セブンマウンテンの一山、

入道ヶ岳に登ってきました。

コースは、北尾根から北の頭を経て

入道ヶ岳山頂へ、

下山は二本松尾根という、

定番コースです。

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[鎌ケ岳・御在所岳を望む]

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ここ最近の気温と天候で、

さほど雪の期待はしなかったものの、

山頂からの360度の眺望は期待以上でした。

[綿向山にズームイン]

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[山頂まで1.3kmほど、前方に入道ヶ岳を望む]

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[北の頭までもう少し]

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[鎌ケ岳と御在所岳]

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[北の頭の草原]

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[入道ヶ岳山頂]

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[椿大神社]

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[コースタイム]

椿大神社駐車場9:30-9:55登山口10:00-10:40避難小屋-11:40北の頭11:50-12:00入道ヶ岳12:40-13:22滝ヶ谷分岐-14:10椿大神社-14:20駐車場

[コース3D地図]

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[end]

 

 

【豆街道を歩く】

「玉川峡を守る会」の有志三人と、

高野古道の「豆街道」と「六尺道」

を歩いてきました。
豆街道を歩くのは今回はじめてです。

 

豆街道は、野迫川村において、

大規模に高野豆腐の製造が

行われていた頃、

原料となる大豆を橋本から

玉川峡沿いに点在する、

やどり集落(宿・杖ヶ薮)を通り、

野迫川村に運んだ道と言われています。

豆街道は江戸時代後期まで

利用された道で、

見事な石積みが残っています。

 

[GPS軌跡]

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しかし南宿から杖ヶ藪間の豆街道は、

全体的に古道の痛みが

激しいように感じました。

とはいえ、杖ヶ藪、倉の辻峠間、

護摩の壇からの六尺道は、

石積みをはじめ、

岩を削り取った道など、

歴史の雰囲気を味わいながらの

古道歩きを楽しむことができました。


ちなみに、六尺道は、

宿から高野山に登る道で、

六尺の幅を有していたと

言われています。

[やどり温泉前の豆街道入口]

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[豆街道の石積みを歩く]

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[杖ヶ藪]

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[丹生神社]

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[弘法大師像]

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[展望所から護摩の壇を望む]

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[立尾(六尺道)の展望地]

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    [end]

 

 

【龍門山山頂でほっこり!】

2017年2月19日、

以前から気になっていた

穂落ルートから龍門山に登って来ました。

朝の冷え込みはあったものの、

日差しが暖かく、心地よい汗をかきました。

[龍門山山頂から淡路島・大阪湾を望む]

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山頂からは、

淡路島から和泉山脈

くっきりとした眺望を楽しみました。

龍門山山頂からは、

西から東へ、

俎石山-雲山峰-淡路島-四石山-

明石海峡大橋-大阪湾-三峰山-

燈明ヶ岳-和泉葛城山-紀ノ川

が一望できます。 

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[平池から龍門山を望む]

この付近からは、

紀州富士の風格があります。

(2013/9/29撮影)

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本ルートの入口の看板に、

平成21年紀の国森づくり基金活用事業

として開設したことが説明されていま

したが、その後、

まったく維持管理されていないようです。

集落近くの分岐点は、

しっかりと道標が設置されている

にもかかわらず、山中に入ると一変、

階段が朽ち果て、

せっかくのハイキングルートが

無惨な状態になっています。

しかし、地図と磁石さえあれば

問題ないでしょう。

自然林の森は気持ちいいです。

[磁石岩分岐です。雪が残っていました]

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[磁石岩]

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[龍門山山頂]

頂上に到着~
快晴で気持ちいいです。

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[明神岩]

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[ハンググライダーテイク・オフ基地]
風待している模様。

これだけ並ぶと壮観です。

眼下に紀ノ川を望む

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気持ちよさそう!

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梅の花も満開です。

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 [end]

 

 

【真っ白な高野三山】

また、又の今年三度目の高野山です。
と言っても、今回は、N氏と二人です。

まじめに高野三山を歩き、

今回も思いっきり雪を楽しみました。

 

奥の院参道の入口です。

何とか歩けるように雪かき

されていましたが、

この状態です。

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「三山めぐり」碑を見て、右へ。

奥の院峠を目指します。

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おそらく2~3日前歩いたと思われる

トレースに沿って登っていきま~す。

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奥の院

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摩尼山に登った頃には、

青空が広がってきました。

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正面の樹林のすき間から、

楊柳山が見えています。

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徐々に雪が深くなってきます。

この付近は、まだ余裕がありますが…。
3日前の果無山のラッセル敗退の

悪夢が冷めやらぬうちに、

またもやのラッセルに突入です…。

と言いながら、

わざわざ、雪狙いの山登りに来ている

のも事実ですが…。

山バカですわ。

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楊柳山山頂の祠も雪で埋まっています。

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こちらは子継峠

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終始ラッセルの連続です。
思っていた以上の雪に悪戦苦闘…。
転軸山への登り下りが

最も雪が深かったです。

今日の高野山スキー場です。

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ともあれ、

何とか三山を歩き通すことができました。

疲れた~。

Nさん、お疲れ様でした。

-END-

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